小林雅一のレビュー一覧
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先日(2015年9月5日)トヨタが自動運転技術開発のため米マサチューセッツ工科大学、スタンフォード大学とAI(人工知能)の研究で協力するとのニュースがあった。今後5年間で60億円を投資するという。
ハンドルを握らないで自動的に運転される車というのは夢のような話だが、おそらく10年もしないうちに高速道路を走る車の何%かは自動走行しているかもしれない。
「人工知能は人類の敵か」と書かれると、まるでブレードランナーのレプリカントやターミネーターのスカイネットを思い出してしまうが、この本で紹介されるAI(人工知能)はもっと現実的なものだ。これからは、現在「道具」として使われているもの(工業製品)に、どんどんAIが実装されていく事になるのだろう。
2025年4月26日 追記
これを書いてから10年たった。現在私はスバルのレヴォーグに乗っている。高速道路は全自動とはいかないけれど半自動状態で走る事が出来る。
スマホやPCにはChatGPTが実装されAIを日常的に使用している。 -
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HTML5はウェブの規格のみならず、各社が支持していることからウェブアプリの基盤となり、テレビを初めとした家電や電子書籍などのメディアについても巻き込んで、Web of Thingsの発展を促すといった内容。
日本のテレビ放送の規格は、正力松太郎によってアメリカのNTSC方式が採用された。欧州とアフリカのPAL、かつてのソ連を中心とする社会主義陣営がSECAMだったが、中南米諸国やフィリピンではNTSCが採用されたという歴史がある。
デジタルテレビ番組のデータ放送の記述言語に使われているBMLは、HTMLをベースにしているが、互換性はなく、日本以外で採用されているのはブラジルだけ。
日本の出版業界が採用しているデジタル出版の規格は、シャープが開発したXMDFで、欧米で採用されているEPUBなど、国や地域ごとに独自の規格が採用されている。
データ放送もデジタル出版も、HTML5によって世界的に規格が統一されていくことが予想される。
4年近く前の発行だが、まだ読みごたえはあった。 -
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○IT分野を得意とする評論家で作家の小林氏の著作。
○人工知能”AI"の研究開発の歴史をまとめながら、これから行われて行くであろうAI技術の発展や、Googleやappleが目指している新たな戦略の方向性など、最新のITを巡る動向を分析したもの。
○歴史もさることながら、現在のAIを巡る動向や商品化への動き(さらには軍事用途としての利用)については、とても整理されており、純粋に凄いなぁと思った。
○AI技術の発展で、私たちの生活は、さらに180°くらい変わっていくのだろう。その変化に取り残されないように、しっかりとフォローしていきたい。 -
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・ルールベースのAiから、ビッグデータと確率によるAiへ、さらにニューラルネットワークへとAiの歴史がよくわかった。昔、星新一の小説で、コンピュータにありとあらゆる知識をインプットしたらふっと消えてしまって神になったという物語を読んだことがあります。確かにあらゆる知識を溜め込めばあらゆる判断が可能になるというには、当時としては分かりやすいストーリーだったにかもしれません。
この本を読むと、人間が機械より優っていることは何なんだろうと考えさせられます。産業革命のときも当時のイギリス人は同様に考えたのでしょう。
・確率ベースのAiを使えば、人間よりベターな判断ができるようになる気がする。会社の昔の実績が認められて偉くなった人の一言に振り回されることもなくなるのかもしれない。 -
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ネタバレ(2016年10月19日)
再読。2年たちましたが、AIの進化は本書の書かれた時点を上回る速度で進んでいると思います。
本書に出てくる、ロボット、自動車の自動運転、そして将棋や囲碁ソフトは次から次へと新し展開が出てくるし。
未来を描いた内容だと思っていましたが、既に一部の内容は古さすら感じさせる、現実の変化のすさまじさ。10年後くらいには、本当に今までとは全く違った世界に住んでいるかもしれません。
(2014年3月14日)
ちまたでよく聞くクラウドって、データセンタとどうちがうのよ?といまだに腹に落ちていないワードなんですが、本書を読んで眼からウロコでした。スマホや各種センサーから集められる膨大なデータをセンター側でAI(人口知能)を用いて分析、判断することで、これまでとは全く異なる世界観が生まれる。。こうしてみると、やはりグーグルやアップルが見ている場所は、一般の人々よりもかなり先をいってますね。
また、本書後半では、AIの進化により仕事においても「機械との競争」が始まると問題提起されてますが、これは本当に近い将来直面する未来なんだろうと、最近のAI関連のニュースをみるとヒシヒシと思います。 -
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AIそれ自体と、AIでビジネスすることについて学べる入門書として面白かった。
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AIの歴史は1950年代に始まり、これまで様々なアプローチをしては壁にぶつかってきたが、今また新たなアプローチにより進化をしているという。
初期のアプローチである、人がコンピュータにルールを教え込むルール・ベースAIは柔軟性に欠け、複雑な問題に対応できなかった。
そのため今はルールを無視して統計的・確立的な知的処理を行う汎用性の高いアプローチが主流になった。
しかしこの手法も本来的に言葉を理解してるとは言えず、知能が進化しているわけではないので、いずれ限界にぶち当たると見られている。
そこで今大きな期待を受けているのが第三のアプローチが、人間の大脳のメカニズムをコンピュータ上で再現する手法。AIの王道とも呼べるものである。
ex) ディープ・ラーニング
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MEMO:
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ルール・ベースのAIから、統計的・確立的なアプローチで知的処理を行うAI
33
人間の大脳のメカニズムをコンピュータ上で再現する手法。AIの王道とも呼べる。
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セマンティック検索とは言葉の意味を理解して、答えを返す検索エンジン
43
ビッグデータは大きく構造化データと非構造化データの2種類に大別されます。
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「モバイルインターネットのゲートウェイを押さえたい」という点
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その代わりグーグルが重視したのは、元の文章と翻訳された文章との間に見られる統計的な関係です。
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スパース・コーディングから生まれた「ディープ・ラーニング」
115
Siriでは、音声操作というユーザーへの最前線(フロントエンド)をとることにより、その背後(バックエンド)では色々なサービスに仕事を割り振る特権を得ることになる。
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介護ロボットは日本のエレクトロニクス産業にとって、近来稀に見るビッグチャンスとなる
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AI開発の中心は今や、成熟した各種要素技術を組み合わせて、私たちの暮らしや社会を良くする段階へと移行しました。
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ルール・ベースにせよ統計確立的アプローチにせよ、そういった理詰めの手法では人間の知性を再現することは不可能 -
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まだ策定中の技術にも関わらず、HTML5はすでに流行に敏感なウェブサイトでその高いポテンシャルの片鱗を見ることができます。そんなHTML5を使って、今できること、これから出来るであろうことが書かれています。
HTML5がウェブサイトに更なる革命を起こし、ハードウェアであるパソコンの存在価値すら変えてしまう力を持っている。さらにそれがなぜ起こるのか、世界の名だたるIT企業が今何を考え、次の一手をどう考えているのか、というところまで踏み込んでいて、結構目からうろこでした。
ああ、これから第2のIT革命とも呼べる時代が来るんだなあと読んでいてワクワクしました。読み進めるうちにITに特化した経済書にさえ思えてくる。
iPhoneから始まったタッチパネルでのネットサーフィンはWindows8で本格的に加速するでしょうし、IT企業の最前線の方には当たり前過ぎて物足りないかも知れませんが、私のような”ITは好きだけど土俵の外でじっと見守っている”というような人間には興味さえあれば、なかなか楽しめる本ではないでしょうか。 -
Posted by ブクログ
ネットの歴史や基本的な用語などをおさらいしつつ、ウェブ進化の足跡を振り返り、アップル、グーグルなど、思惑と駆け引きの渦巻く米国各社の動きをレポートする。そして、HTML5の特徴と展望を伝えへ日本のメーカーやメディア企業をチャンスに乗り遅れるなと檄を飛ばす。著者の熱い思いが込められた一冊です。
開発の立場からだと、JavaScriptでネイティブアプリ(WindowsとかiPhoneとかAndroidのアプリのこ)と同等なUIが開発可能な機能強化、HTML文書の論理構造の明確化、異なるブラウザ間の互換性の三つのポイントがとても興味深い。なかでもネイティブアプリと同等のUI作成は、iPhone、Android、WinPC等でアプリ開発が共通になると考えることができる。これはWindows登場以来の大きなパラダイムシフトではないだろうか。