鳥羽亮のレビュー一覧

  • 死笛 隠目付江戸日記(一)

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    新シリーズ第一弾か?
    小藩の隠し目付の隠居の設定
    この作者の一番多いパターン、展開もほとんど変わらない
    時代物を続けて書くとこんなものか?

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    2011年10月15日
  • 蝶と稲妻 流想十郎蝴蝶剣

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    第七弾
    この作者は秘剣が好きなのか、今回も秘剣対決
    気楽に読めるシリーズで登場人物にも問題はないが
    父、水野忠邦が失脚、想十郎は旅にでる
    今後はどうなるのか
    気ままに流れ旅で事件に出くわす方が合っているかも

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    2011年10月01日
  • 妖鬼 飛蝶の剣 介錯人・野晒唐十郎〈三〉

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    介錯人・野晒唐十郎シリーズの第三弾。主人公狩谷唐十郎は、父から受け継いだ今や開店休業状態の同情に起居していて、介錯人をしたり、刀剣の目利きをしたりして日々の糧を得ている。その腕を買われ、幕府の隠密と一緒に事件に立ち向かう。
    この巻では、地方の藩のお家騒動を火種とした事件に巻き込まれ、飛蝶の剣をもつ強敵と戦うことになる。
    シリーズ第三弾なので、すんなりと物語りに入り込めて、主人公の腕の冴えや事件のからくりに引き込まれてしまう。

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    2011年02月24日
  • 妖し陽炎の剣 介錯人・野晒唐十郎〈二〉

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     主人公、小宮山唐十郎が、京女鬼丸という銘の刀を回収して欲しいと、その刀鍛冶の息子から頼まれる。その一方で、大塩平八郎の乱の残党を騙る盗賊団が江戸の町を荒らし、一方で奉行所の侍が切られていく事件が連続する。そのいずれもが京女鬼丸を絡んでいき、主人公が立ち向かう話。
     鬼哭の剣シリーズ第二弾。主人公のキャラクターや、周りの脇役たちもしっかりと形成されていて、物語も単純ではなく、面白い。

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    2011年01月28日
  • まろほし銀次捕物帳 怒り一閃<新装版>

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    シリーズ第十三弾
    問題小説掲載の短編五題
    短編でなくしっかりと読みたい。
    登場人物にやはり花が欲しいところか

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    2011年01月19日
  • 首売り長屋日月譚 文月騒乱

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    第二弾
    以前の首売り親子宗五郎と小雪親子の続編
    小雪が刀十郎と所帯を道、同じ仕事を引き継いでいる設定。
    よく覚えてないが、メンバーも変わってないと思われる
    今回は旗本の跡継ぎに係わる件に助力

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    2010年12月12日
  • おいぼれ剣鬼 御助宿控帳

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    シリーズの前の巻は読んでいないのだが、帯買い。一見よぼよぼのおじいちゃん、しかしその実態は往年の凄腕剣士なのであった…はい、これだけでもう手が出るに決まってるわいな。

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    2010年12月12日
  • 浮雲十四郎斬日記 : 2 酔いどれ剣客

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    第二弾
    渋江藩内紛に絡む事件に、十四郎が手助け、同心樹の少し活躍、妹菊江との行方は?
    今回は酔いどれ剣客との対決がメイン、体力勝負でなく、力づくの対決で制する。
    内容、長さとも非常に読みやすい。

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    2010年11月24日
  • うらみ橋 八丁堀剣客同心

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    第八弾?
    隠密廻り同心長月隼人の物語
    気楽に読め、長さも適当、もう少し婀娜っぽい話が欲しい?
    しかし、このままでいいのかも

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    2010年11月24日
  • 鬼哭の剣 介錯人・野晒唐十郎〈一〉

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    介錯人・野晒唐十郎シリーズの第一作
    時代は、妖怪鳥居耀蔵の頃

    生業が「介錯人」なのでしかたないとはいえ、首が飛びすぎだよ
    話自体はスピーディで読み易し
    私としては、血の匂いが強くて、読む時期を選ばせる

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    2010年10月23日
  • 地獄の沙汰 闇の用心棒〈八〉

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    第8弾
    いつものような展開
    ワンパター化しつあるのか。
    緊迫感が感じられない。主人公が老剣客ということで、自分と年を重ね合わせているのか?

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    2010年09月15日
  • 血闘ヶ辻 闇の用心棒〈九〉

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    第九弾
    老剣豪で殺し人安田平兵衛と同じく殺し人の鹿内甚内の虎の爪と霞籠手との、ある藩の内紛を通しての迫力ある闘い。
    話の展開としては著者のよくあるパターン。
    右京とまゆみのほのぼののとした何かは無理であろう

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    2010年09月12日
  • はぐれ長屋の用心棒 : 17 風来坊の花嫁

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    時代劇物は、あまり得意としてないがすらすら読めた。
    この中で真剣での勝負の場面があるが「間合い」の大切さを語っている。仕事でも日常でも、会話の間やタイミングが勝ち負けを左右することがある。
    武道は、あまりしていないが、習っている書道では、一瞬の筆の運びが、その文字に心が移る気がした。

    物語は、長屋の情緒と昔ながらの家督&家継が表れていて面白かった

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    2010年09月06日
  • 死笛 隠目付江戸日記(一)

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    鳥羽さんの新シリーズ「隠目付江戸日記」の1~駿河国江崎藩七万石で目付組頭を務めた甲源一刀流の遣い手・海野(かいの)洋之介は妻に先立たれて,家督を息子に譲り,釣宿・舟政に居候になっていて,未亡人のみつとは愛人関係にあり,6歳の仙太は遊び仲間だ。辻斬りが出たと聞いて野次馬として出かけると,斬られたのは江崎藩の目付であり,鮮やかに頚もとを切り裂く手口に慄然となる。目付組頭・谷部と目が合い,改めて大目付・岡崎から隠目付としての働きを求められる。国許の次席家老・栗塚が江戸勤番の年寄・柴田を介して,廻船問屋・鳴海屋と共謀して,藩の蔵元を任せ,高利の借金をして,賄を受けていることが発覚し始め,目付や勘定方が

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    2010年05月01日
  • わけあり円十郎江戸暦

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    よくある設定である。何処かのお殿様の忘れ形見(橘円十郎)で市井に暮らし、口入屋(安田屋甚兵衛・お勝夫婦に娘おふく)の用心棒家業、二人の同じ浪人者がいて一人(宇佐美又八郎)は腕が立ち、もう一人(馬淵重蔵)は気がいいだけである。
    今回でさる藩の隠密さちが加わり、色々な展開が期待できそうである。ある面ではワンパターンが気楽に読めていい。

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    2010年04月16日
  • ごろんぼう 御助宿控帳

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    気軽に読める一冊。「青眼」や「八相」という型の描写があります、そこら辺のイメージはよく解りませんでしたが、あまり深く考えなくても読める作品だと思います。

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    2010年04月16日
  • 死神の剣 剣客同心鬼隼人

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    剣客同心鬼隼人の第3作〜商家に押し込みが入り,昔暴れ回った向井党の生き残りが怪しい。かつて捕縛に当たった同心が謎の剣客に斬られている。その太刀筋は顔面切り。額から顎まで切って,次の相手も狙える技だ。隠密同心の長月隼人には切り捨てても構わないと許しがでるが,盗賊から喧嘩を吹っ掛けられているようで,手掛かりはあまりない。糸を辿るとねぐらは判ったが,謎の剣士はどうやら取り潰しになった御家人らしい。自害した許嫁の墓の前で隼人は顔面斬りの間合いを読み切って冥途に送る〜新作かと思ったら6年前の書き下ろしだった。立ち合いなんて様々なバリエーションを考えられないだろうに

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    2012年02月21日
  • はぐれ長屋の用心棒 : 10 孫六の宝

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    決め手が大体は同じで,ドラマ水戸黄門のような成り行き〜元岡っ引きの孫六の娘にようやく赤ん坊ができ,婿の又七も商売に身が入るようになったが,天秤棒の当たった相手は,浪人者に斬るように命じる。這々の体で逃げ帰った又七が付け狙われるようになったのは,浪人者の名前と顔を知ったからだった。材木屋の集金帰りの番頭が辻斬りの被害に遭う事件が2件起こり,犯人は金貸しとその用心棒らしいと知れてくる。そして華町の昔の道場仲間も相手に与している〜籠手が得意な相手に真っ向から攻め勝つ・・・というパターンは私が途切れ途切れにシリーズを読んでいるからだろうか。孫六の宝とは孫のことだと直ぐ知れる。「やむを得ない,斬るしかあ

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    2012年02月21日
  • はぐれ長屋の用心棒 : 華町源九郎 江戸暦

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    華町源九郎江戸暦〜鏡新明智流の遣い手,華町源九郎は家督を息子に譲り,自由気ままな長屋暮らし。ある日,なにやら訳ありの迷い子を長屋に連れてくる。聞けば,旗本の妾腹の子で,追っ手から身を隠しているらしい。五千石のお家騒動に巻き込まれてしまった源九郎に襲いかかる謎の凶刃・・・。老いを感じ始めた中年武士の矜持をしみじみと描く書き下ろし長編小説第一弾〜裏表紙に書いてある儘を書いてみたが,充分だろうか。まず,水死体が上がる・・って所から書かないといけないんじゃないの。子どもの手を引いている総髪の者が菅井で,斬り掛かっているのが源九郎か。居合いの名手と研ぎ師・茂次と元岡っ引き・孫六,長屋の女房・お熊って,主

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    2012年02月21日
  • はぐれ長屋の用心棒 : 11 雛の仇討ち

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    はぐれ長屋の用心棒の11〜両国広小路で居合いの大道芸を行っている菅井の技を熱心に見物していた子連れの武士は羽州の出身で,身の寄せ場がないというのではぐれ長屋に連れてきたが,兄の敵を追って姪の志乃と上布したという。奥羽・里江藩は石高7万石だが木材などで内証は豊かだと聞き込んだ。藩の財政を牛耳る城代家老が大商人に特権を売り,庶民生活は困窮を極めている。志乃の父は郡奉行をしていたが,内紛に巻き込まれ,一刀流を遣う悪家老派に殺害された。元御家人の源九郎や元岡っ引きの孫六や研ぎ師の茂次,砂絵師の三太郎が協力する中,反家老は計75両の礼金を用意し助勢を請うが,長屋の連中は内紛に巻き込まれない程度の介入を模

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    2012年02月21日