田中一江のレビュー一覧
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旧版が出た時に読んだはずなので、17年ぶりの再読と思ったら、2008年に読んでいた。
映画もおもしろかったけど、原作のほうがもっとおもしろい。
ただ、最後の戦いの後の話はいるかなぁ。作者は宗教家らしいから、「赦し」と「癒し」を入れたかったんだろうけど、無宗教な自分にはわかりにくくなってしまっているだ...続きを読むPosted by ブクログ -
単なる少年ジャンプ的な選ばれし者系ではない。若い時に読んだら中2こじらせそうだけどよくよく読むと(はったりも含めた)リーダー論が満載。最後のネタバラシは微妙。
女王の蛹がそのあとどうなるのか気になる!
80年代にネットのブログ的なもので一般市民が政治的影響力を持つとの予測をしていたと思うと、あまりの...続きを読むPosted by ブクログ -
『エンダーのゲーム』はエンダーの物語で、エンダーの天才性を描き出せればよかったのでサブキャラたちの描写はすごく薄くなっている。
この本はそういった原典の薄さにつけこんで都合よくサイドストーリーをねじ込んだだけ
……といえばそうなのだが、それでもこれだけ面白いものを書けるのであれば大したもの。
思う...続きを読むPosted by ブクログ -
ビーンの抜け目のなさと天才っぷりが面白い。エンダーとはまったく違う観点からバトルスクールをHackしていくので、視差小説としての面白さが十分に確保されている。
一方ビーンの出生の秘密に関するくだりは後づけ感が否めず、今のところ不要であるとしか思えない。キリスト教に染まりっきたキャラを一人は出さないと...続きを読むPosted by ブクログ -
ずっとバトルスクールだけの展開に飽き飽きしていたので、下巻のほうが面白かった。
「卒業試験」のあたりでどんでん返しに気づいた。と同時にタイトルの意味を理解した。
ここらへんは話としてよくできていると感じる。
問題は死者の代弁者のところで、エンダーの放ったミームがどうしてこんなに影響力を持てるのか
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いかにもSFSFしたSF小説( ´ ▽ ` )ノ
「宇宙の戦士」の少年(幼年?)版( ´ ▽ ` )ノ
主人公が6歳(!)とか、普段着が全裸とか、ほんと「SF小説」の典型で、こういうのダメな人はダメだろうな( ´ ▽ ` )ノ(設定が飛躍し過ぎで、ガンダムとかスターウォーズとかアニメ・映画から...続きを読むPosted by ブクログ -
アダム・グラントの「ORIGINALS」の中でちょっと触れられていたので興味を持って読んでみました。なるほど、ちょっとハリー・ポッターに似てる(こっちの方が全然先発なので、失礼な表現ですが。。)。
天才エンダー少年が、幾多もの障壁にもめげずに前へ進んでいく姿を描いた名作SF。
舞台は異星人の侵略に...続きを読むPosted by ブクログ -
最後は気にいらないが途中までは面白い
表紙 6点シブヤ ユウジ
展開 5点1987年著作
文章 7点
内容 700点
合計 718点Posted by ブクログ -
タイトルは違うけれど、内容は完全に『ゼノサイド』の続き。
ディヴァイン・ウィンドの一連の話、パシフィカのマルの存在、最後に代弁をしたけどほとんど出番のないプリクトとか、消化し切れていないパーツがいっぱいあるんじゃないですかね。それで星ひとつ減。
これでもってエンダーのシリーズは一旦終了。主人公死んじ...続きを読むPosted by ブクログ -
『エンダーのゲーム』からつながってはいるものの、物語世界はだんだん違う方向へ行っています。上巻はまどろっこしい感があり、下巻ではそれなりにまとまったものの、内容ぎっしりで少々重かったですね。
モンスターペアレンツの家庭の状況、見た目が半人間や昆虫みたいな知的生物への拭えない嫌悪感、離婚へ至る過程にお...続きを読むPosted by ブクログ -
ストーリー自体はそれほど起伏があるわけでなく、単にエンダーの成長ストーリーでしかないっちゃあないんだけど、一つ一つのエピソードが超絶的に面白いのだ。
わきを固めるキャラクターも魅力的。Posted by ブクログ -
多少こじつけとも感じられるが、ヘラクレスの12の難行になぞらえた12の事件。
ポアロの頭脳的策略や、ポアロのヒューマニズムを感じさせる心にくい解決手法が味わえる作品集。
人生相談や身の上相談、教訓話といった、ポアロよりもパーカー・パインが登場した方がふさわしいと感じる話が多いが、楽しめた。
特に、予...続きを読むPosted by ブクログ -
途中までは少年のSF冒険譚かと思ったけど終盤でその趣がガラッと変わってしまった。特にピーターとヴァレンタインが思想活動に乗り出したあたりから。
どんな困難でも持ち前の頭脳で乗り越えていくエンダー。普通ならそこでハッピーエンドだったかもしれない。でもその先にあったのは絶望だった。エンダーを最高の兵士...続きを読むPosted by ブクログ