永井明のレビュー一覧

  • 医龍 18
    【人間同士、どんな関係であってもその間に権力は存在する。】
    【親友や恋人同士であっても、例外ではない。 人間というものを美しいと思うなら、 権力もまた美しい。】



    【――僕は、 権力が欲しいのであって、ポストが欲しいわけじゃない。】
    【どうせ明け渡さなければならないポストなど、 くれてやる。】
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  • 医龍 6
    私はセンセイと兄を、 どうしても並べて見てしまうんです。
    論文のために朝田先生の才能を利用し―― やがて自分の都合で切り捨てる。
    真面目で堅くてどことなくモロい、 そんな性格も似てる…かな。


    ………そうね、 あなたから見れば何も違いはないわよね。

    そうじゃないんです。
    兄は医局で生き残るために...続きを読む
  • 医龍 10
    そういえば、 いつもニコニコしてるママが……
    一度だけ、 顔を真っ赤にして怒った時がありましたね。

    …小学校3年の時、ママが離婚することになって… なんだか僕はすごくモヤモヤした気分になってて…
    夜中に家を抜け出して、 次の日になっても町をずっとブラブラしてた…



    何してるの、タケちゃん。 早...続きを読む
  • 医龍 13
    最高クラスの選ばれた者だけのチームも必要です。 だけど僕が求めてるのは、もっと普通の当たり前のチームです。
    みんなが患者のために普通に努力して、 もし一人が欠けても誰かが代わりをやれるチーム。
    故障して動かないなんて事は決してないチーム。

    バチスタチームのように一つしかない特別なものじゃなくて、ど...続きを読む
  • 医龍 15

    木原。



    もう、 何も心配する必要はない。

    君の処分はなくなった。
    【俺が医局の連中の名前を覚えたのは、】
    【戦略。 ――半分はそんな気持ちだった。】

    【朝田にも、】
    【誰にも破れない鎧をまとったつもりが、】






    し、 信じてました
    先生は、 人を切ったりなんかできないって…

    ...続きを読む
  • 医龍 14
    俺を殴れ! 殴れ、朝田。

    殴るんだ!! 【罪の意識が、】
    【俺にあったわけじゃない】 朝田!!
    【なのになぜ、 あんな事を叫んだのか…】

    【今なら、 ………わかる】

    【朝田に全てを、 ぶち壊してほしかったんだ。】
    【出世…プライド……】
    【全てを脱ぎ捨てて……】

    【もう一度、 お前と出会った...続きを読む
  • 医龍 19
    君には、
    この頃やけに共感することが多くてね。

    強いリーダーシップ、 周囲に大きな影響を与える独善的な個性、 そして、
    目的のために、ひたすら駆け続ける執念。

    君が、 一番僕に似ている。


    もし君が、
    その天才的な外科の才能を持ち合わせていなかったら、



    やはり、
    権力を望んだかもしれない...続きを読む
  • 医龍 8
    ……教授は何か、
    勘違いされているようですね。

    私は、 信念を曲げずに生きれるほど強い女じゃありません。



    今の私を動かしているのは、 信念ではなく――
    死んでいった患者の――

    遺志!
    彼らの怨念が、 これからの医局の舵を取る!!

    (第65幕 教授の資質)
  • 医龍 9
    ……私が今までつらい道を選んできたのは――

    あなたと、初めて会った時から、
    ずっと、

    野口よりも、



    ロックはこっちだぜ。


    誰よりも――
    あなたに―― 認められたかったからかもしれない!!

    (第66幕 第二の敵)
  • 医龍 17
    【これから先、 僕が全力で人を救うことをしなかったら、】
    【なんだが… 君を裏切ることになるような気がする…】




    【僕は、 引き受けたよ…】

    僕が医者であることを。

    (第132幕 遺族)
  • 医龍 11
    ………まさか、 まさかこんな術式があるなんて――――
    変性部位を切りとって心臓を縮めるのではなく―

    変性部位を
    二重に重ねて、 心臓を小さくするなんて―――!

    (第83幕 新バチスタ)
  • 医龍 3
    ――私はね、
    生きよう生きようとしている心臓を見ると、 ――いつも赤ちゃんのように思えるの。

    ……赤ちゃん?

    そ。

    誰の胸の中にもいる―― 小さくて、元気な…… 無力な赤ちゃん。

    (第17幕 自殺患者)
  • 医龍 4
    誰かが助けてくれるのがチームじゃねえ。
    死にものぐるいで―― 全員の役に立とうとするのがチームだ。

    (第24幕 加藤の10針)
  • 医龍 5
    …………ごめんなさい。
    ――今はただ、自分が助かった事だけが、うれしいんです!!

    (第35幕 院内倫理委員会)
  • 医龍 20
    ?に至っては内容が脇道に逸れちゃってるじゃん…
    教授戦もいいけどさ〜。
    表紙が朝田先生の貴重なネクタイ姿だからまだいいものの。(何がだよ)
    ドラマはなかったことにしました。
  • ぼくが医者をやめた理由
    医学とは仕事上ほぼ関わりのない日常だからか、医療の世界の「仕事現場」は私にとって非日常であり、刺激です。医療エッセイ好き。この本はちょっと甘めですが。
  • 医龍 1
    患者とのやりとりではなく、大学病院の教授の座を賭けた医者達のバトルが人間味全開で描かれる。どいつもこいつも欲だらけだからこそ、面白い。
  • 医龍 2
    すごい腕を持った医者たちがチームになり助からないような患者さんを助けていく、とても感動的でかつ面白い作品です。
    私は、医龍をテレビで見て本に興味を持ったのですが、よかったです!!
  • 医龍 1
    永井明氏原案。患者不在の血の通わない大学病院で医師、医療の在り方を問うコミックス。ドラマ化され07年にはシーズン2も放送。その医龍1の原作。(全15巻)
  • ぼくが医者をやめた理由
    医療の本当の現場を見てきた医師として、また医師を辞めて医療ジャーナリストとして医療の様々な問題を暴いている。