田中一江のレビュー一覧

  • エンダーズ・シャドウ(下)
    エンダー以上にハードでハイペースの訓練を強いられるビーン。そして戦争は終わり、孤児だったビーンは家族と出会う。ビーンが活躍しすぎてエンダーの影が薄れて見えます。
  • シャドウ・パペッツ
    ビーン対アシルの戦い、完結編。そしてビーンは自分の体の異変を自覚していく。ビーンはどうなるのか、ビーンとぺトラとの関係はどうなるのか…続編が楽しみである。
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)
    ヒューゴー賞とネピュラ賞受賞、ローカス賞のオールタイムベストでも上位入賞2回、直近の2012年では『Dune』に続き2位だ。期待も高まろうというもの。
    なんだけれども、自分の好みではあまりなかった。

    読みやすい。
    読み出してから2日で上下巻読み終わった。
    バガーという種の設定なんて面白いと思うし、...続きを読む
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕
    ポアロシリーズ10作目。1935年の作品。
    原題は『Death in the Clouds』。
    飛行機という密室の殺人事件なので「雲の中の死」、「空中殺人事件」みたいなタイトルですが、事件の不可解さから「雲をつかむ」にかけているわけですね。

    阿津川辰海による解説に「心理描写を行っているにもかかわら...続きを読む
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕
    飛行機の中の殺人
    登場人物も少なくちょっと謎解きが
    くどい感じ
    遺産相続の娘が問題かなと思ったが
    後半に急に登場して
    実は殺された金貸し女性の
    メイドで働いていた設定
    クリスティは後半の謎解きが
    ワクワクするけど
    なんだかスッキリしない印象
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)
    ヤン・ウェンリーでありアムロ・レイでもありシャア・アズナブルでもある可能性を持つエンダーのニュータイプ能力? を覚醒させるため軍はあえて彼を孤立させる。子どもたちの敵視は続くがエンダーはそう簡単にはやられない。
    ピーター、ヴァレンタインも含めておそるべき三きょうだい。

    ■エンダーのゲームについての...続きを読む
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕
    スーシェ版ポワロを見るために手に取りました。いやはや、本当にクリスティーは容疑者たちのキャラクターを立たせるのが上手いなと。美容室で働くジェーンなどは、今後のサブキャラクターになるかと思うほど詳細に描かれていましたね。

    最後の謎解きは「そんなにうまくいくか?」とツッコミたくなりましたが、客室乗務員...続きを読む
  • ヘラクレスの冒険
    冒頭のポワロによる自分の名前の由来であるヘラクレスに対する突っ込みが面白かった。印象に残ったのはアルカディアの鹿 (わりと爽やか)、ステュムパロスの鳥(推理できた)、クレタ島の雄牛(いかにもな話の流れからの急展開に意表を突かれた)、ヒッポリュテの帯 (元がわりと艶っぽい話なのでどうポワロと取り合わせ...続きを読む
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)
    最後の仕掛けに関しては他の作品のレビューで知ってしまっていたのであまりピンと来なかった。個人的には退屈で長ったらしいシーンが延々と続くのみで合わない作品だった。
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕
    ずっと曖昧で、探り探りなのでら落ち着いて読めました。起伏はあんまり無かったけれど、ポアロは最初から目星ついてたたけど、まずは事実をかくにんしてから、、の過程が面白かったです。
    ただ、真相に近づいたタイミングでまた一人殺人事件が起こるパターンがどうにも毎度やるせない、なんとか防いであげて〜と思う。
  • ヘラクレスの冒険
    ものすごく昔に読んだようだが
    まったく記憶にない…。
    なので、新鮮な気持ちで楽しみました。

    なんか無理くり「ヘラクレスの難業」に
    絡めてるっぽい話もありましたが。
    想定外の車のトラブルで
    ホテルに足止めをくらってる間に
    若者の相談に乗ってあげる
    『アルカディアの鹿』とか
    現代にも通用しそうな情報戦...続きを読む
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(上)
    上下巻感想。

    異星人との戦争に勝利する為に訓練する主人公。

    オチは有名で知ってたから驚きは無かったし、10歳前後の主人公が子供過ぎてあまりワクワク出来ず。

    むしろラストに描かれるような異星人の思考の違いとかの方が好み、続編には描かれそうだけど、多分読まないかなあ……。
  • ねじまき少女(下)
    飛ばし読みしてたら、白シャツ隊とジェイディー、カニヤたちの立ち位置がイマイチわからなくなってしまって、この本に彼らがなぜ出てくるのか掴めないまま読み終わってしまった、、、
    アンダーソン、ねじまき少女、ホクセン、、弱肉と策略の小汚い世界で、最後の動乱の後に誰がどう生き残るのか、混沌とした感じがよかった...続きを読む
  • エンダーのゲーム〔新訳版〕(下)
    異星人バガーの侵攻に対抗できる="人類の救世主"となる指揮官を育て上げるための施設<バトル・スクール>で、過酷な訓練を受ける幼い少年エンダーの物語、下巻。

    大人たちによって画策された過酷な環境下においても次々と結果を残していくエンダー。飛び級でコマンド・スクール(司令官訓練基地)への移籍を命じられ...続きを読む
  • ねじまき少女(上)
    「カロリー企業」「ねじまき」突然乱雑なタイの雑踏に落とし込まれたようで、物語の設定を理解するのに時間がかかった。ネットで誰かの用語解説サイトでやっと状況と対立軸を把握。
    誰もがカロリーを摂取してエネルギーを確保するのに必死な世界で、白シャツの暴力に怯えながら、どのように生き残るのか思考を巡らせる、泥...続きを読む
  • ヘラクレスの冒険
    ポワロの12篇の短篇集。ヘイスティングスは出て来ず、たまにミス・レモンが登場する。寝る前にちょっと読みたいというときにピッタリの一冊。
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕
    毒針を使った空の密室殺人を暴け。

    パリからロンドンに向かう飛行機の中で殺人が起きた。凶器は落ちていた毒針。飛行機内で蜂を見たという人も現れる。ポアロは犯人を見つけられるのか。

    乗り物全般が苦手なのかポアロ。この当時、もしかして飛行機での旅行は珍しいものだったのか。吹矢で毒針を飛ばすなんてありなの...続きを読む
  • 雲をつかむ死〔新訳版〕
    トリックが雑、というかそんなばれないですかね~って感じですけど。
    ドラマだとポワロの飛行機嫌いのシーンとかジェーンのかわいらしさで面白かったんだけどな
  • ヘラクレスの冒険
    久しぶりに読み直す。
    クリスティーは老後の楽しみにとっておこうと思った、というあとがきに深く同意。
    その時によって、作品に対する感想が変化する。

    それが、1番の楽しみ。
  • ねじまき少女(上)
    複数巻を平行に読破月間。

    遺伝子改変とハックが当たり前になり、他国の作物をジーンハックゾウムシによって壊すことで、エネルギー機器に陥らせる時代。独自の種子バンクを持つタイでは西洋由来のカロリー(エネルギー)企業に負けない食文化を構築した。そこで藻類を研究するアンダーソン、通産省で闇カロリーを駆逐す...続きを読む