遠野春日のレビュー一覧
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なんか…じんわり泣けました。
受の生い立ちが不憫だとか、大きなトラウマがあるとかではなくて、良くも悪くも本当に普通の、どこにでもいる男性なんです。
自分に自信が持てなくて、あまり言いたいことを言えなくて抱え込んでしまう大人しいタイプ。
日常に起こりそうなトラブルの連続で、疑心暗鬼になって追い詰められていく受が辛くて可哀想で泣けてきました。
そんな受を真摯に丸ごと包んで受け止めて支えようとする攻の存在が大きかったです。
この作品は3部作らしく、[金のひまわり][裁きの騎士に恋して][夜には甘く口説かれて]の順番となっているようですが、単体で読んでも問題はなかったです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ▼あらすじ
私を憎からず想っているはずなのに、絶対に一線を踏み越えてこない──。
人材派遣会社の社長秘書としてクールに采配を振るう青柳(あおやぎ)。密かに想いを寄せるのは、エリート警察官僚の野上(のがみ)だ。事件を通じて接近して以来、常に青柳を見守り気のあるそぶりを見せるのに、近づくとなぜか引かれてしまう。その気がないなら、いっそ諦められるのに…。ところがある夜、青柳が昔の恋人といる現場を目撃され!?
エリート警察官僚×有能な秘書のもどかしい両片想い──「疵と蜜」シリーズ待望の続編!!
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ストーリーの完全度:高い
トーン:せつない・あまあま
エロ度:普通
萌え度:非常に高い
総合評価:★4.5
積み本崩し。「疵と蜜」を読んだのが大分前だったので自分のレビューを読んで内容をおさらいしてから読みました(こういう時、自分のレビューが役に立つ…笑)
「疵と蜜」の続編なので里村と長谷のお話も収録されていますが、今回のメインは何と言っても青柳&野上でしょう。
里村サイドのお話ではクール過ぎて若干取っ付きにくい印象を与える印象だった青柳ですが、視点が変わると印象も変わりますね。ロボットのような青柳でも、ちゃんと人間らしい感情があり、普通に恋をしたり思い悩んだりするのだと知って好感度が上がりました。
でもまさか、青柳と野上がここまで奥手なタイプだとは思わなかったな〜(笑)
青柳はまぁ分からなくもないですけど、野上は長谷に見た目の雰囲気がかなり似てるので割と遊び慣れているように見えたのですが、思ってたよりもずっと真面目というか堅物というか…。
二人とも仕事は出来ても恋に関しては超が付くほど不器用で、焦ったい関係が長く続くんですが、そんな二人の様子を見かねた里村と長谷がちょいちょいお膳立てしてくっ付けようとしているのが面白かったです(笑)
青柳と野上は「好き」の一言を言うまで大分時間がかかりましたが、個人的にはこの二人の慎重さは嫌いではありません。最後の方は寧ろ微笑ましさすら感じました。
長谷×里村のお話はとにかく長谷が里村にゾッコンで常に全力で愛してる感が伝わって来てそれはそれで萌えるのですが、野上×青柳は愛し合い方がしっとりしていてキュンキュンするんですよ。これは長谷×里村CPには無い良さだと思いますね(笑)
また、恋愛面だけでなくどちらの話もちょっとしたサスペンス要素が含まれているので読み応えがあり、最後まで飽きる事なく非常に楽しく読む事が出来ました。心理描写も丁寧に描かれているので感情移入しやすかったです(^^)
笠井あゆみ先生の挿絵は言わずもがな素晴らしく、特に長谷と野上の男前っぷりが凄まじかったです。見た目は相変わらずそっくりで兄弟かって感じでしたが(笑)
あんな良い男を恋人に出来た里村と青柳が羨まし過ぎますね(笑)
因みにこちら、シリーズものではありますが前作未読でも問題なく楽しめる仕様になっているのでどちらから読んでも大丈夫です!(^^)v
こんなに面白いなら積んでおかないでもっと早くに読んでおくべきだったと今更ながら後悔…。まぁ、でも本は読みたいと思った時が旬ですからね。この作品に出会えて良かったです。お気に入り本! -
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浮世離れ
世の中こんな生活をしてる人もいるんだなと小説なのに妙に感心しました。
邸や庭の描写は想像できなくてちょっと飛ばし読みしたくなるところもあったんですが、面白かったです。
優雅で、少し天然で、常識離れした茅島氏がとても魅力的でした。
さて、庭師の彼の名前はなんでしょうか?
主人公なのに、最後までお前呼ばわりされて、ちょっとかわいそうです。笑 -
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原作小説を読んでからこちらのコミカライズの作品を手にしました。
こちらもとっても良いですね。原作よりも茅島氏が可愛らい印象です。欲を言えば医師とのエピソードも読みたかったです。ページの関係上泣く泣くカットされたのだとは思うのですが自分は彼も結構好きだったので。 -
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意外だった!☆1·5
この一冊だけでは★は三つがいいところ。
ちょっと変態さん入ってる割りに中途半端って言うか本当に跳ねっ返りのあまのじゃくな自覚なしの我が儘ッ子の里村にお仕置きする程度で。
かといって甘々でもラブラブでもないから、どのジャンルの方にも好まれないかも…。
それでも、長谷さんの一目惚れだったと思ったら なんだか可愛い!
青柳さんじゃないけど…結局は例え八歳まででも愛情をたくさんもらって育った いい家庭の子。ちょっと意地っぱりでも感情に素直で里村は可愛い! -
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藤堂の粘り勝ち
前作があったようですが
読んでなくても大丈夫でした。
攻めの藤堂がとても誠実で
忍耐強く臆病で頑なな
受けにアプローチし続けるのが
良かったです。 -
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面白かったです
なんか淡々と主人公の心境とかを描写するお作家さんの筆力が凄いなと感心しながら読ませていただきました。
難しい漢字とかもたくさん出てましたので読むのに少し時間がかかりましたが、それは私の日本語の実力のせいですね。
今度時間あるとき、二度読みしながらもっと作品を楽しませていただきたいと思います。
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富豪と庭師の恋愛話。無表情なので綺麗ではあるけれど、何か物足りない印象でした。庭師の実家にお邪魔したり、すれ違ってギクシャクしたり、思いを伝えあったり。波風が多少見られる展開でした。
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ネタバレカップリングは奏(伯爵家の跡継ぎ)×一葉(子爵家の跡継ぎ)です。
BLによくある身代わり花嫁ものです。一葉の双子の妹と母親が車の事故でなくなってしまい、お家の為に女装して嫁ぎます。
寡黙攻めは私の中では珍しかったのですが、すごい良かったです。
気に食わないことがあるとお仕置きと称していろいろやっちゃう攻めが多い中(それはそれで好きですが)話し合いで解決しようとする攻めに初めてお目にかかりました!!
寡黙すぎて全然解決してませんが(笑)
受けも健気でお似合いのカップルでした。
攻めのセリフで好きなのが、「きみがわたしのものだから、わたしはきみを大事にしたいんだ」ってやつです。普段無口なのに!! ドキューンでした(*^^*)
貴族シリーズを5巻まで読んで一番好きなお話でした。
気になるのは跡継ぎはどうするだろうなって事ですかね。遠縁から養子でもとりそうですね、というか受けはいくつまで女装しとくんだろう? -
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1巻にあたる疵と蜜でも出てきた二人がメインと知って読んだのですが、前半は1巻の二人の短編でした。
理知的な二人のお話なので、まあ、くっつくまでが遠慮と気遣い合戦みたいで、もどかしいこと、もどかしいこと。こういうときに直情型のキャラはぐいっと相手のテリトリーに踏み込めるので、ストーリーが早く動くんだなと痛感しました。
もどかしいもどかしい展開の後は、晴れてそういうシーンになったわけですが、ページ数的にそういうシーンはたった1回で、やや消化不良なところはあります。というか、もっと読みたかった、が正直な感想です。
全然BLとは関係ないですが、ストーカーの人物が、駅から相手の自宅までを尾行したことを「一緒に帰る」と表現していたのが、ぞわっとしました。たしかに、ストーカーの人ってそういう認識なのかもしれない!と思って。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白かったです。
タイトルを見ただけで、何かゾクゾクするものを感じます-笑
ひと昔前のインドのとある藩王国が舞台。日本人美青年と凛々しく猛々しい皇太子との純愛物語りです。
純愛といえば純愛ですが、遠野先生らしく、かなりハードです。
強いて欲を言えば、ハードなだけでなく甘い部分も欲しかった。二人が良いムードのシーンを甘いと呼ぶのかもしれないけど、私が思い描く雰囲気とはちょっと違いました。
舞台が中近東、砂漠の王、王子というのはよく見かけるけれども、藩王国、マハラジャというのは、かなりレアです。
その意味でも、楽しめた作品でした。
あと、ラストまで美青年の親友であるイギリス人青年の気持ち-ヒロイン?に対して恋心を抱いているのかどうか-が判らなくて、ちょっともどかしかったかな。
でも、もしかしたら、敢えて作者さんは判らずじまいの方が効果的かもと、物語りを締めたのかもしれませんね。