堂場瞬一のレビュー一覧
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初めて、堂場さんの作品を読んだ。
もともと、スポーツ作品は、好きなのだが、
どちらかというと作家としては、
「山際淳司」「二宮清純」
雑誌では「Number」のようなノンフィクションが自分の好みえある。
まあ、小説という枠では、そのようなことは関係ないと思うが、
スポーツを題材にすると、ノンフィクションに近いほうが、純粋な気がする。
この作品では、ちょっと大げさな部分やら、いらない部分が多く、
ぜい肉があり、無駄な分量があった。
もう少し、そぎ落とせば、根幹はいいので、
それが光ったのではないかと思う。
本当に、作者は野球が好きなことがわかるので、
ちょっと、もったいなかったかなと。
まあ、野球に限らず、スポーツ全体にいえることだが、
やはり「気持ち」が大事ですよ。
「気持ちは伝わる」(伊坂風にいうと「気持ちは伝染する。」)
秋の野球大会、ソフト大会を通じて、改めて、自分も感じました。 -
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高城さんのリハビリシリーズ第6弾
お久しぶりです。
なんと法月さんが警務課に移動しちゃってました…
失踪人捜査課のまともな人材だったのに悲しいです。しかも阿比留室長は前回の事件で完全に戦意喪失状態。ホントに空中分解してしまいそうに危うい三方面分室。高城さん頑張ってたね。なんかお酒もあんまり飲まなくなってきた気がするし、いよいよ綾奈ちゃんを探す気にもなったようだし、リハビリは終了かな?
時は来た。
ていう最後の締めがやっとかーと思わないでもないけど…
なんかこれからセカンドシーズン的なものが始まりそうな予感です 笑
早く続き出て欲しいなぁ~
今回の事件については、確かに綾奈ちゃんのケースと被る部分もあった。それだけに失踪人の方には生きててもらいたかったよ…野崎さん。
あやしいと思ってた新井さんは確かに事件の鍵となる人でしたが、予想してた展開とは違ってて、そうくるか‼
新しく失踪人捜査課にくる人もかなりくせありそうだし…高城さん苦労しそうだなぁ
まぁ続きを期待してます( ´ ▽ ` )ノ -
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堂場瞬一のスポーツ小説コレクション最新刊。
野球をテーマにした作品は、舞台がプロ野球に始まり、
高校野球・メジャーと移り変わってきましたが、
再びプロ野球に舞台は戻って来ました。
今回は、プロ入団同期の三人の選手が絡んだ物語です。
一人はスター選手、一人は監督、そしてもう一人は一軍半の選手。
彼のスポーツ小説には、いつも傲慢で我儘な登場人物が出てきます。
今回も、我儘な選手は出ていますが、これまでの作品に比較して、
マイルドな我儘さ(笑)。
って言うか、他の作品に比べると、全然どうってこと無いと思います。
いつもは、結末がハッキリとは書かれないんですが、
今回は、結末も、後日談も描かれています。
こういう感じに終わると、ホッとします(笑)。 -
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オリンピックの競泳メドレーリレーを舞台にした物語。文庫書下ろし。
オリンピックと言っても、それは『東京オリンピック』。実際の世界では、一番近い将来でも、東京でオリンピックが開催可能になるのは、2028年以降になると考えられるが、時期に関する説明は一切無い。
物語を構成する重要なパーツの一つとして、新型水着「FS-1」がある。競泳での水着といえば、SPEEDOのレーザーレーサーがあったが、それを彷彿させるような、好記録続出の新型水着である。しかしながら、スポーツの世界では、ルールを決める舞台で日本は発言力がないために、ルールに翻弄されると言う事が良くあるが、「FS-1」も例外では無い。
また、オリンピックの競泳メドレーリレーが舞台と言っても、オリンピックでの競泳メドレーリレーの描写は、素っ気無いほどに少ない。実際に描かれているのは、地元東京でのオリンピックに立ち向かう競泳メドレーリレーチームメンバーの様々な葛藤。それが目の前で繰り広げられているような表現力で描かれている。
ラストの描き方は、この手の物語としては、期待通りの(?)常道の描き方になっている。まぁ、ああ描くのが、一番上手く収まるでしょうね。