あらすじ
【電子限定版】書き下ろし番外編「門出の日」収録。●人生でもう二度とアルファには近づかない──。密かな決意を胸に全寮制名門学院に赴任した国語教師の加納 (かのう)。希少なオメガの加納には、無理やり番(つがい)として飼われた苦い過去があった。ところが赴任早々出逢ったのは、侯爵家出身の精悍なアルファの高校生・藤堂(とうどう)!! 出自を鼻にかけず十代の性急さで好意をぶつけてくる。拒絶し続けていたある日、ついに藤堂の前でヒートの発作に見舞われて…? ※口絵・イラスト収録あり
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オメガバースの王道☆
ツラい目にあった健気な受が外見も中身もイケメンな年下攻めに愛されて幸せになって良かったです。
不幸な過去や身分違いを理由に身を引こうとするところが切なくてキュンとしました。
Ωらしい受とαらしい攻のお似合いのカップルなので、ガブッと咬まれて番になるところも読みたかったです。
攻めの両親のお話もあるそうで是非電子化して欲しいです。
藤堂の粘り勝ち
前作があったようですが
読んでなくても大丈夫でした。
攻めの藤堂がとても誠実で
忍耐強く臆病で頑なな
受けにアプローチし続けるのが
良かったです。
普通かな?
オメガバースものが好きだったので購入。
王道で良かったです。普通だったかなーと感じます。スパダリ高校生アルファと幸薄オメガです。
オメガの受けが、なんだかあまりにも不幸じゃないかなとも思いますけど。希少種男性アルファのせいで親から捨てられる、顔も覚えてない同学のやつに無理矢理番にされる、そいつが殺され犯人扱い、殺されかける。ここまでひどい扱いかーと感じます。また、時代背景が現代のようでパラドックスのようになってるのでちょっと?ってなるところも…でもそういう世界観なんで!で通る世界観です。
Posted by ブクログ
藤堂、男前。中々使わない言葉だけど、硬派な感じや、年齢と合っていない雰囲気で、この言葉がぴったりな気がした。教師と生徒のはずなのに、年の差を感じさせない「強さ」がある気がした。
それでもたまにかいま見える高校生っぽい反応がちょっと可愛く見えた。しっかりしていそうで不器用な2人だけど、せっかく好きな人に出会えたのだから差別なんかに負けないで、幸せになって欲しい。藤堂の両親っていう強い味方もいるし。
優等生αと、儚いΩ教員カップル
文章は理知的でセリフよりも説明が多い感じです
私は勿体ぶった格好つけた感じに受け取れてしまって、評価が落ちました
αがナイスガイなのは絶品です
Ωは親と初めての番に恵まれず、その番が殺されたとき殺人犯と疑われてしまう苦難に満ちた境遇です
そんな中、数ヶ月の期間限定で男子校の臨時職員になり、生徒会の生徒でαの存在感を発する生徒に出会ってしまう…
このαがハイスペックで、臆病なΩの先生にグイグイ迫る訳ではなく守りたい一心で話しかけるのです
お見舞いに尋ねた先生の家で発情して苦しんでる先生を見つけて、めちゃくちゃ官能的な関係になって…
αはすごく好みですが、Ωがかわいげなさ過ぎて、どこにそんなに愛してると思わせる要素が?見かけと不幸なこととΩということか?と思いました
イラストもΩが髪がモサっとしてるし、もう少し美しくして欲しかったです
賛辞されてるαのお母さんΩのイラストも欲しかったですね