加納新太のレビュー一覧

  • ラブオールプレー(2)太陽の背中【試し読み】

    進化し続けるチーム

    成長し続ける横浜湊バドチームの自ずと応援したくなってしまうストーリーはもちろん読む価値がありますが、この作品には加えて番外編としてアニメ設定資料や登場人物関係相関図などといった、ファンにとっては是非とも読んでおきたいここだけしか見られない宝の数々が入っていてオススメです。
  • 幕末明治サバイバル! 小説・渋沢栄一
    2021年大河ドラマ『青天を衝け』の主人公である、
    渋沢栄一の人生を手っ取り早く知るためには、
    本書は最適。
    著者はあとがきで『小学校三年生だったころの自分にむけてこれを書こう』と本書を書き始めたみたいです。

    生まれ故郷の血洗島村(現、埼玉県深谷市)での栄一の
    小さい頃のガキ大将時代のエピソードか...続きを読む
  • 小説 雲のむこう、約束の場所
    原作の映画を見て、戦争の設定についてもっと知りたくなりノベライズ本を手に取った。
    読んでみた感想としては、映画よりも自分で歩いていくという意思と孤独を強く感じた。
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound
    この前見た、「君の名は。」のサイドストーリー。
    瀧、テッシー、四葉、お父さん、どのお話もすごく良くできていた。
    特に四葉とお父さんの話は感動したなぁ。
    四葉も既に「入れ替わり」が始まっていたとは…!
    そして、お父さん。
    どれだけ娘たちのことを思い、どれだけ妻のことを思い続けたのか。
    妻が亡くなってか...続きを読む
  • 秒速5センチメートル one more side

    なんとも素晴らしい

    良い本です。
    最後、出会わなかったのがもどかしいですがなんとも素晴らしい本です。。
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound
    君の名は。は良い映画でした。これは、映画では語られなかった部分をていねいに書いてあります。なるほどそうだったのかと。特に三葉と四葉の父と母の出会いの話は良かった。また、映画を観てみたいと思いました。
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound
    映画「君の名は。」のアナザーサイドストーリー。
    瀧くん、テッシー、四葉、お父さん目線で書かれている。

    特に三葉と四葉のお父さんの章が良い。

    この本で語られている登場人物の背景や思いを知った上で、もう一度映画が見たくなった。
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound
    Audible。映画の声優がやっているので、それはとてもよい。ヒロイン役の上白石さんが話している1〜3話は、ストーリーに沿った話なので、そんなに発見があるわけではない。好きな人向け(なので、私にはよかった)。4話は映画のクライマックスを補完する内容になっており、完全に毛色が違う。(私のような)映画何...続きを読む
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound
    映画では描かれなかった感情とか過去とか、読めて良かった。登場人物がより立体的になったし、なぜ三葉の父が最終的に町民を避難させるに至ったのか、についても納得した。簡単に、入れ替わり、とは言うものの、実際に生活するにあたっては難しい局面は多いし、テッシーは意外に地に足の着いた考えを持っているし、興味深か...続きを読む
  • 小説 雲のむこう、約束の場所
    喪失、内省、彷徨、呪縛、邂逅、開放、再生
    ただひたすらに、ただひたむきに
    淡い思いと、後悔と疼き、あり得たはずの未来

    「秒速5センチメートル」「言の葉の庭」
    「君の名は。」
    いずれも読みながら同じ単語が頭に心に。
    目を奪われる映像作品とは別に、活字の物語を通じて
    感じるこの感覚、とくに喪失と彷徨に...続きを読む
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound
    大ヒット映画『君の名は。』の外伝的小説。

    宮水三葉をメインに取り扱ったもので、瀧君はほとんど出てこず。
    それでも、宮水神社の由来などを知ることができて面白かった。
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound
    映画版にシナリオ協力として参加した著者による、瀧、親友の彼で友人の勅使河原、妹の四葉視点の三葉の日々と、三葉の父母の馴れ初めの四編。瀧の入れ替わった三葉の三編が活き活きとしてとても良い。著者の違いによる違和感は全くなく、コミカルな日常の掘り下げが密で心地好い。姉妹の神社の娘としての役割も興味深い。
  • 小説 雲のむこう、約束の場所
    新海さんの才能は、素敵だと思う。それをただ文章に写すだけではない加納さんの才能もまた素敵だと思う。

    新海誠展に、行きたい!
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound
     君の名は。を読んだ勢いそのままに読破。
    瀧、テッシー、四葉、そしてお父さん。それぞれの語りで「君の名は。」を深めていく…深い、深すぎる。
     本編では語られない三葉のお母さん、二葉さんとお父さんとの物語はなんというか壮大で‥。ラストは一気に畳みかけられました。
     というか。アニメ映画として誕生した君...続きを読む
  • 言の葉の庭
    「自分しか知らない」「二人だけが知っている」そういう他人に共感されない時間を過ごすこともまた、青春である。

     若者ゆえに、孤独を恐れて、他者と共感することに必死で、「ウェーイ!いつメンサイコーかよ!」と叫ぶ。誰でもできる「おすすめ」を手当たり次第に経験して、他人の価値観で自分を塗り固めて大人になっ...続きを読む
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound
    2016年に公開され大ヒットした新海誠監督の「君の名は。」のスピンオフ小説。作品中では多くが語られていない瀧、勅使河原、四葉、俊樹の心情や過去の話が描かれています。ちょっとしたシーンの裏に隠されている想いが読めるので、本書を読んだあとは、より作品を楽しめると思います。特に町長である俊樹の過去話や娘達...続きを読む
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound
    三葉と瀧の入れ替わりが起きはじめてからの、三葉を取り巻く人たちそれぞれの物語。

    テッシーの考えていたこと。
    星が落ちたあの日、父親が町民全員を避難させるに至った経緯。

    サイドストーリーは、本編に厚みを持たせる。
    この作品を読んでまた、本編を読むとさらに深く、物語の世界へ潜って行くことができそうだ...続きを読む
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound
    主人公以外の視点からの物語。映画と相互補完的な関係であるのは「小説 君の名は。」と同じですが、個人的にはこちらの方が面白かった。映画ではわき役だった人物にもいろいろな事情があるんだな、と(笑)
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound
     新海誠監督長編アニメーション「君の名は。」世界を掘り下げる特別編。

     「君の名は。」は三葉と瀧の物語だが、これは糸守町の三葉の周辺の人たちの視点から観たお話です。
     三葉の体に入っている瀧、テッシー、四葉、そして三葉と四葉の父・俊樹の視点で語られてゆく。
     その中でも重点は父・俊樹の視点である。...続きを読む
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound
    おもしろかった。
    もう一度映画見たくなる一冊。

    入れ替わってたときのタキの三葉への
    評価(?)が、映画だけでは全くわからなかったなあ、と。

    父上さまの母上さまの愛しすぎーなとこがすごかった。
    そして、全てはそこに向かったいた、というまとめが
    気持ちよかった。
    正直、映画の不思議なシーンについては...続きを読む