田中一江のレビュー一覧

  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)

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    パソコン通信もない時代に書かれた小説を読んで、SNSでレスバを繰り広げている光景が浮かんで、SFってすごいなぁ…と。
    エンダーやヴァレンタインやピーターがある種の天才たちだと描かれているけど、上巻の段階では、子供の万能感なのか、井の中の蛙なのか、世界を変える奇跡の子なのかはまだわからない。
    ディストピア味のある世界観も好き。
    読みやすい文体、文字の大きさ(老眼にはありがたい)です。

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    2026年03月27日
  • ヘラクレスの冒険

    A

    購入済み

    ポアロの短編集です。
    面白かった。
    短編なので読みやすいのは良いけれど
    解き明かすべきポイントに気づけないまま
    読み進めてしまう。
    それでもともかく、どれもみな面白かった。

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    2026年03月09日
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕

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    『大空を飛ぶ殺人』というタイトルの同書を小学生の頃に買ってもらったが積読になっていて、大人になって再購入。色々な人物視点のストーリーの中で散りばめられたヒントやレトリックの数々。クリスティらしさが詰まった作品だと思う。
    話自体はシンプルなので、ドキドキ感は少なめ。あと、流石に後書きで他書のネタバレするのは勘弁してほしい。

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    2025年12月05日
  • ねじまき少女(下)

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    あらゆる動植物への遺伝子操作が当たり前の世界。そんな世界で生き残れるのは、人類ではないんでしょうね
    ・遺伝子操作の弊害
    ・海面上昇による都市水没
    ・カロリー企業による経済支配
    この状況でかろうじて生き残っているタイ・バンコクを舞台に、章ごとに5人の視点から語られます。

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    2025年08月02日
  • ねじまき少女(上)

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    当時のタイム誌〈今年の十冊〉にも選ばれた名作。石油が枯渇し、チビスコシス(咳とともに肺の肉を吐く)や瘤病(皮膚が肥厚してひび割れていく)が蔓延し、エネルギー構造も農作物も激変した近未来のバンコクが描かれています。アジアンテイストのディストピアの魅力が溢れています。

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    2025年07月30日
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)

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    もうモニター体につけてる時点で「SFだ!」ってなりったし、宇宙からの敵がいるって時も、それに対抗するための組織、そこで育成する兵士たち、うんSFだ。登場人物も個性あって、楽しく読めた。でも、やっぱ翻訳だからなぁ、少し読みにくいところもあったけど、良かった。
    でも、SFの悪いところは昔の本ほど今の技術がそれを上回っている場面があったりして、「あー」ってなってしまうとこ。まぁ、時代だよね、、。

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    2025年05月28日
  • ねじまき少女(下)

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    上下巻まとめての感想。

    タイの首都バンコクを舞台にした近未来ディストピア小説。

    最初は少し世界に入り込むのに時間がかかったけど、この世界に慣れてくるとだんだん面白くなっていった。

    ディストピア小説でありながら、政治劇であり、尚且つ複数の登場人物を描いた群像劇でもある。

    国家規模の物語と、個人の物語が同時に描かれていて、はっきりした悪人や善人がいるわけでもなく、それぞれがそれぞれの目的のために行動しているのが面白い。

    最終的にそれらの人物が一つに集結する感じもワクワクした。

    そして、なんと言っても人工生命でタイトルにもなっているねじまき少女の存在が良いアクセントになっている。

    ブレードランナーをもっと濃厚にしたようなストーリーだった。

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    2025年05月11日
  • ねじまき少女(下)

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    ネタバレ

    バチカルビという名前、舞台がタイ、ヒューゴー・ネビュラ受賞、バイオSFと聴いて、「ひょっとしてアド・バード的なSFか?」と思い手に取ってみた。半分正解といったところだった。

    水位上昇で沿岸核都市が水没している近未来、石炭石油は枯渇してゼンマイが主力のエネルギーとなっている。遺伝子操作の動植物や人造人間が闊歩している、魑魅魍魎なタイの都市の政変劇を複数視点で描く。

    主人公の一人、秘書型アンドロイドが表題の「ねじまき。少女」のエミコ。
    環境省直属のパトロール隊「白シャツ隊」の副隊長で笑わない女カニヤ。
    この二人の後半の活躍が、この物語の核心読ませ処。

    正直、前半は世界観を把握するのに時間がかかり若干退屈、舞台背景や政変劇の内実など理解半分のところ(読み飛ばしてしまっていると思う)もあって、これは後半ついていけないかもなぁ、と危惧したのだが、そこは余り心配しなくても女性2人が突拍子もない大活躍をしてくれて、十分に楽しめた。

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    2025年05月07日
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕

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    シンプルなことが複雑に描かれている。読み終わってやっぱりシンプルであっさり感はあったが、さすが背景やロジックに破綻はなく最後まで断定できない。合理的でなくて「?」ってところがあるが、それは犯人が杜撰なんだろう。その時代の様式を知らなきゃ解けないよ~。

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    2025年03月27日
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)

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    下巻は上巻より良かった。
    展開が早くて、割とすぐ読めた。
    トップをねらえ!とかほしのこえとかに影響あったのかな

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    2024年09月26日
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕

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    やっぱミステリ最高〜ポアロ最高〜となった。
    久しぶりにポアロシリーズ読んだけど、名探偵、そして紳士として信頼できるポアロがとても魅力的に映った。

    事件の調査はポアロの推理を聞くと理路整然と進められていたみたいで、シンプルに考えていけばよかったのかあ〜と思ったけど、考えさせない書き方…犯人を含む乗客たちの一人称視点の文章が各所にあって、思考を乱される書き方が上手!そこも楽しいし!
    これぞミステリ小説を読む面白さだよな!!!と感じた。

    謎解きの部分はやっぱり読んでいてドキドキしたし、うわ〜!とうなってしまった。ドーパミンが溢れ出てきてたまんね〜という感覚…
    以前よりもミステリを読む数が増えてきたので、こうじゃないか?ああじゃないか?ここでこれを書く意味って?と考えたぶん、謎解きパートが楽しくてしょうがない。

    ポアロをはじめとする登場人物が素敵だし、ミステリ小説としても面白いし、満足感がすごい!
    またポアロシリーズ読もう〜と思った。

    ちなみに私が読んだのは「マダム・ジゼル殺人事件」という題の旧訳版だったけど、十分楽しめた。

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    2023年11月30日
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕

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    数十年ぶりに手に取った一冊。飛行機の中での殺人事件の謎をポワロが追う。そんな展開だったとはおぼろげに覚えていたものの、結末は忘れていて、そういえば!となった次第。他の有名な作品と比べると地味かもしれないが、その仕掛けはさすがのクリスティです。

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    2023年09月17日
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)

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    名作SFという事で読んだ。80年代の作品と読み終わってから知って驚いた。インターネット的なものが前提となっておりSFの世界観は進んでいたのだなあと思った。主人公がひたすら厳しい状況にあるので読んでてシンドイけど、面白く読めます。

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    2023年04月10日
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)

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    タイトルは知っていたので読んだ。昆虫型宇宙人というのはある種の定型らしい。宇宙の戦士もそんな感じだった。翻訳物にありがちな読みにくさはあるものの読みやすいと思う。

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    2023年04月10日
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕

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    冒頭で起きる空という密室での不可能殺人。そこで物語にグッと引き込まれる。そして、緻密に織り交ぜられたヒント。読者をミスリードさせる技法。そして鮮やかなポアロの推理。クリスティーの進化は止まらない。

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    2023年03月13日
  • 第七の封印

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    エンダーのゲームの著者の作品。
    少女が主人公で仲間を集めて世界を征服しようとする怪物を倒しに行く話、でありながら哲学やキリスト教の要素を大量にぶち込んでいる。
    記憶の継承、自由意志への疑い、絶対的な正義の存在への疑問、などなど進撃の巨人の終盤を思わせるテーゼが出てきて、おっとなった。宗教という軸があることによりまた違うアプローチを行っているのが面白い。

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    2022年12月31日
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕

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    飛行機内で老婦人が変死した。
    その死因は毒によるものだが、衆人環視のもと誰がどんな方法で犯行に及んだのか。
    ストーリーはいたってシンプル。
    でもこの王道っぽい感じ、結構好きだ。
    物語もテンポ良く進むので飽きないし、最終的にいい感じにミスリードされるのも楽しい。
    面白かった。

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    2022年12月26日
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)

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    昆虫型異星人バガーの第三次攻撃に備えて、優秀な艦隊指揮官にすべく過酷な訓練を課せられた少年・エンダーの苦悩と成長を描いたSF小説。

    下巻は、人類の命運を握る存在であるエンダーの苦悩と成長、周囲の思惑と世界情勢の変化が描かれています。

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    2022年08月13日
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)

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    昆虫型異星人バガーの第三次攻撃に備えて、優秀な艦隊指揮官にすべく過酷な訓練を課せられた少年・エンダーの苦悩と成長を描いたSF小説。

    上巻は、将校たちが仕組んだ仕掛けによって周囲との対立を余儀なくされたエンダーが苦悩しつつも好成績を上げていく姿が描かれます。

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    2022年08月11日
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)

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    ヒューゴー賞・ネビュラ賞受賞作品。指揮官の立場になり下克上を達成するエンダーだが、さらなる教官の無茶振りにより次第に追い詰められていく。
    リーダー論、戦術論といった部分に読み応えを感じつつも、どうしても主人公たちの年齢に終始違和感が拭えず。閉塞感やストレスを積み重ねた上でのオチの展開は感動がある。ただ、そこからのラストにまた違和感。話が飛躍するのはSFらしくていいのだが、もう少しエンダーの感覚と読者の感覚をつなげてほしかった。やっぱり天才にはついていけないということかなぁ。

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    2021年11月05日