永井明のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレストーリー:8 画力:9 魅力:9 デザイン:8 構成:8 表現力:8 独創性:8 熱中度:9 センス:9 感動:8 総合:84
元々、ドラマの医龍が好きで読みました
ドラマは1,2と面白かったのですが、3は個人的に失敗だったんじゃないかな・・・と。
そんなわけで、漫画版も読んでみたのですが、全員性格が若干違うんですよね
ドラマ版が好きな人は受け入れづらいかもしれないです
朝田龍太郎はやっぱり坂口憲二でしょう
後、荒瀬もだんぜんドラマ版の方がいいです
いちばんびっくりしたのは、藤吉先生ですね
マッチョすぎだろ!?って思いましたが、逆に漫画版のファンだった人はドラマみて華奢すぎだろ!? -
Posted by ブクログ
ネタバレ卓越した手術技量という戦術を持って、医局医療を変える戦略を進める心臓血管外科のマンガ。
最終巻まで読みました。十分に面白かった。
医局政治の中で、手術を戦術として、戦況の変化と戦略の転換にからみ合って相互に影響を上手に及ぼしているのが、上手いものだと思った。
そして、その戦術は生命を救う行為なのだよね。それを扱うことが軽いはずもなく、重く太いドラマとして関わる人の成長と共に描かれる。
初めから天才であった朝田にはあまり伸び代はなく、物語推進のための道具となってしまったのは、止む終えないところか。
医局制度はこう書かれるとかなり負の要素の多いものだと思える。現在ではここから制度はかなり変わっ -
Posted by ブクログ
題名からして、結構重い深い本かと思ったらぜんぜんそんなことはなく、結局のところ医者を辞めた理由もよくわからないままに終わる。が、医者も私たち会社員と同じように、「一職業」なんだな~となんだか納得させられた。やっていることの内容は違えど、仕事に対して違和感を感じる部分やら、あせりやら、悩みやら・・・。新人のころの失敗談なんかも、自分の新人のときと重なっておもしろく感じられた。
この本の唯一すごいと思うことは、「自分が医者を辞めた」理由を、「正義感」だとか「体制への反抗」だとか立派なことに書き換えてしまうことなく、小さい自分を小さいままに思ったことを書いていることである。新人が会社に入って覚える