加納新太のレビュー一覧

  • 君の名は。 Another Side:Earthbound

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     君の名は。を読んだ勢いそのままに読破。
    瀧、テッシー、四葉、そしてお父さん。それぞれの語りで「君の名は。」を深めていく…深い、深すぎる。
     本編では語られない三葉のお母さん、二葉さんとお父さんとの物語はなんというか壮大で‥。ラストは一気に畳みかけられました。
     というか。アニメ映画として誕生した君の名は。で小説と映画、どちらが原作かと問われると微妙なところ、と新海監督ご自身が語っているけれど。その後に出たこのアナザーサイドストーリーの、なんと深いこと。映画を見て、小説を読んで、このサイドストーリーを読んで初めて完結と言えるのかも。
     時々読み返して、また余韻に浸ろうと思います。

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    2018年10月30日
  • 小説 雲のむこう、約束の場所

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    パラレルワールドの日本。先の大戦で分断された国境の先にある北海道。そこにある白い塔にむかって、自作の飛行機を飛ばそうとする少年たち。浩紀と拓也で始めた壮大な計画にサユリが加わり、その飛行機、ヴェラシーラで白い塔まで飛ぶことは三人の約束となった。夏休みが明けてサユリは突然転校し、二人は喧嘩別れし、計画は立ち消えた。三年が過ぎ、サユリの消息がわかったとき、再び、計画は動き出す。約束の場所まで白い翼は彼らを運んでいくのか。ラストのそれぞれの身の振り方が気に入らなかったけど、理系な自分には興味深く読めました。

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    2026年01月12日
  • 言の葉の庭

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    ネタバレ

    「自分しか知らない」「二人だけが知っている」そういう他人に共感されない時間を過ごすこともまた、青春である。

     若者ゆえに、孤独を恐れて、他者と共感することに必死で、「ウェーイ!いつメンサイコーかよ!」と叫ぶ。誰でもできる「おすすめ」を手当たり次第に経験して、他人の価値観で自分を塗り固めて大人になっていく。そういう社交的な若者には到底なれない。そういう若者の粋な話。

     閉鎖空間。そういうテーマがありそうなおはなし。

     少年は満員電車という人にあふれる閉鎖空間に吐き気を催す。
     少年は皆で同じことをさせられる、自分の興味ないことを強いられる学校という閉鎖空間が嫌いだ。
     少年は他人が理解でき

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    2018年06月03日
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound

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    2016年に公開され大ヒットした新海誠監督の「君の名は。」のスピンオフ小説。作品中では多くが語られていない瀧、勅使河原、四葉、俊樹の心情や過去の話が描かれています。ちょっとしたシーンの裏に隠されている想いが読めるので、本書を読んだあとは、より作品を楽しめると思います。特に町長である俊樹の過去話や娘達への想いを知っているか知らないかで印象がまるで変わると思います。そして、おっぱいに執着した話が満載です。

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    2018年02月24日
  • 言の葉の庭

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    ネタバレ

    新海誠監督が描く「小説 言の葉の庭」は、映画では描き切れなかったであろう登場人物のバックグラウンドが描かれて、正直そのギャップに少しびっくりしたところもあったが、この本は、映画の世界観から、できるだけはみ出さないように忠実に丁寧に描いている印象を受けました。映画を見直しているような感じで楽しめました。

    追加された製靴専門学校でのやり取りがとても素敵だったし、深夜の映画を見ているシーンが光景がここでの感情につながって来るのかと、そういったちょっとした伏線なども非常に面白かったです。

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    2017年08月06日
  • 秒速5センチメートル one more side

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    新海誠シリーズでは好きな方。
    美しいはなし。
    でも寂しくもなる。
    人生なんてこんなもんさ!

    #私の2016ベストブック第3位

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    2017年01月04日
  • 秒速5センチメートル one more side

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    「来年も、一緒に桜、みれるといいね」魂のむすびつきを感じた幼いタカキとアカリの無邪気な願いの行方は―
    もの悲しく美しい新海ワールドを映画とは異なる視点で描いたもうひとつの『秒速5センチメートル』。

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    2016年11月10日
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound

    購入済み

    映画内容を補間したい人向け

    映画で語りきれない部分と主要キャラクターの別視点からの話なので映画を見た後に読む事薦めます。

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    2016年09月04日
  • 秒速5センチメートル one more side

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    第2話『コスモナウト』の夏の雰囲気が好き。元の作品では登場しなかったが、2話に出てくる澄田姉のキャラが好き。

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    2015年04月27日
  • 秒速5センチメートル one more side

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    映画を大事にしているノベライズ。
    かといって、映画なしでも楽しめる小説。

    なんだかなあとやっぱり思って。
    でも桜の木の下で抱き合って完結してしまったというあかりの独白に納得した。ああ、彼女の中では見切りが付いていたのだなあと。
    一方、コスモナウトでは主人公は好きだと言ってくれる子に好きだと返せない。好ましく思っているのに。
    しかもそれがあかりの影響だとわかっていない。
    わかってー!ともどかしくなったり。
    感情を処理して、つらい思いを乗り越えるのが常の主人公にとって、中学生の初恋は処理し切れてなかったんだろうなあ。バックグラウンドで処理が続いていた感じ。

    主人公はどうなるのだろう。
    元彼女に

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    2013年05月01日
  • 秒速5センチメートル one more side

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    秒速5センチメートルの世界をすごく愛しているんだろうなぁ、というのが作品から伝わってくる。
    一番印象に残ったのはコスモナウト。
    貴樹と花苗姉の会話がとてもよかった。

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    2013年04月15日
  • ほしのこえ あいのことば/ほしをこえる

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    好きな男の子との間を繋いでいたメール そのメールが届くのは8年後 星は100光年や1000光年などをよく聞くので8光年なんてそんなでもないんじゃないかと思いがちですが、実はとても遠い それでも会いに行こうと思う2人 感動的です

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    2013年02月20日
  • 秒速5センチメートル one more side

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    もともと、映画を見て好きになった作品。また違う角度から話を感じることができ、新鮮でした。秒速は本当に名作だと思います。

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    2012年10月04日
  • 秒速5センチメートル one more side

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    空から舞ってくる桜の花びらを捕まえるのは難しい。その速度がこんなに遅いとは。花舞う時期になったら、知ったかぶりして、こっそりと言ってみよう。
    初恋も花びら同様、なかなか自分の手で捕まえることが出来ないですよね。そんな事を思い出しました。
    映像が浮かんでくるような本です。インクの色も綺麗です。章毎に違ってるし。

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    2011年09月30日
  • 秒速5センチメートル one more side

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    秒速5センチメートルで描かれなかった心理描写をうまく描く。映画を見てなくても読めるが、映画を見たほうがより感情移入できる。
    著者が新海誠ではないので、どうかと思ったが、安心して読めた。
    あとがきがないので、著者がどう思って書いたのか、新海誠がこの本をどう思っているのか、聞きたかった。

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    2011年08月23日
  • 秒速5センチメートル one more side

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    ーー俺は、やっとここまで来たよ。
    ここが、目指してきた場所だってわけではないけれど。
    とにかく、ここまで、自分の足で、歩いてきた。

    この台詞に感じるものが自分にもありました。

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    2011年08月21日
  • 秒速5センチメートル one more side

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    ネタバレ

     7月8日頃に読み始め、結構あっという間に読み終えた。改行が多いせいもあるが、分かりやすいからである。
     映画「秒速5センチメートル」は監督自身によるノベライズがある。だが、これは別人によるノベライズ。まあ、「雲の向こう、約束の場所」をノベライズした人だから、ある程度安心感はあるが。
     内容は、これまた別の角度からの「秒速5センチメートル」である、ということだ。「桜花抄」は明里の視点から語られ、「コスモナウト」は貴樹の視点から語られ、「秒速5センチメートル」は明里と貴樹の双方からの視点で語られる。その意味では整合性が取れている。「桜花抄」を明里の視点で描くとは、思い切ったことをしたなぁ。そのお

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    2011年07月13日
  • ほしのこえ あいのことば/ほしをこえる

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    一つ一つの言葉に詰められた思いが重い。
    こんなにも思い、考え、伝える言葉が今も世界にはあるだろうか?
    届かせたい思いに隠した届けたくない思いに、切なくて苦しくて読むのが辛くなってしまう作品。
    ファンタジーなのにどこかリアルで、読み終わったあと中々世界観から抜け出せない。

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    2014年11月24日
  • ほしのこえ あいのことば/ほしをこえる

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    SFを織り交ぜた切ない恋のお話。

    切なくて泣きたくなった
    深く だけど単純な愛に



    『ねぇ、わたしたちは、宇宙と地上にひきさかれる恋人みたいだね。』

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    2009年10月04日
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound

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    ネタバレ

    映画のほのぼのとしたやり取りを疑いたくなるような、裏の裏。人によっては感じ方が違うと思いますが、私は父視点のアナザーストーリーを読み終わって宮水の怖さを感じました。自分の意思だと信じてきた物事が全て未来の村のため、見えない何かに操られての行動だとしたら。これは、村が救えてあー良かったで終わりの話ではない気がします。これからも村が災厄に襲われる度、宮水に関わった人々は宮水の血に翻弄され、見えない何かに操られるのでしょうか。物語の奥行きが一気に広がった印象。この短編集、読めて良かったです。

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    2026年03月23日