田中一江のレビュー一覧

  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)

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    【新訳版で再読】全てが終わったあと、真実を明かされるエンダー。バガーを滅ぼしてしまったことによる罪悪感に苛まれ続け、自分を見失ってしまう。天才だけどやはりエンダーだって子供なんだ。その後入植したバガー亡き後の惑星で、エンダーはバガーの遺志に触れる。死者の代弁者として、ヴァレンタインと共に旅立つエンダー。ラストでバガーの人類に対する赦しが描かれている。続編も続けて読むつもりだけど、未訳の作品があるのが残念。ハヤカワさんお願いします!

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    2019年10月18日
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)

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    名作。飽きさせない展開ももちろんだが、そもそもエンダーをはじめ子どもたちが戦争に駆り出されるという設定が秀逸で、物語にリアリティを持たせ、ストーリーを魅力的なものにしていると感じた。当たり前といわれれば、その通りなのだろうが、この作品では特にそのあたりががっしりとした背骨のように作品全体を支えているようで、存分に世界観に浸ることができた。
    また、高い知能を備えながらも、子どもゆえの不安定さや未熟さを見せ、友情によって結束や排除を繰り返す子どもたちの描写がよい。数少ない大人が、チャプター冒頭で交わす擦れたユーモアも面白い。
    そして、なんといっても終盤の展開が最高で、そこで僕にとっての本作の評価は更に上がった。エンダーにとっての「ゲーム」が果たす役割が、このような形で最後に華を添える形になろうとは…続編もぜひ読みたい。
    最後に、読んでいて困ったことについて。まず、登場人物の子どもが多いので、徐々に判別が出来なくなってしまったこと。ページを戻らねばならないことがあった。そしてもう一点は、和訳が読みにくい箇所が複数あったこと。原文はどうなっていて、この訳になったのか、ともやもやしたことが何度もあった。読み手の問題かもしれないが。

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    2019年06月02日
  • エンダーズ・シャドウ(上)

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    「エンダー」シリーズの発端の時代を別人物の視点で描いた物語。「エンダーのゲーム」同様に「少年の冒険と成長」が語られ、さらにしられざる真実(仕掛け)が明かされることでエンダーの世界をより豊かなものにしている。

    すべての「伏線」がオリジナルのエンダーズサーガと破綻なく寄り添いつつ、気持ちよく「回収」されているのが小気味いい。

    また、「エンダーのゲーム」同様の構成(大人同士のやりとりが挿入され、本編が進む)は、「エンダーのゲーム」のファンには馴染みがあり好ましい。

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    2018年07月30日
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)

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    どのような物語かと尋ねられたら「少年の冒険と成長の物語」と答えるかと思います。「ハリー・ポッター」シリーズや「ゲド戦記」の物語に胸をときめかしたことがある人には間違いなく気に入ってもらえる本、ただしSFなのですが。

    もっとも、SFの文学的な価値をどうこう言うつもりはないのですが、とかく荒唐無な作品として低く見積もられがちなジャンルにあるため、本書が低く扱われているのではないかと思っています。

    間違いなく面白いです。もっと早くに出会いたかった。

    (エヴァンゲリオンの世界観に通じるものがあるように思いましたが、思い過ごしでしょうか)

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    2018年07月30日
  • エンダーズ・シャドウ(下)

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    ネタバレ

    『エンダ―のゲーム』をビーンの視点から描いた姉妹編。本編では描かれなかったビーンの生い立ちや葛藤が描かれている。以下、備忘。
    ・エンダ―の宿敵はピーター、ビーンの宿敵はアシル(ロッテルダムでビーンがポークに殺せと命じたがポークの温情で生き長らえ、後でポークを殺す足の悪い少年。)
    ・ビーンの頭脳はエンダ―以上。天才のインフレ化傾向が止まらない。
    ・リーダーシップの取り方やカリスマ性が及ばないため、ビーンはリーダーにはなれない。
    ・エンダ―がリーダー論だとしたら、ビーンは参謀論?リーダーの理解者論?
    ・エンダ―が本編以上に神格化されすぎているのが気になる。本編の位置づけと違うような…
    ・上巻までは冷徹だったのに、衣食足りて甘め思考になるビーン。最後には家庭が見つかってよかったね。
    ・ティーンの少年たちが中心なのに(そして上品とは言えないののしりあいも多いのに)性的な言及は極端に少ない。
    ・ビーンもエンダ―と同様、みんなから好かれていない状況がスタート地点でそこから信頼を勝ち得ていく。
    ・二人とも、別格扱いで基本的に孤独。数少ないエンダ―の支えは姉ヴァレンタイン、ビーンはニコライ?エンダ―とビーンは相互に信頼があるが、心の支えとまでは言えないように感じられた。
    ・タロ・モモエって桃太郎だよね?イトゥって伊藤だよね?
    著者がモルモン教徒と後で知った。道理で尼僧やら神学的な隠喩やらが多いわけだ。

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    2018年07月24日
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)

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    Rebuildでいつぞやちらっと話にでてきて、気になっていたものをやっと読破。
    とりあえず長いお話で、前半戦は冗長な感じがしちゃって読み終えられるか心配だったけど、後半はエンダーの内面的な苦悩やら葛藤がフォーカスされていて読みやすかった。
    異文化理解に関して書かれているとかあとがきにあったけど、バガーだっけ?壊滅した後に結局世界大戦が起こって、圧倒的に独裁ピーター君が君臨。人盲目的な愚かさが浮きだ出されてるよね。にしても、エンダーの圧倒的に隔離、孤独は11歳には精神病んじゃうよ。
    続編があるみたいだけど、ちょっと時間空けて考える。

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    2018年01月03日
  • シャドウ・パペッツ

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    悪くはないが驚きもない次に期待
    表紙   5点加藤 直之   田中 一江訳
    展開   6点2002年著作
    文章   6点
    内容 785点
    合計 802点

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    2017年06月30日
  • シャドウ・オブ・ヘゲモン(下)

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    私の琴線にふれるシリーズ ビーンの視点
    表紙   7点加藤 直之   田中 一枝訳
    展開   7点2000年著作
    文章   7点
    内容 830点
    合計 851点

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    2017年06月15日
  • シャドウ・オブ・ヘゲモン(上)

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    私の琴線にふれるシリーズ ビーンの視点
    表紙   7点加藤 直之   田中 一枝訳
    展開   7点2000年著作
    文章   7点
    内容 830点
    合計 851点

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    2017年06月15日
  • エンダーの子どもたち(下)

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    エンダーマニアには涙ものの作品
    表紙   7点加藤 直之  田中 一江訳
    展開   7点1996年著作
    文章   8点
    内容 760点
    合計 782点

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    2017年05月02日
  • エンダーの子どもたち(上)

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    エンダーマニアには涙ものの作品
    表紙   7点加藤 直之  田中 一江訳
    展開   7点1996年著作
    文章   8点
    内容 760点
    合計 782点

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    2017年05月02日
  • エンダーズ・シャドウ(下)

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    ビーンの「エンダーのゲーム」もう最高
    表紙   8点加藤 直之  田中 一江訳
    展開   8点1999年著作
    文章   8点
    内容 800点
    合計 824点

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    2017年04月30日
  • エンダーズ・シャドウ(上)

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    ビーンの「エンダーのゲーム」もう最高
    表紙   8点加藤 直之  田中 一江訳
    展開   8点1999年著作
    文章   8点
    内容 800点
    合計 824点

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    2017年04月30日
  • ゼノサイド(下)

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    前同
    表紙   8点加藤 直之
    展開   8点1991年著作
    文章   7点
    内容 750点
    合計 773点

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    2016年11月29日
  • ゼノサイド(上)

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    エンダー好きにはたまらない至福の続編
    表紙   8点加藤 直之
    展開   8点1991年著作
    文章   7点
    内容 750点
    合計 773点

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    2016年11月29日
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)

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    エンダー少年が士官学校での過酷な試練を乗り越え宇宙戦争に身を投じていくSF。広い視野を持ち、置かれた状況を大局的に正しく認識し、柔軟な発想と対応力で数々の困難を切り抜けていくエンダーには、見習うべきところがたくさんある。

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    2016年05月20日
  • ねじまき少女(下)

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    近未来のバンコクを舞台にした物語の下巻。エミコたち「つくられた生き物」と、もとからいる人間とで構成される街では、あやうい均衡を保ちながら政治闘争が繰り広げられ、その均衡がついに崩れることに。生き残りを図る人々を描く下巻では、物語が進むにつれ、アンドロイドを開発した日本人の意図が明らかになります。上巻でエミコは、受けた教育と自分の中にあるものとの間にずれを感じていました。エミコの葛藤が何だったのか、読者はようやく知ることができます。真実が明らかになり、報いを受ける段になっても、顔色ひとつ変えない。こうした日本人の描き方からは、とらえどころのなさ、ある種の不気味ささえ、国際社会が抱いているように思えます。結末には「生き物」のしたたかさを感じて、ホッとしたような、救われたような気持ちになりました。

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    2015年03月20日
  • ねじまき少女(上)

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    (((o(*゚▽゚*)o)))
    化石燃料が枯渇し、カロリー(遺伝子操作で創られた動物たちの運動力)がエネルギー主体となった世界。
    遺伝子バンクと穀物の覇権を争い、しのぎを削る社会。
    新人類として創られながら、その能力の高さ故に恐れられ、科学者たちに生殖能力を奪われ様々な制約を与えられた奴隷「ねじまき」。
    世界観、ストーリー構成ともに秀逸!

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    2014年11月03日
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)

    紙媒体で読んだのは20年以上前。感動したしセリフを覚えるくらい何度も読んだ。なのにもう一度読みかえしてみたら、新鮮な驚きがあった。エンダーって大人顔負けだと思っていたけれど、こんなに幼かったんだと改めて思い、少年少女の大人にならざるを得ない状況に涙した。ところで続編の「死者の代弁者」はまだ電子書籍にならないのかな。あれも良かったからもう一度読みたいなあ。

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    2014年07月12日
  • エンダーズ・シャドウ(上)

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    映画化する「エンダーのゲーム」続編というかスピンオフ。本編主人公エンダーを補佐する影であった少年ビーンの視点で「エンダーのゲーム」の裏側・真実が描かれます。おもろいこれ。

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    2014年06月22日