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凄いとしかいいようがない
エンダーの影になり得たただ一人の少年。天才で圧倒的ででも孤独なエンダーの話が好きだったけど、ビーンも気になる存在だったから、ビーンサイドをえがいた話には一もにもなく飛びついた。読後感は言いようもない。ビーンのあの口調や話し方はそういう意味があったのね。出だしはそんなことありえるのか、と思うような事件から始まったけど、話にぐいぐい引き込まれた。最後はビーンにも幸せになると予感させて貰えたけど、もっとその後はどうなるのかが気になる。死者の代弁者のように、エンダーのその後やバガーとよばれた女王ありの世界や思想や観念の話も良かったけど、ビーンの人生そのものがどうなったのか知りたい。でもこれで完結してしまったからこの先はないよね。ああ、でも気になる。
Posted by ブクログ
「エンダーのゲーム」は日本語訳刊行当時に大変面白く読んだ記憶があり、このエンダーズ・シャドウは「ゲーム」の映画化をきっかけに読むことになった。
タイトルから想像するようなエンダーの影武者ではなく、遺伝子操作によってこの世に生を受けたビーンこそ、人間の能力の限界を超えた、いわば「ゲーム」の勝敗に直接、間接的に関わる存在だったのが面白い。
これぞ「シャドウ」の醍醐味。
コンピューター並みの演算能力と深い洞察力を誇るビーンだが、だからこそエンダーの苦渋を伴う人間としての決断によって光明を得るという辺りが皮肉。
不幸な生い立ちのビーンこそ、戦後は幸せに生きて欲しい。
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小説・文芸
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