小林雅一のレビュー一覧

  • AIの衝撃 人工知能は人類の敵か

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    非常に面白い本であった。特に最後の場面で人間が既に攻略された将棋を指しており、それをAIに不思議がられるというシーンが印象的だった。AIからすれば馬鹿にされてしまう将棋や囲碁を指し楽しんでいる人間が自分たちより頭の良い存在を生み出しという強烈なメッセージは未来の人間の姿を現しているのではないかと思った。そして人類が今抱えている問題を解決するためにはAIとロボティックスの流れは止められないとやはり感じた

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    2018年07月29日
  • ゲノム編集からはじまる新世界 超先端バイオ技術がヒトとビジネスを変える

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    比較的近々の情報が盛り込まれており大変参考になった。特に食糧関連の3章、医療関連の4章は混沌とする状況を簡潔にまとめられていて関心した。

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    2018年04月03日
  • AIが人間を殺す日 車、医療、兵器に組み込まれる人工知能

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    この著者は視点がいいと思う。技術の発展を手放しで称賛するわけでも、無暗に恐れるわけでもなく、機械と人間の関係や社会への影響について真摯に向き合っている。

    テスラ社は、2015年にオートパイロット機能を搭載した半自動運転車モデルSをリリースしたが、2016年に死傷事故を起こした。モデルSには高性能で高価なセンサーのLIDARが搭載されていなかった。グーグルは、2016年に分社化したウェイモに自動運転事業を移管し、人間を制御の環から外した完全自動運転の開発を進めている。各社では、ごくまれに発生する非常事態にも対応できるようにするため、指令センターの人間が制御権を引き継いで遠隔操作する方式も検討さ

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    2018年10月31日
  • AIの衝撃 人工知能は人類の敵か

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    なかなか読み応えがあったし、最近のAIにまつわることが網羅されていて、短時間でキャッチアップするには良かった。あと何冊かAI関連は読みたい。

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    2017年10月25日
  • AIの衝撃 人工知能は人類の敵か

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    将棋やチェスでAIが人間に勝つというトピックスから始まり、AIの現状、取り組みの歴史を解説する。新書らしくポイントを押さえた解説でわかりやすい。
    AIは人間に敵対するものではなく、人間とAIが協力して、人類が直面する難問を解決していくのだという未来図は、そうあってほしいという願いとともに、共感できる。

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    2017年09月15日
  • AIの衝撃 人工知能は人類の敵か

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    人工知能、AIの入門書に最適。これを読むだけでかなり勉強になります。しかも読み安いし、次に何を調べればいいかも分かります。おすすめです。

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    2017年08月15日
  • AIが人間を殺す日 車、医療、兵器に組み込まれる人工知能

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    近年、AIをネタにした話題が巷を賑わせています。
    中でも、囲碁や将棋のトップ棋士を打ち負かしたことなどは大いにニュースや情報番組を盛り上げていましたね。
    こうしたゲームでの取り組みは、AIの現状の力を測るとともに、以後の研究の発展に役立てる先駆けをなすものと思われますが、実社会で役立てるものとしてこれまたマスコミで再三取り上げられ最も脚光を浴びている分野が、本書のテーマである「車」「医療」「兵器」といえるでしょう。

    私もこうしたAIを取り上げた情報番組などをみていてつくづく思うのは、車だったり医療だったり、AIによる自動化が人間の導き出している局面局面の判断の一端を大きく凌駕しつつある現状で

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    2017年08月07日
  • AIの衝撃 人工知能は人類の敵か

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    機械の部下を持つ日は近い。

    94p
    ベイズ確率がAIに使われているのは知らなかった。
    それとベイズ確率の説明が良い。
    「最初からそんなに理想的な確率を得ようとしたら一歩も進めないよ。それより最初は最初は不正確でもいいから、
    自分で適当に確率を決めておいて、そこに実験や測定の結果を反映させて、徐々に確率を修正していこう。そうすれば、今すぐにでも仕事を始められるから、こっちの方が便利だよ」

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    2017年08月05日
  • AIの衝撃 人工知能は人類の敵か

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    AIの仕組みが分かりやすく書かれている。
    2015年の出版なので当時の将棋電脳線までのことが書いてあるのだが、その後気になって調べたところ、
    2016年:PONANZAが2勝0敗
    2017年:PONANZAが2勝0敗
    と、AIが続けて勝利しているようだ。

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    2017年07月26日
  • ゲノム編集とは何か 「DNAのメス」クリスパーの衝撃

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    話題のゲノム編集技術がもたらしうる未来について。一般読者にはわかりやすいはず。専門家にとっても社会と新技術との向き合い方を考察するのにとても参考になる。

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    2017年05月22日
  • AIの衝撃 人工知能は人類の敵か

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    創造性すらAIの範疇という考えが印象的だった。最後には役に立たない、非効率なことが残るのだろうか…。

    また、脳の働きを分子レベルで解明する、や、猿の脳の動きの調査方法など、瀬名秀明著のbrain valleyの世界へと現実がシフトしつつあることも印象的だった。

    "つまり、創造性とは全くのゼロから何かを生み出すことではありません。むしろ、幅広い経験を通じて目撃したり学んだりした様々な事柄
    つまり一見すると無関係な事柄の間に他者が気づかない関連性を見出し、これに基づいて別々の事柄を一つにつなぎ合わせる能力です。"

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    2017年04月16日
  • ゲノム編集とは何か 「DNAのメス」クリスパーの衝撃

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    従来の遺伝子組み換えと違い、目的のDNAを的確に切り貼りできる技術が開発されました。
    これを用いれば、怪我・病気に強く、知能や体力や容姿が優れている強化された人間を作り出すことも理論上可能です。
    簡単で確実な技術であるため、自分を改良、自分の子孫を改良、人造遺伝子によって生まれる完全に近い人間の誕生、などは遠くない未来の話となるかもしれません。
    SFの世界が現実となりつつある今、参考となる一冊。

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    2017年03月11日
  • ゲノム編集とは何か 「DNAのメス」クリスパーの衝撃

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    人類はクリスパーという名の優れたメスを手に入れた。しかし、どこを切ればいいのかを示す地図は未だなく、その公算も立ってはいない。

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    2017年02月09日
  • ゲノム編集とは何か 「DNAのメス」クリスパーの衝撃

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    遺伝子編集技術として革命的な「クリスパー・キャス9技術」を紹介した本。遺伝病の克服など多くの分野での利用が期待されている。クリスパー・キャス9の特長は、「DNA上の狙った箇所をピンポイントで切断、あるいは改変する脅威的な精度とスピード」にあるという。これまでの遺伝子組み換え技術とは格段の差が生まれる。また、これまでの技術がマウスに対してのみ適用可能な技術であったりしたところが、汎用的にすべての生物で使えるようになったことも大きい。

    クリスパー・キャス9の説明だけでなく、エクソンやイントロン、選択的スプライシングの話など最新の遺伝子工学の知見を解説した記述も多く楽しめる。チンパンジーとヒトでは

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    2017年11月19日
  • ゲノム編集とは何か 「DNAのメス」クリスパーの衝撃

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    クリスパーという技術はちょっとすごい。

    大げさに言えば農業革命、産業革命、IT・AI革命に匹敵する遺伝子革命になり得るだろう。

    人間というものは、理念や目的なんかではなく、技術が歴史をドライブしていくのだと改めて痛感。

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    2016年11月02日
  • ゲノム編集とは何か 「DNAのメス」クリスパーの衝撃

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    「ゲノム編集」という言葉を時々目に、耳にするようになって1~2年。
    正直言って、本書を読むまで私は恥ずかしながらゲノム編集と遺伝子組み換えの違いを理解してはいなかったし、遺伝子やDNA、ゲノムに染色体といったそれぞれの用語が定義するものの区別もついていなかったが、それらの疑問が氷解するよう、最新の情報とともに分かりやすく説明してくれている。
    科学的な理屈を最低限、キッチリと解説しつつも、門外漢に理解不能なレヴェルに陥らない、絶妙なバランスで書かれていると思う。

    技術的に"できる"ことであるならば、その極限に挑み、押し上げ続けるのは研究者の性であろうし、また存在意義でもある

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    2016年10月03日
  • ゲノム編集とは何か 「DNAのメス」クリスパーの衝撃

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    将来ノーベル賞をとるクリスパーの開発経緯。それによってどのような臨床的な応用がされたか、今後されていくのか。
    わくわくするような革新的な技術のことがよく分かる良書。

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    2016年08月30日
  • AIの衝撃 人工知能は人類の敵か

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    先日(2015年9月5日)トヨタが自動運転技術開発のため米マサチューセッツ工科大学、スタンフォード大学とAI(人工知能)の研究で協力するとのニュースがあった。今後5年間で60億円を投資するという。
    ハンドルを握らないで自動的に運転される車というのは夢のような話だが、おそらく10年もしないうちに高速道路を走る車の何%かは自動走行しているかもしれない。

    「人工知能は人類の敵か」と書かれると、まるでブレードランナーのレプリカントやターミネーターのスカイネットを思い出してしまうが、この本で紹介されるAI(人工知能)はもっと現実的なものだ。これからは、現在「道具」として使われているもの(工業製品)に、

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    2025年04月26日
  • クラウドからAIへ

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    モバイルデータ通信 クラウドによる検索に 音声入力を導入。
    スマホに音声入力を導入することで囲い込みができる。
    ビッグデータを利用した新たな検索方法には AI 自己学習がかかせない。
    aiぎじゅつの応用で実現できることや問題点の指摘がされている。
    モバイル端末 アプリについての利便性を考えると高齢者への応用利用ができそうだ。

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    2015年06月02日
  • ウェブ進化 最終形 「HTML5」が世界を変える

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    HTML5はウェブの規格のみならず、各社が支持していることからウェブアプリの基盤となり、テレビを初めとした家電や電子書籍などのメディアについても巻き込んで、Web of Thingsの発展を促すといった内容。

    日本のテレビ放送の規格は、正力松太郎によってアメリカのNTSC方式が採用された。欧州とアフリカのPAL、かつてのソ連を中心とする社会主義陣営がSECAMだったが、中南米諸国やフィリピンではNTSCが採用されたという歴史がある。

    デジタルテレビ番組のデータ放送の記述言語に使われているBMLは、HTMLをベースにしているが、互換性はなく、日本以外で採用されているのはブラジルだけ。

    日本

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    2018年10月31日