あらすじ
門奈かりんは、有名な老舗のパン屋さんに就職がかなった。しかし、自分にパン職人としての仕事を求められていないことを知ったかりんは会社を辞める。新たな一歩をなかなか踏み出せず、部屋から出ない日々を過ごしていたある日、パン作りの楽しさを教えてくれた祖母が亡くなる。祖母が飼っていた老犬とともに内房の彼女の家で過ごすことに――。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今回は、ちびねこ亭に訪れるパターンが色々あって面白かった。
最初のかりんの話は1番刺さって辛かった。
でも、ちびねこ亭に導かれて救われて、本当によかった。
ポテサラおにぎり、まさかと思ったけど、ポテサラをご飯に混ぜて握るのね。おいしそう。ぜひとも作ってみなくては。
漫画家さんの豚しゃぶの話もよかった。絵本、きっと素敵なものになるね。
春一の脚本で琴子が舞台に立つ姿、早く見たいな。
きっと素晴らしいものになる。
続きが楽しみ。
Posted by ブクログ
いつも優しい物語に癒されます。
亡くなった人への思い、亡くなった人からの思いを伝えられたらと願うのは皆んな一緒。
残念ながら会う事が叶わなかったお話もあったけれども、それはそれで亡くなった側からの別の思いがあってそれは伝わったのではないかと。
生きている人に人生を楽しむように伝えてくれる物語です。
Posted by ブクログ
ストーリーにねこが絡むとわかるとつい手に取ってしまう。
良い味出してるな、登場するねこたち。
亡くなってしまった誰かに対して、
特別な想いを抱いている主人公たちが訪れるちびねこ亭。
そこでの死者との再会によって心が溶けていく。
話しが出来過ぎな気もする部分もあるが、
そこはねこの愛らしさで許してしまう。笑
ちょうど2週間前に亡くなった母と、
母が作る私の好物を想い出しながら読んでしまい、
ちびねこ亭に行きたくなった。