高橋由太のレビュー一覧

  • ちびねこ亭の思い出ごはん~黒猫と初恋サンドイッチ~

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     千葉の辺鄙なところにある陰膳を作ってくれるちびねこ亭。近しい人を亡くした人たちが、死者の声が聞こえたり姿が見えるという噂を聞いてやって来る。
    4編の短編からなる話は最後に向かってリンクしている。店主が聞いていた人と違うというのも明かされる。
     死者が現れるのは陰膳があったかく湯気の出ている間のそれも一回こっきりだけ。その刹那が切ない。
     みな驚いて言葉を失い、なんと言ったら良いか分からず、料理が冷めるまでの貴重な時間を減らしてしまうが、ちゃんと伝えたい事は伝え合えた。

     エピソード自体は2編目の小学生同士の初恋を描いた「黒猫と初恋サンドイッチ」が一番好き。切ない。

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    2024年05月30日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~たび猫とあの日の唐揚げ~

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    280ページ
    620円
    4月24日〜4月25日

    書店員の颯太に初めての恋人ができた。やさしくてきれいで聡明で、目が不自由なことなど気にもならなかった。勇気を出してのプロポーズ。だが、期待していた答えは返ってこなかった。そして、帰り道で事故に遭った彼女はそのまま亡くなってしまう。無気力な日々を送る颯太に、彼女の職場の後輩がちびねこ亭を教えてくれる。

    死んだ人に必ず会えるとは限らないという、会えないパターンの話もあった。きっと今後またいつか会える話もあるのだろう。パターンがきまっているのに、不思議と読んでしまう。死んだ人がどう思っているのか、残された人がどう生きていくのか、生きる意味を知りたくて読んでいるのかもしれない。

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    2024年04月13日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~黒猫と初恋サンドイッチ~

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    ある食堂で亡くなった人との思い出ごはん、陰膳を食べるとその人に会うことができるーー。

    兄妹の話、初恋の話、夫婦の話、親子の話…どれも悲しくけれども温かく包まれるようなお話でした。その中でも夫婦の愛が凄く、涙。

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    2024年02月07日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~ちょびひげ猫とコロッケパン~

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    今回も涙がポロっ流れてしまった
    大切な人への想いは、「普段から後悔無いように伝えなきゃ」と思っていても、全てを伝えられるものでは無い。
    失ってから溢れ出てくる想いもあるだろう。
    でも、確かなのは自分が相手に抱く温かい想いが心にあるということ。その姿に、毎回心打たれる

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    2024年01月28日
  • くろねこカフェのおやつ 午後三時の蜂蜜トースト

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    残された大切な人に贈る最後のおやつ。
    現実的に考えて実現するには難しい部分も多いかもしれないけれど、もしそういうサービスがあるなら自分もお願いしたいなと思えるほど素敵だなと思った。

    思わずグッとくる場面が何度もあった。

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    2024年01月20日
  • 都会のエデン~天才刑事 姉崎サリオ~

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    そこまで表紙を見ずに購入したが
    マツコ・デラックス似のサリオ刑事が出てきて
    表紙戻った瞬間に笑ってしまった。

    事件ではあるけれど
    なんだか切なかったな~。

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    2023年12月19日
  • くろねこカフェのおやつ 午後三時の蜂蜜トースト

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    ネタバレ

     父親が葬儀会社の代表、母親が喫茶店の店長の下に生まれた兄妹が、兄が喫茶店店長、妹が葬儀会社の代表を引き継ぎ 残された人を癒す場所を提供するのだが、ある日喫茶店の店長である兄が頭に腫瘍があって急に倒れ、命の危機に瀕する 。 動揺する妹と、葛藤とリハビリに取り組む兄の姿を描いた物語です。

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    2023年11月06日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~三毛猫と昨日のカレー~

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    故人との思い出に、味覚は優しく寄り添ってくれるものなんだなという事を改めて感じた。
    私と祖父の思い出ご飯、食べに行きたいな、、、

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    2023年08月12日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~黒猫と初恋サンドイッチ~

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    ネタバレ

    千葉の海辺にある食堂「ちびねこ亭」
    この食堂で、故人との思い出のごはんを食べると、その故人の声が聞こえたり、会う事ができるらしい…

    この世に沢山の思いを残して、逝かざるをえなかった人達。でも、残された人達にもやりきれない思いはあって。
    再会できるのは、ごはんがあたたかい間。
    その短時間で精一杯の思いを伝え合う姿に泣けた。

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    2023年06月28日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~ちょびひげ猫とコロッケパン~

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    ちびねこ亭シリーズ
    大好きです。

    どのお話も切なくて。

    「白猫とおにぎり」は
    辛かったです…。
    ちょっとのすれ違いや勘違いで、
    実際にもこんなことが
    起こってしまうんだろうな。

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    2023年06月25日
  • 贄の白無垢 あやかしが慕う、陰陽師家の乙女の幸せ

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    初めて読んだ作家さんでしたけど、大変面白かったです。続編が出るのを楽しみにしてます。
    他にもオサキシリーズがあるようなので先にそちらから読んでみようと思いました。

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    2023年05月18日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~からす猫とホットチョコレート~

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    必殺仕事人のように死者がいないと進めない話。
    残された者と先に逝く者のお互いの気持ちが現れていて、切ない。残された者が前向きになれて、生きる希望を抱く傾向は素敵。私も思い出ごはんを食べたい。

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    2023年04月04日
  • 作ってあげたい小江戸ごはん3 ほくほく里芋ごはんと父の見合い

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    引き続き、たまきちゃんにハマり
    次が待ち遠しいのは久しぶり

    今回はホロリとするところもあって
    ますますファンになりました

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    2023年03月25日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~からす猫とホットチョコレート~

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    安定して温かな気持ちになれるシリーズです。
    だんだんと複雑な人間関係になっていくような気がしますが、かえって現実感があります。
    人とのお別れは悲しいですが、互いに会いたいと思える相手がいるのは幸せだなと。
    叶うなら悲しくても生きていく勇気がもらえるお話しです。

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    2023年02月25日
  • あやかし和菓子処かのこ庵 マカロンと恋する白猫

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    かの子が色々な人?に出会い成長し、ほっこりなお菓子店。朔と親との関係にもニヤニヤ。続きが楽しみです。

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    2023年02月10日
  • 都会のエデン~天才刑事 姉崎サリオ~

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    マツコ似の刑事という設定で容易に風貌が想像できて面白かった。予想を反した展開であり読み易くて良かった。また続編もあれば読みたいです。

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    2023年01月20日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~たび猫とあの日の唐揚げ~

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    シリーズ5弾。
    亡くなった人に会える店。
    皆がそれぞれの思いでこのお店を訪ねる。
    今回の作品の中で1番気に入ったのはお店に行ったのに奥さんに会う事が出来なかったお話。
    今回会えなかった事が生きていく楽しみ、次回会える事への楽しみに気づける。
    未来へ、明日への楽しみを見つける事が出来た。
    必要なのは今会える事ではなく、今の生活を楽しむ事。そして奥さんとの再会を1番の楽しみに。
    亡くなった人も生きている人も幸せな気持ちになれるお話。

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    2023年01月14日
  • 作ってあげたい小江戸ごはん たぬき食堂、はじめました!

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    ネタバレ

    目次
    ・霜降り月の泡雪――つんつん玉子
    ・六出花(りくしゅっか)の朝――つるつる豆腐
    ・探梅行――ほっこり山おやつ
    ・梅擬(うめもどき)――じゃない尽くし
    ・寒卵(かんたまご)――おもいで厚焼き玉子

    飲み会に行く前にお金を崩しておこうとなんとなく買った本がシリーズ物の3巻だったので、改めて1から購入。(思わぬ散財)
    しかもタイトルの「小江戸ごはん」を勘違いしていたという体たらく。
    なんとなく、江戸時代の料理本を見ながら現代風にアレンジして提供するのかと思っていたのです。
    「小江戸」=川越のことでした。
    落ち着いて考えたらそうだよね。
    川越の特産品を使った料理=小江戸ごはん

    さて、のっけから違和感です。
    ”川越は、日本を代表する観光地である。”
    そうか?
    代表してる?
    ”有数の”でも言い過ぎだと思うぞ。
    川越に行きたいとは思っていたけど。
    あの街並みがいいよね。
    でも、関東圏の人は観光とは思っていないと思う。
    食べ歩きに行くんじゃないの?それ、私だけ?

    閑話休題。
    想定の息を超えない、安定した物語。
    その中で、ふいに訪れ勝手に看板娘になったたまきの存在が鍵なんだろうけれど。
    このままのたまきで最後まで行くのかしら?
    それともどこかで正体ばらす?
    どちらでもいけるように、一応伏線は張ってあったけれども、どちらにしてもたまきの食欲をおさえない限り遠からず店はつぶれると思う。

    それと、シリーズ化を考えていなかったのか、本の最後にくるまで大地の父がしゃべらなすぎ。
    食事を食べなくなったわけも、厚焼き玉子の謎も。
    それでどれだけ息子が悩んでいるかわかるだろうに。
    口下手の親だって、子どもに向けて話さなければならないことは話さなくちゃダメだよ。
    最後に感動を持ってこようという作者の都合と思うけれど、不必要に息子が悩むように持って行くのはいただけない。

    文句ばかり言うようだけど、あと一つ。
    レシピがあるといい。
    章タイトルの裏ページに川越の名所の説明と行き方を書いてあるのに、肝心の料理のレシピがない。
    あとでレシピ本を出版するつもりとみた。
    あれ?じゃあ最初からシリーズ化をするつもりだったのか?

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    2023年01月07日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~キジトラ猫と菜の花づくし~

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    さらっと読めてちょっと泣けた。シリーズの他のも読んでみようと思う。
    ラノベの連作短編集は読みやすくて好き。

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    2022年10月05日
  • ちびねこ亭の思い出ごはん~ちょびひげ猫とコロッケパン~

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    故人に会いたいと思うときがある、読んでると、ますます会いたくなってしまうそんな本。
    舞台は内房、知ってる地名が出て好きになった本。それだけではない、今回はどんな繋がりがあり経緯があって、そのお店に行きたいのか知ると切なくなりホッと笑みとなる、料理もその土地の物、今回はどんな料理が出てくるのかと楽しみになってくる

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    2022年08月22日