遠野春日のレビュー一覧
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藤堂の粘り勝ち
前作があったようですが
読んでなくても大丈夫でした。
攻めの藤堂がとても誠実で
忍耐強く臆病で頑なな
受けにアプローチし続けるのが
良かったです。 -
購入済み
面白かったです
なんか淡々と主人公の心境とかを描写するお作家さんの筆力が凄いなと感心しながら読ませていただきました。
難しい漢字とかもたくさん出てましたので読むのに少し時間がかかりましたが、それは私の日本語の実力のせいですね。
今度時間あるとき、二度読みしながらもっと作品を楽しませていただきたいと思います。
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購入済み
富豪と庭師の恋愛話。無表情なので綺麗ではあるけれど、何か物足りない印象でした。庭師の実家にお邪魔したり、すれ違ってギクシャクしたり、思いを伝えあったり。波風が多少見られる展開でした。
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ネタバレカップリングは奏(伯爵家の跡継ぎ)×一葉(子爵家の跡継ぎ)です。
BLによくある身代わり花嫁ものです。一葉の双子の妹と母親が車の事故でなくなってしまい、お家の為に女装して嫁ぎます。
寡黙攻めは私の中では珍しかったのですが、すごい良かったです。
気に食わないことがあるとお仕置きと称していろいろやっちゃう攻めが多い中(それはそれで好きですが)話し合いで解決しようとする攻めに初めてお目にかかりました!!
寡黙すぎて全然解決してませんが(笑)
受けも健気でお似合いのカップルでした。
攻めのセリフで好きなのが、「きみがわたしのものだから、わたしはきみを大事にしたいんだ」ってやつです。普段無口なのに!! -
Posted by ブクログ
1巻にあたる疵と蜜でも出てきた二人がメインと知って読んだのですが、前半は1巻の二人の短編でした。
理知的な二人のお話なので、まあ、くっつくまでが遠慮と気遣い合戦みたいで、もどかしいこと、もどかしいこと。こういうときに直情型のキャラはぐいっと相手のテリトリーに踏み込めるので、ストーリーが早く動くんだなと痛感しました。
もどかしいもどかしい展開の後は、晴れてそういうシーンになったわけですが、ページ数的にそういうシーンはたった1回で、やや消化不良なところはあります。というか、もっと読みたかった、が正直な感想です。
全然BLとは関係ないですが、ストーカーの人物が、駅から相手の自宅までを尾行したこ -
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ネタバレ面白かったです。
タイトルを見ただけで、何かゾクゾクするものを感じます-笑
ひと昔前のインドのとある藩王国が舞台。日本人美青年と凛々しく猛々しい皇太子との純愛物語りです。
純愛といえば純愛ですが、遠野先生らしく、かなりハードです。
強いて欲を言えば、ハードなだけでなく甘い部分も欲しかった。二人が良いムードのシーンを甘いと呼ぶのかもしれないけど、私が思い描く雰囲気とはちょっと違いました。
舞台が中近東、砂漠の王、王子というのはよく見かけるけれども、藩王国、マハラジャというのは、かなりレアです。
その意味でも、楽しめた作品でした。
あと、ラストまで美青年の親友であるイギリス人青年の気持ち-ヒロ -
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残念
内容は素晴らしく、漫画では知り得なかった事情等がわかり買って良かった。
しかし、日高さんの挿絵も楽しみにしていたのに全く無いなんて思わなかった。
電子版に挿絵はないなら、そう書いてくれるとありがたい、
とにかく残念だ -
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王道萌え
短編、挿絵なし、王道だけど良かった!
かつて服属を誓った劉駿に国を陥落され捕虜にされた曄。
しかし劉駿は昔、謁見で初めて曄に会った時に一目惚れしていました。
例え嫌われても自分の物にしたい。
対する曄は若干14歳で王座に祀り上げられ政略結婚し年上の妃をもらうが、実はというお話。続き読みたいなあ。
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ネタバレ▼あらすじ
大学院生の斉希は、ゼミの一環でトンネルを奥まで進むうちに、気づけば見知らぬ世界に迷い込んでいた。
19世紀のドイツのようなその場所で、斉希は文筆家のヴィクターの世話になることに。
知的で美しく上流階級でも一目置かれる存在のヴィクターは、1人異世界で心細く過ごす斉希に寄り添い、力になってくれる。
そんなヴィクターが殺人事件の容疑者となり、斉希は彼の謎めいた一面を知る。
誰も知り合いがいないこの世界で、ヴィクターだけが斉希のすべてで、彼を信じたいと強く願うが…?
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★4.5
yoco先生の素敵過ぎる表紙に釣られて購入。
タイムスリップもので、思いがけずサスペンス要素も入ってい -
Posted by ブクログ
ネタバレとても面白かったです。
一気読みでした。
伯爵家の跡取り奏から、亡くなった双子の妹桃子の代わりに嫁いできて欲しいと頼まれたヒロイン(男・受け)一葉。
財政的に逼迫している実家の子爵家を立て直すためにと、男の身で女として娶られ扱われる屈辱にも耐えようとします。
ヒーロー(責め)の奏は怜悧なイケメン。感情の起伏にも乏しく、一葉は妻となっても彼の心中が読めません。ただ妻として体を求められるだけの関係に嫌気が差しつつも、次第に奏に惹かれていって―。
ストーリーとしては、よくある身代わりものです。
感想としては、無理にBL小説でなくても、男性と女性の関係に置き換えたとしても、そのまま政略結婚で結ばれ