小林雅一のレビュー一覧

  • AIが人間を殺す日 車、医療、兵器に組み込まれる人工知能

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    自動運転や医療の世界、将棋ソフトなどでにわかに存在感を高めているAI。第4次産業革命をもたらすとまで言われるこの技術が内包する危険性について解説した本。決してAIを否定するるのではなく、科学技術は使用方法を誤ると人間の命を脅かす可能性があるという立場で、現在のAIの主流となりつつあるディープラーニングの仕組みを解説しています。
    現在のAIの圧倒的なパターン認識能力は人間が到底及ぶレベルではなく、それを活用しない手はないのだろうと思います。AI将棋ソフトがプロ棋士を圧倒した結果がそれを実証しています。
    しかし相関関係を見出す究極の能力があっても、現在のAIは因果関係を見出すことはできていないとい

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    2017年08月25日
  • クラウドからAIへ

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    クラウドからAIへ 小林雅一 朝日新書
    アップル・グーグル・フェイスブックの次なる主戦場

    人工知能は60年前から
    あらゆるジャンルの学者たちが一同に介して始められた
    しかし答えを一つにしない相対的な脳のファジーな部分を
    解決できずに論理と法則とルールによって挑戦した第一次は収束し
    80年代に起こった第二次のAIは様々な業界の知識を持ち寄った
    集合によって実用化に向かうが柔軟性に欠けた為に頓挫する
    そして第三次が今盛り上がっているAIである
    アルゴリズムの統計学による確立的な方法で曖昧な部分を
    柔軟に対処することによって無限大の領域を相手にできる可能性を持った
    1997年チェスで世界チャンピョ

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    2017年06月03日
  • AIの衝撃 人工知能は人類の敵か

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    文系人間にはまさにタイトル通りの衝撃。今取り巻くあらゆる産業の構造を塗り替えると実感。ネーションではなく企業に支配される時代か。しかも人間ならではの創造性すらもAIコンピュータが凌駕する未来。人間とは何かが問われる世紀になる。

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    2017年03月31日
  • クラウドからAIへ

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    少し前に流行ったクラウド、ビッグデータから、著者は今はAI(人工知能)へシフトしてきているという。そのための入門書的な新書。

    内容は、1章で現代のAIの代表である、アップルの音声認識ソフトSiri、グーグルのセマンティック検索、フェイスブックのグラフ検索などの例を挙げ、2章では、AIの研究がどのように発展して来たかを説明している。

    3章では、音声認識技術、グーグル・グラス、自動車の自動運転技術、家庭用ロボットなど、医療現場に導入されるロボットなどを紹介し、4章では、人間が機械に依存しすぎる危険性と、人間が機械に存在価値などを奪われる危険性にわけて解説している。

    AIについては、まだまだわ

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    2015年10月04日
  • ウェブ進化 最終形 「HTML5」が世界を変える

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    出版から数年がたち、内容はややふるいこともあるが、HTML5をキーワードに、今後のIT産業の進む方向性を示した良書だと思う。

    内容は、概要、HTMLの歴史、アップル・グーグル・マイクロソフトのHTML5への動き、日本のIT産業の動き、出版業界やテレビ業界等のマスコミの動きについてまとめている。

    新書という形ではよくまとめている本だと思う。

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    2014年12月26日
  • クラウドからAIへ

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    この本は絶対2014年中に読んだ方がいい‼︎来年になったら遅いかも。なんでsiri?なんでpepper?各ITメジャーの今後3年間の競争が想像できてわくわくします。

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    2014年11月20日
  • クラウドからAIへ

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    ビックデータという確率・統計的手法を用いて蘇ったAIという「技術」について、その歴史から価値、将来性に触れている。知的好奇心をつすぐられる一冊。

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    2014年09月30日
  • ウェブ進化 最終形 「HTML5」が世界を変える

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    最近、「HTML5で世界が変わる」というフレーズを聞くけど、「で、何がどうなんの?」と思っていたところ、フレッシュマン達推薦のこの本に出会いました。もちろん、今さら、言語を覚えて自分でHTML5を書こうというわけではありません。HTMLやウェブの歴史、HTML5できる様になることの意義、アダビ対アップルのフラッシュをめぐる戦いの背景等が良く理解できました。技術的な進化に加え、熾烈なビジネスの駆け引きが行われているのですね。最近、我々が日常、PCやスマホで使っているサービスは、そういった駆け引きから生み出されていると思うと、感慨深いものがあります。
    グーグルやアップルといった企業は、こういったウ

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    2012年01月14日
  • ウェブ進化 最終形 「HTML5」が世界を変える

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    出版、放送、通信、そして、
    メディアを選ばないHTML5

    読みやすく解り易かった!
    HTML5 に秘められた未来の実現がたのしみ!

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    2011年12月27日
  • ウェブ進化 最終形 「HTML5」が世界を変える

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    最近よくこの言葉を聴いていてキッチンになっていたのと、前々からプログラミングの勉強をしたかったので、読んでみました。詳細な解説で良書だと思います。

    この本は僕がHTML5の勉強をしようとは思ったものの、テキストになるような本があまりにも分厚かったので、何とか入門書になるようなものはないかなと思っていたときに見つけて読んだものです。僕も近い将来にWebサイトをHTML5で記述できることを目標にしていますので。大変有意義なものでした。しかし、このHTMLという言語、5に行き着くまでにずいぶんとまた紆余曲折があったことを、この本を読むまで僕はまったく知りませんでした。いま、この本によると、主にグー

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    2011年12月03日
  • ウェブ進化 最終形 「HTML5」が世界を変える

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    HTML5が、重要な理由がわかりました!有る意味、他の方に読んで欲しく無いですね!いろんなビジネスチャンスがありますね!

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    2011年08月13日
  • イーロン・マスクを超える男 サム・アルトマン なぜ、わずか7年で奇跡の対話型AIを開発できたのか

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    AIは核兵器に匹敵する脅威になる。AIにもIAEAが必要。アルトマンとオッペンハイマーは同じ誕生日という偶然は必然なのか。

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    2025年10月04日
  • AIと共に働く - ChatGPT、生成AIは私たちの仕事をどう変えるか -

    購入済み

    AIは本当に役に立つのか

    AIはインターネット上の大量のデータを学習して、様々な用途に使われるようになってきたようである。しかし実際に使ってみると、ベースにする情報が真実とは限らないので、もっともらしい嘘をつくこともある。実際に仕事に使おうとするとその信憑性が問題であること、著作権の問題が知らないうちに発生する危険性があることが気になっていた。この本ではそのような点に関する事例も記載されており、参考になる内容であった。

    #タメになる

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    2025年08月23日
  • イーロン・マスクを超える男 サム・アルトマン なぜ、わずか7年で奇跡の対話型AIを開発できたのか

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    現在日本語で読めるアルトマンの評伝としては一番詳しいか。
    さすがにアイザクソンのジョブスやマスクの評伝には及ばないが、近年の生成AIの動向を中心によくまとまっている。例の解任騒動の顛末も詳しい。おそらく公開されているテック記事をまとめたものであり独自情報はあまりないということは割り引く必要はあるが、それでも十分ありがたい。
    ゲイツ、ジョブス、マスク、ベゾスに比べるとちょっと地味な感じのアルトマンだが、かなりの人たらし(良い意味でも悪い意味でも)というのが興味深い。まだこれからの人なので、今後が楽しみ。

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    2025年07月13日
  • イーロン・マスクを超える男 サム・アルトマン なぜ、わずか7年で奇跡の対話型AIを開発できたのか

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    ChatGPT誕生秘話のようなAIに関わるスタートアップ界隈の話。スティーブジョブズやイーロンマスクは色んな本で取り上げられているが、OpenAIのサムアルトマン本は初見である。

    各社CEOの個性や政争的な話も良いが、興味を引いたのは生成AIの大まかな設計思想や課題について。よく言われるAIにおける知財、権利問題についてのアルトマンの考え方が良く分かる。フェアユースとは、アメリカ合衆国の著作権法において、著作権者の許諾なしに著作物を利用しても、その利用が公正であると認められる場合に限り、著作権侵害とならないとする法理であり、商業目的か非営利目的か、教育目的か、利用が著作物の市場や価値に与える

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    2025年04月01日
  • AIの衝撃 人工知能は人類の敵か

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    実は間違えて買った本でしたが、AIを理解するうえで、とても参考になる本でした。

    AIにおいて「言語生成」が確立される前の本であり、もともとはAIとはなんだったかについて書かれています。

    歴史の話もおもしろかったですし、最後の方に書かれていた人間の本質に迫る部分も興味深かったです。

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    2025年03月15日
  • イーロン・マスクを超える男 サム・アルトマン なぜ、わずか7年で奇跡の対話型AIを開発できたのか

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    題名に「サム・アルトマン」を謳っているが、内容はAIの歴史そのものの話となっており面白い。
    2024年ノーベル物理学賞を受賞した「AIのゴッドファーザー」と言われるジェフリー・ヒントン博士のディープラーニングから始まり、同年ノーベル化学賞受賞のデミス・ハサビス博士率いるDeepmind、そこからヤコブ・パチョッキ氏のベクトル「トランスフォーマー」のブレークスルー、天才技術者であるイリヤ・スツケヴァー氏と取締役会らによる解任劇、そしてAGIに求められる権利と倫理観。
    一見気弱なエンジニアのような風貌をしたサム・アルトマン氏の自己顕示欲と狡猾さが興味深い。彼の野心的な性格はある意味スター性とカリス

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    2025年03月06日
  • イーロン・マスクを超える男 サム・アルトマン なぜ、わずか7年で奇跡の対話型AIを開発できたのか

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    AIに関係する研究を行ってきた自分からしても知らない裏話がたくさんありとてもおもしろかった.
    経営判断はとても難しく,どんなに優秀でも寝首をかかれたり,居場所を失ってしまったりする.
    OpenAIのすごいところは,サムがアジャイルになんでも試す姿勢でいるところだと感じた.スカーレット・ヨハンソンの件もそうだが,慎重に石橋を叩いて進めていくスピード感だと世界を席巻することはできない.

    ・OpenAIは創業時にはなにをやればいいか途方にくれていた
    ・AGIへの道筋は全く見えていなかったが,トロント大ヒントン研究室にもともと所属していたスツケヴァーは「Don't bet against

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    2025年01月31日
  • イーロン・マスクを超える男 サム・アルトマン なぜ、わずか7年で奇跡の対話型AIを開発できたのか

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    【評価】
    内容   :★★★★☆
    読みやすさ:★★★★☆
    難易度  :★★☆☆☆
    ボリューム:★★★☆☆

    【所感】
    ChatGPTで時の人になったサム・アルトマンとOpen AIについてこれまでの歴史をまとめられた一冊。アルトマンとOpen AIだけでなく、ビッグテック(MicrosoftやGoogle)、イーロン・マスクなど関わりのある重要プレイヤーとの動きについてもまとめられており勉強になった。AI界隈の動きはなんとなく追っていたがそれが自分の中で明瞭になった気がする。日本人が書いているので文章も読みやすくストレスなく読み進められる。

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    2024年12月27日
  • イーロン・マスクを超える男 サム・アルトマン なぜ、わずか7年で奇跡の対話型AIを開発できたのか

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    今まで報道で部分的にしか知らなかったことが、かなりよくわかる内容だった。

    オープンAIの内紛

    オープンAIとイーロンマスクの関係

    サム・アルトマンの生い立ち、実はベンチャー投資で大金持ち

    サム・アルトマンの仕事の進め方「従業員を互いに対立させる」

    スツケバーという天才の存在

    セルフアテンションメカニズムにより、トランスフォーマー技術が進歩し、AI開発が進んだ!

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    2024年11月29日