高橋由太のレビュー一覧

  • あやかし三國志、たたん 唐傘小風の幽霊事件帖

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    シリーズ5冊目にして完結~祖母である卯女を差し置き,小風達を救うため江戸城に向かおうとする伸吉の前に閻魔が現れ,頭を冷やすために地獄を彷徨えと落とされる。賽の河原では石を積む子ども相手に寺子屋を開き,小春という若旦那に縁談が持ち上がって大川に身を投げた娘がいて,西の方で寺子屋を開いている関羽雲長の評判を聞く。所葛亮孔明に勝つためには劉備を捜さなくてはならないが,義弟の関羽なら居所を知っているに違いない。修羅道では張飛が関羽の商売敵と戦を仕掛けてきたが,天海がこれを遮る。帝釈天の攻撃になすすべを持たない二人を救ったのは,第六天魔王の上総介だった。大ガラスが運んでいった先には剣樹地獄が控えており,

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    2013年05月21日
  • あやかし三國志、ぴゅるり 唐傘小風の幽霊事件帖

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    あれ?賺されちゃった~堤横で伸吉が拾った行き倒れ寸前の大男を拾ったら,劉備だと名乗る。小風は腰に持っている茶が気になり,しぐれの巾着を差し出して手に入れる。饂飩を食べさせると,劉備は饂飩をやると言い出す。劉備は家出した上総介を心配する伸吉を忘れて,人として生きろと言い,傘平は見合いをして所帯を持てと言う。見合い相手は美和という女で,一時小風を忘れるが,また思い出してしまう。城の近くで饂飩の客として現れたのは天海で,彼が明智光秀だと知って,上総介は鉄砲を射掛けるが天海はびくともしない。江戸湾に唐の船が現れたと聞いて,幽霊達は見物に出掛けるが,夏侯惇や呂布は容赦なく幽霊の首を落としていく。小風は父

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    2013年05月21日
  • もののけ、ぞろり 大奥わらわら

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    宮本伊織を主人公とした物語、第3弾。
    竹千代が女将軍とかの設定にビックリしつつ、大奥のお話。

    何かしらの陰謀を伏線としつつも、一区切りなんですかね。
    あちこちの伝奇のネタが集まってるようにも、、と感じながらさらっと。

    で、ごった煮感がますます進んで、「もののけ」との共棲まで。
    この辺り、『しゃばけ』ぽくもなってきましたかね、なんて。

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    2013年05月21日
  • 妖怪泥棒 唐傘小風の幽霊事件帖

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    核心に迫ってきたけど,収拾つくのかなぁ~一月前から小風の姿が見られない。コンニャク師匠こと伸吉の許に死神もかくやという見窄らしい男が現れ,妻千代を捜して欲しいと「うらめしや」に依頼する。男は22才の大工,吉三郎で,親方の隠居で食うや食わずになり,身を投げようとした大川の橋の上で出会って一緒に暮らし始めたが貧乏に変化はなく,ようや向いてきた運は,火火事の後の普請で,小金も貯まったのだ。閻魔も火事が困るというのは死人が増えるのが嫌なのだが,火付け犯を捕まえる様に依頼する。ちび猫骸骨と八咫丸の姿が見えず,町屋からも子供が攫われている。子供がいなければ,寺子屋も行き詰まる。人攫い捜しも加わった。小風は

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    2013年05月20日
  • 恋閻魔 唐傘小風の幽霊事件帖

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    イラストレーターが代わったかなぁ~猫骸骨の様子がおかしい。閻魔に依頼されてコンニャク師匠を殺しに来た音の助は雪男だが寺子屋に居着いてしまった。音の助はカラクリ人形を携えていて意思を持つものの様に動く。しぐれの商売敵は,紫陽花藤之助という庭に咲く紫陽花の化身だ。龍神になった姉を捜しているというが,道理で雨が降らないはずだ。閻魔から呼び出されて小石川の寺に行くと,閻魔と,手下の暗夜と朔夜は,小風を妻にして羅刹を減らして楽をしたい閻魔の魂胆が透けて出てきた。小風の赤い唐傘は閻魔の手で壊されてしまい,コンニャク師匠は祖母が遺した百鬼夜行図の狐火が時間稼ぎしている間に,祖母と知り合いで今や伸吉の教え子と

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    2013年05月19日
  • 唐傘小風の幽霊事件帖

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    どこかで似た様なシチュエーションを読んだ気がするのは,仁木英之の僕僕先生シリーズ~深川の貧乏寺子屋の師匠・伸吉はコンニャク男で,高利貸しの取り立て屋である熊五郎に怯え,いっそ死んでしまおうかと井戸に近づくと,巫女姿の少女の幽霊・小風が現れた。たすけて欲しいのだろう云う。熊五郎を夜の墓場に呼び出した小風は唐傘と赤い紐を操り,熊五郎に憑いていた悪霊を地獄へ送る。熊五郎の妹・しぐれが取り立てを理由に現れて寺子屋に居着くが,彼女も幽霊で,小風を姉と慕う。小風が連れて行ったのは寺子屋だが,そこには読み書きを習いたい幽霊達が溢れていた。雨の日は幽霊も忙しく休みだが,小風は何処かへ出かけていく。骸骨猫の暮れ

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    2013年05月16日
  • ちょんまげ、ちょうだい ぽんぽこ もののけ江戸語り

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    さくっと読めていい感じ。
    話のテンポが良くて、時代小説とか全然読んだことない人でも読みやすいと思います。
    ぽんぽこと小次郎の掛け合いが可愛くて、思わずニヤニヤしました。

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    2013年05月14日
  • もののけ、ぞろり お江戸うろうろ

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    宮本伊織を主人公とした物語、第2弾。
    今回の舞台は大坂の陣が終わった、江戸になります。

    伊達政宗に、柳生十兵衛、千姫、秀忠と、、人物も多彩に。
    隻眼つながりでこう来るとは、なかなか意外でした。

    なんとなく、児童書的な雰囲気が強くなってきたかな、とも。

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    2013年05月07日
  • もののけ、ぞろり 大奥わらわら

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    ぞろりシリーズ第3弾

    大奥には妖怪がいっぱい棲んでいるという。たとえであれば、それもそうかもしれないと思うが、ほんものの妖怪が集められている。
    相変わらずのハチャメチャ。

    家康、秀忠、幸村の因縁を垣間見せ、これから先を暗示させる。

    話は「ハガレン」から「NARUTO」に移行?
    お気楽に読みましょう。

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    2013年05月04日
  • おにぎり、ぽろぽろ ぽんぽこ もののけ陰陽師語り

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    平安妖怪退治モノ 新キャラ続々 鬼の反乱 牛鬼 紅葉 茨木童子 ぽんぽこの兄=カイ 幼い土蜘蛛 清盛入道の護衛 福原遷都の理由 平氏vs源氏 安倍晴明 ぽんぽこの正体 采女の正体 鬼麿の正体? 采女とぽんぽこの危機 鬼麿はどうする?

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    2013年04月17日
  • もののけ、ぞろり

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    めまぐるしい~宮本武蔵の甥である伊織は亡き母を蘇らせる外法に失敗し,名前を忘れ,弟は白狐になってしまった。弟を人の姿に戻そうとして怪しい人物に近付いていく。駿府では小野忠明に勝負を挑もうとするが,只の人。真田幸村は怪しい。夏の陣に行く家康に同行した伊織は,大阪城の天守閣に侵入し,対抗する淀君が武蔵の妻,おこうの母であることに驚き,それを後ろから斬りつけ,織田信長と森蘭丸まで甦らせたのが真田幸村であることに驚く。兄の窮地に我を失って九尾狐に変化した鬼火を窘めてあやかしを斥けたのはユキだった~あやしいのは,一に真田幸村,二にユキ

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    2013年04月15日
  • ちょんまげ、ちょうだい ぽんぽこ もののけ江戸語り

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    軽く読めて時代小説っぽくなく読める感じですね。
    前の時代(平安?)のぽんぽこのやつを電子で読んでいたので、江戸時代に現れて同じくぽんぽこなのが、なんか不思議というか。
    どういうつながりなのかしら。。。
    自分の事を語らないので、あいまいなまま話がつるつるっと進んでいる感じですね。

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    2013年04月15日
  • もののけ、ぞろり お江戸うろうろ

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    前作で謎だった部分もすこしづつ、回収され初めてくる。ただ、終わりはあんまりスッキリせず、3作目への繋ぎのような感じがした。(実際に出るようだし)
    後半で、主人公、苦戦→援軍到着→援軍も苦戦→さらに援軍・・・・を繰り返し、キャラクター全員集合の演出は、前作を踏襲してる。

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    2013年04月02日
  • もののけ、ぞろり

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    巻末の解説にも書かれているとおり、どこぞの錬金術師の設定のまんまの作品。
    ギャグ寄りの漫画みたいな演出が多く、シリアスなのを求める人には会わないかもしれないのと、大阪の陣~江戸初期の偉人の総出演のように思えるキャラのオンパレードやチートキャラの出現も人によっては、合わないかも・・・。

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    2013年04月02日
  • もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸へ

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    妄想の種になる事を幾つか拾えました。
    そういう意味では良かった本。
    話も続きを買う程度には面白かった。
    んですが。
    文章は初期作品という事もあるのでしょうが、まだ頑張
    れるよね?という感じ。
    「唐突」が多かった気がする。
    個人的に一番気になったのは、何故あの人があそこであ
    んな事に、なのです。
    続きで解説されるのかな?

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    2013年03月31日
  • おにぎり、ぽろぽろ ぽんぽこ もののけ陰陽師語り

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    おにぎり、ちょうだいシリーズの第2巻

    舞台は平安時代の鬼が跋扈する京。
    主人公は”鬼斬り”の美少年 鬼麿と傍らにいる美少女姿の狸の妖かし ぽんぽこ

    鬼に占拠されようとする京
    鬼によって、ぽんぽこの秘密が明かされ、采女の祖先も明らかにされる。
    鬼麿は京を救えるのか?

    ちょんんまげ、ちょうだいと同様、死人がよみがえり、当時の為政者と関わりができる。
    相変わらずはちゃめちゃなストーリーで、軽く読める。

    で、鬼麿はだれの子孫?次巻で明らかにされるのか?

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    2013年03月30日
  • もののけ、ぞろり お江戸うろうろ

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     いろいろ考えず、とにかくお話が進んでいくのに身を任せて読めば楽しい時間を過ごせる、という感じでしょうか。
     活劇が楽しい一冊でした。
     あえて、述べると往年のスポコン漫画巨人の星で飛雄馬が投げてからボールがキャッチャーに届くまでに、随分と葛藤やら目と目での会話やらがある、そんな感じの活劇シーンであります。そうですねえ、映画で言えば「カジノロワイヤル」(ピーター・セラーズが出演してる方です)みたいなオールスターが集まっての楽しいひととき、かな。
     時折、?と感じるところはあるものの、例えば「四足の動物が肩を落とすのだろうか」なんて思うところはあるものの、とにかく、流れに身を任せて読んじゃえば面

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    2013年03月30日
  • もののけ、ぞろり

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    ほんとは、ファンタジーでしょうね。
    これ、お話がどう収まるのか、そちらの方が気がかり。(続きがあるよね。)

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    2013年03月21日
  • もののけ、ぞろり

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    鋼の錬金術師だった。うーん。
    続き読みたいかというと、そうでもない。話とはかんけいなく徳川家康が嫌いだからかもσ(^_^;)

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    2013年03月03日
  • ちょんまげ、くろにくる ぽんぽこ もののけ江戸語り

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    いままでの2冊に比べるとちょっと残念な感じ。
    話があちこちに広がりすぎて収集がついていなくて分かりにくい。
    ぽんぽこが強いのもなんとなくは分かったんだけど、結末若干お粗末さが・・・。
    次回シリーズに期待します。

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    2013年03月02日