高橋由太のレビュー一覧
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江戸の下町で暮らす浪人と町娘の二人組は、今日も空腹を抱えて口入屋に。
そうして毎度の事ながら、厄介な仕事を押し付けられた…ら
妙なやっかいもやってきた。
結局、彼女の名前はぽんぽこなのですか。
本人が名乗ったのか、誰か名付け親がいるのか…センスはどこへ?
江戸だと考えても、ちょっと妙な名前すぎる気がするんですがw
髷を落とされる、というのは、かなりの屈辱。
の前に、落とされた=刀を抜いてなかった、で御沙汰とかはないのでしょうか?
襲われた時、だけでしたっけ、あれは。
しかし、親が超人だったからと言って子供も超人とは限らない。
が、そんな言い訳が通用するわけがない時代。
産まれた着た子供達 -
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なんかトンデモになってきてるぅぅ。
すっごいトンデモなのにすっごいアッサリしていて
書く人によってはチャンチャンバラバラ、微に入り細に入りいらんことまで
語り始めるような設定や場面でも
ゲーム「大神」で例えるならようよう両島原までたどり着いたとおもいきや
「ミーがパパッとやってあげたんだよ! ええと…大神降ろしだっけ?」
プレイヤー「ええええええ!? ウシワカァァァァ!」
みたいな。
ほんとすっごいアッサリしていてすぐ読み終えるから
通勤・通学のお供によろしいかと。
あとを引きずらないので一日悶々と過ごしたり反復消化で日常生活に支障をきたさないので、アメリカンコーヒーみた -
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ぽんぽこ もののけ江戸語りの2~半妖狸・ぽんぽこと小次郎の長屋に雪が降る中,白い猫が現れ,人語を喋る。唐の妖である白額虎だと紹介され江戸の町を守る四神の一つでポンポコも辞めたけどそうだと云う。残された鶴が東西南の刀を保持していて,江戸湾に出現した長曽我部元親が土佐の一領具足を引き連れて上陸しようとするのを阻止しようと折り鶴に乗って出掛けたが,あっという間に捕らわれてしまった。立ち向かうのは,柳生宗冬とその弟・列堂義仙と甥の廉也。京人形を断ち切って撃退したが,西からは武田信玄が騎馬武者を従えてきた。北を守る玄武・真武玄が一人で斥けたが,中央では黄泉を名乗る風魔小太郎が幕府転覆を企てており,北から
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ぽんぽこ もののけ江戸語りの1~小次郎は神田の貧乏長屋で美少女と暮らす浪人で,いつも腹を空かせているが,口入屋に行くと焼むすびを食べさせて貰えるが,厄介な仕事も引き受けざるを得ない。今回は女装しての後妻打ち(うわなりうち)を迎え撃つ。現場に出向くと,既に男装の女剣士・弥生がいて,押し掛けてきたごろつきを貧乏坊主形の善達が追っ払っていた。柳生十兵衛の跡をとった弟・宗冬から家宝とも言える大太刀が盗まれ,柳生の剣士達が髷だけを落とされる「ちょんまげ,ちょうだい」が出没している。「ちょんまげ,ちょうだい」は小次郎の祖父・相馬二郎三郎の異名だった。どこにも忍び込み,変装で影武者の使命を果たす手練れだった
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ラノベであると思えば別にこのくらいで1日で読み終わるのだから害はないのだけど
第1作のような引きの視点を維持してほしかったなぁ。
3作ぜんぶ読んでみてわかった。
いちいち、書き方が過剰装飾なんだ。
読者の想像力に任せる書き方ができてないから、説明書をひたすら読まされてるだけのような気分になるんだ。
登場人物や世界観に作者がいちばん浸かってしまって、
その素晴らしさをぜんぶ装飾表現に変えてしまった結果
フラットに読んでる側とのテンションの乖離が出る。
せっかくの活字なのだから、浮かぶ映像は自分仕様にしたいのに。
設定やキャラは悪くないのにもったいなかった。 -
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ネタバレ神田下町の貧乏人が集まる三軒長屋に住む相馬小次郎と、小次郎に仕える半妖の狸ぽんぽこが主人公。
実は徳川家康が松平姓を名乗る頃から仕える影武者、相馬二郎三郎元信が小次郎の祖父にあたる。相馬は獣の言葉を解し、半妖の狸を連れて合戦に同行、影から家康を守りぬいていた。
その姿は忍びのように闇を駆けては敵の首を刈り、首の代わりにまげを持ち帰っていた為、「ちょんまげちょうだい」と呼ばれていた。
時は流れて四代将軍家綱の世が主人公である小次郎の時代。祖父が平和な時代に影武者など無用と禄を捨てたせいで一族は困窮。父や祖父はそれでも江戸の妖を退治してなんとか食べていたものの、小次郎の時代になると穏やかな世に