高橋由太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
埼玉県のとある町、父親が一人でやっていた食堂。
父親が心臓発作を起こしたことで息子が帰郷。
代わりに食堂をやることになったのだが。
母親が幼い頃病で早世。
厚焼き卵に悲しい思い出がある主人公20歳。
主人公は西洋料理を修行し、父親の食堂のメニューと食い違い苦労している。
そこに時代錯誤の言葉遣いの可愛い女の子が現れる。
それから、徐々に変化が。
30ページ頃までは主人公のト書き状態の独り言が続き、やや重たい。
ふしぎちゃんが登場してからは面白い。
江戸時代の料理を取り入れたレシピが出てきて、埼玉県の地元食材を大いに生かして美味しい料理が次々に登場!食いしん坊にも楽しいシリーズ第1巻 -
Posted by ブクログ
猫語り。というタイトルに惹かれて読み始めた本。
猫は猫でも、もののけだし、死神の手伝いをしているけど。
文章のリズムが自分に合っているようで、読み始めたら止まらなくなった。
内容としては、人情話。
ときおり、感情移入のしすぎでホロリときてしまいそうなところも多々。
自分が「しま」と呼ばれているために、「おしま」が主人公の『ともだち』は、感情移入が半端なかった。
「おしま」の生き方に自分の生き方を重ね、類似点を見つけてしまったことも起因するが。
「おしま」の決断は、泣けた。。。
でも、彼女は幸せだったと思う。
優しいお話だらけだったな。。
他のお江戸シリーズも読みたくなった。
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購入済み
ポウの恋心があからさまに…
まぁ、前からそんな感じではあったけど、あからさまになったよね…周りも応援してるし。平太くんも応援されてるし、胡桃さんモテ期やなぁ。
佃さんが、嫌な奴だったけど本当は良い奴だった。人間は一筋縄じゃないわね。 -
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1巻丸ごと大事件
これまでの、はんにゃり脱力系騒動とは違って、1巻通して北林家(北林家具店)の騒動をネコそぎ解決していく痛快な回でした!
これはこれで、面白い。 -
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ネコ増えすぎ(笑)
ポウ、まげ太、ユーリからの、キヨシローだのセージだの、ネコがドンドン増えてくる!しかも、どいつもキャラ全開なのを被らせずに、どこまで広げるんだろう…?
毎回、軽くピンチに陥ったり騒ぎが起きたりするけど、それが脱力する結果に着地するので読んでいて楽です。癒されます。 -
購入済み
ネコの常識が面白い
ネコがイケメン男性に変身して、しかも服を着ていないとか、ある意味お決まりのエンターテイメントを感じるのですが(笑)、ネコ達から世界を見るとそうなのか、と興味深い会話が度々出てきて楽しいです。それが正解かどうかは誰にも分からないけど、なるほどそうなんだろうな~と思えるような「ネコ的世界観」なので、作者さんはきっと相当ネコが好きなんだろうな。書いてて楽しいだろな。