高橋由太のレビュー一覧

ちびねこ亭の思い出ごはん～ちょびひげ猫とコロッケパン～

高橋由太

故人に会いたいと思うときがある、読んでると、ますます会いたくなってしまうそんな本。
舞台は内房、知ってる地名が出て好きになった本。それだけではない、今回はどんな繋がりがあり経緯があって、そのお店に行きたいのか知ると切なくなりホッと笑みとなる、料理もその土地の物、今回はどんな料理が出てくるのかと楽しみになってくる

ちびねこ亭の思い出ごはん～黒猫と初恋サンドイッチ～

高橋由太

裏表紙に書いてあったあらすじの通り、「切なくて優しい」話だった。自分の身近な人に置き換えてみたら、やっぱり切なかったけど、奇跡を信じたくなるんだろうなとも思った。

ちびねこ亭の思い出ごはん～たび猫とあの日の唐揚げ～

高橋由太

亡くした人との過去を思う。

それが切ないけれども、癒される。
人は後悔をたくさん抱えて生きているものだから（私だからかな）

過去の人々との愛情の深さを与えられる人は幸せだし、癒される。

あやかし和菓子処かのこ庵 マカロンと恋する白猫

高橋由太 / 前田ミック

餡・ぼたもち・最中・甘酒・しのぶ饅頭・マカロンの6編

最中としのぶ饅頭とマカロンの話がお気に入りです

くろまるの話は悲しかったですね

3人とも恋愛に不器用ですね
その上かの子は鈍すぎる
いつになったら気付くのでしょう

ちびねこ亭の思い出ごはん～キジトラ猫と菜の花づくし～

高橋由太

第3弾

今作も涙なしには読めない…そんなお話ばかりで感動しました。
中でも湊と莉子のお話が特に好きです❁⃘*.ﾟ

うちのにゃんこは妖怪です 猫又とろくろっ首の恋

高橋由太 / いわたきぬよ

　おお、今回は九一郎はいいとこなしですな。

　妖怪たちは何だか先を読んでいるようですが、教えるつもりはないんだろうなぁ。

　そして、今回は雙六一回休みという感じでした。

ちびねこ亭の思い出ごはん～三毛猫と昨日のカレー～

高橋由太

第2弾

前作に引き続き、今作も涙なしでは読めない話ばかりでした。
どの話も良かったのですが、前回登場した熊谷(琴子が所属する劇団の主宰者)の話は特に印象に残りました❁⃘*.ﾟ

ちびねこ亭の思い出ごはん～黒猫と初恋サンドイッチ～

高橋由太

故人との思い出の料理を食べると、料理が冷めるまでの間だけ再会することができるという不思議なお店「ちびねこ亭」の連作短編集。
とても感動するお話ばかりでした❁⃘*.ﾟ
出てくる料理のレシピも載っているので、作ってみたくなりました！
続編も読み進めたいと思います‪(*´꒳​`*)

あやかし和菓子処かのこ庵 嘘つきは猫の始まりです

高橋由太

とても読みやすい。
内容がとてもイメージしやすい、
ほっこりするキャラクター達。
続編出れば読みたいです。

猫は仕事人

高橋由太

必殺仕事人オマージュだが、仕事するのは職業的にそれっぽい人間ではなく飼い猫、というか、化け猫なんだけども

おネエな同心が中村さんなのもご愛敬

ちびねこ亭の思い出ごはん～ちょびひげ猫とコロッケパン～

高橋由太

個人的にはサバトラ猫とみそ汁の話が良かった。
人は、信じたいことだけを信じる。信じたくないことは、バカにする。自分の都合で立場を変える生き物だ。
この文には笑ってしまうほど納得。そしてそれはバカバカしい事なんだと思う。
何が楽しいとか得するかより、何を大切にしたいのかを忘れずにいたい。

ちびねこ亭の思い出ごはん～ちょびひげ猫とコロッケパン～

高橋由太

亡くなった大切な人に会える食堂。私も行ってみたい。 ただ誰かが亡くなっていないと話が進まないので、（必殺仕事人の様に）救われない人が存在するの現実が悲しい。

ちびねこ亭の思い出ごはん～ちょびひげ猫とコロッケパン～

高橋由太

今回もおいしそうな料理と癒される物語を堪能。

思い出のご飯も人それぞれで、人生に立ちはだかることも人によって様々。

だからこそ、読んだ後に救われるんでしょうね。

うちのにゃんこは妖怪です つくもがみと江戸の医者

高橋由太 / いわたきぬよ

ニャンコ丸とぽん太のキャラクターに慣れてきたのが一つ、
ニャンコ丸とぽん太の活躍が楽しかったのがもう一つ。
とってもおもしろかった！

今回は心が温かくなる豆腐小僧と河童のお話が
とてもよかったー

作ってあげたい小江戸ごはん２ まんぷくトマトスープと親子の朝ごはん

高橋由太

　川越にはJR川越駅と西武新宿線本川越駅があり、本川越駅の方が賑やかです。小江戸川越の「たぬき食堂」を舞台にした物語。信楽昇吾・大地父子と500歳以上のたぬきの化身たまき（一見20歳の娘）が営んでいます。高橋由太「まんぷくトマトソースと親子の朝ごはん」、作ってあげたい小江戸ごはんシリーズ№２、2020.5発行、連作短編5話。面白かったです。

ちびねこ亭の思い出ごはん～黒猫と初恋サンドイッチ～

高橋由太

とても優しいお話でした！
出てくる料理も美味しそうでその料理とともに読者の心も温めてくれようなお話。
レシピも載っており、作ってみたいなって思いました。
サバ白猫と落花生ごはんのお話好きです。泣きそうになりました。
あの世でも幸せになれるなんて。
心を温めてくれる良い物語です。

ちびねこ亭の思い出ごはん～キジトラ猫と菜の花づくし～

高橋由太

シリーズの３作目。
今までとは違ってせっかく会えても何を話せば良いのか分からなかったり、でもお互いに相手を思う気持は伝わって。本当にこんな風に話せたら羨ましい。

作ってあげたい小江戸ごはん３ ほくほく里芋ごはんと父の見合い

高橋由太

小江戸、川越の「たぬき食堂」は、父　昇吾の店だ。
父の根強いファンが多くいる。父が体調を崩してから、大地が支えた。

そんな土地の特産物などを生かした、懐かしい味を大切にするたぬき食堂も、大地の腕もあり、ファンが広がりつつある。

幼馴染の悩みや恋愛、昔の馴染みの客とのふれあいを通じて人間的にも成長する物語。

時折尻尾が現れる江戸時代の食にめっぽう強いたまきの存在もユーモアあふれる良い味付けになっている。

ちびねこ亭の思い出ごはん～キジトラ猫と菜の花づくし～

高橋由太

菜の花大好きです。

私は菜の花と牡蠣を使った卵焼きですね。

でも、自分の思い出ご飯は油揚げとニンジンの入れた炊き込みご飯に大根と油揚げのお味噌汁と茄子焼きです。

う、なんて庶民的(;^_^A

ちびねこ亭の思い出ごはん～三毛猫と昨日のカレー～

高橋由太

ちびねこ亭は変わらず思い出ご飯をお客様へ。

人から人へつながる絆もこの作品の魅力なんだろうなと思います。

豆腐の味噌漬け、豚バラの唐揚げ。なんと手のかかる料理が多いのだろう。

それが思い合うということなんでしょうね。