加納新太のレビュー一覧

  • 言の葉の庭
    新海誠監督が描く「小説 言の葉の庭」は、映画では描き切れなかったであろう登場人物のバックグラウンドが描かれて、正直そのギャップに少しびっくりしたところもあったが、この本は、映画の世界観から、できるだけはみ出さないように忠実に丁寧に描いている印象を受けました。映画を見直しているような感じで楽しめました...続きを読む
  • 秒速5センチメートル one more side
    新海誠シリーズでは好きな方。
    美しいはなし。
    でも寂しくもなる。
    人生なんてこんなもんさ!

    #私の2016ベストブック第3位
  • 秒速5センチメートル one more side
    「来年も、一緒に桜、みれるといいね」魂のむすびつきを感じた幼いタカキとアカリの無邪気な願いの行方は―
    もの悲しく美しい新海ワールドを映画とは異なる視点で描いたもうひとつの『秒速5センチメートル』。
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound

    映画内容を補間したい人向け

    映画で語りきれない部分と主要キャラクターの別視点からの話なので映画を見た後に読む事薦めます。
  • 秒速5センチメートル one more side
    第2話『コスモナウト』の夏の雰囲気が好き。元の作品では登場しなかったが、2話に出てくる澄田姉のキャラが好き。
  • 秒速5センチメートル one more side
    映画を大事にしているノベライズ。
    かといって、映画なしでも楽しめる小説。

    なんだかなあとやっぱり思って。
    でも桜の木の下で抱き合って完結してしまったというあかりの独白に納得した。ああ、彼女の中では見切りが付いていたのだなあと。
    一方、コスモナウトでは主人公は好きだと言ってくれる子に好きだと返せない...続きを読む
  • 秒速5センチメートル one more side
    秒速5センチメートルの世界をすごく愛しているんだろうなぁ、というのが作品から伝わってくる。
    一番印象に残ったのはコスモナウト。
    貴樹と花苗姉の会話がとてもよかった。
  • ほしのこえ あいのことば/ほしをこえる
    好きな男の子との間を繋いでいたメール そのメールが届くのは8年後 星は100光年や1000光年などをよく聞くので8光年なんてそんなでもないんじゃないかと思いがちですが、実はとても遠い それでも会いに行こうと思う2人 感動的です
  • 秒速5センチメートル one more side
    もともと、映画を見て好きになった作品。また違う角度から話を感じることができ、新鮮でした。秒速は本当に名作だと思います。
  • 秒速5センチメートル one more side
    空から舞ってくる桜の花びらを捕まえるのは難しい。その速度がこんなに遅いとは。花舞う時期になったら、知ったかぶりして、こっそりと言ってみよう。
    初恋も花びら同様、なかなか自分の手で捕まえることが出来ないですよね。そんな事を思い出しました。
    映像が浮かんでくるような本です。インクの色も綺麗です。章毎に違...続きを読む
  • 秒速5センチメートル one more side
    秒速5センチメートルで描かれなかった心理描写をうまく描く。映画を見てなくても読めるが、映画を見たほうがより感情移入できる。
    著者が新海誠ではないので、どうかと思ったが、安心して読めた。
    あとがきがないので、著者がどう思って書いたのか、新海誠がこの本をどう思っているのか、聞きたかった。
  • 秒速5センチメートル one more side
    ーー俺は、やっとここまで来たよ。
    ここが、目指してきた場所だってわけではないけれど。
    とにかく、ここまで、自分の足で、歩いてきた。

    この台詞に感じるものが自分にもありました。
  • 秒速5センチメートル one more side
     7月8日頃に読み始め、結構あっという間に読み終えた。改行が多いせいもあるが、分かりやすいからである。
     映画「秒速5センチメートル」は監督自身によるノベライズがある。だが、これは別人によるノベライズ。まあ、「雲の向こう、約束の場所」をノベライズした人だから、ある程度安心感はあるが。
     内容は、これ...続きを読む
  • ほしのこえ あいのことば/ほしをこえる
    一つ一つの言葉に詰められた思いが重い。
    こんなにも思い、考え、伝える言葉が今も世界にはあるだろうか?
    届かせたい思いに隠した届けたくない思いに、切なくて苦しくて読むのが辛くなってしまう作品。
    ファンタジーなのにどこかリアルで、読み終わったあと中々世界観から抜け出せない。
  • ほしのこえ あいのことば/ほしをこえる
    SFを織り交ぜた切ない恋のお話。

    切なくて泣きたくなった
    深く だけど単純な愛に



    『ねぇ、わたしたちは、宇宙と地上にひきさかれる恋人みたいだね。』
  • 言の葉の庭

    人の心に敏感でしかも強い耐性力を
    備えた存在になることです。

    そうできない人が多いから
    なれる人はそうなるべきだと思います。

    でも、どうやったらそうなれるのですか?
    それは、
    力強く前に進む姿を見せることです。

    この言葉のやりとりが素敵でした。


  • 君の名は。 Another Side:Earthbound
    君の名はの瀧、テッシー、四葉、父目線の話。映画自体好きだったんやけど、これ読んで更に掘り下げられた。特に父のバックボーンが知れたのが良かった。ただの偏屈なおじさんとばかり思ってたから……映画のあのシーンの裏でこういうことあったんや、って思うからまた映画見たい。
  • 小説 雲のむこう、約束の場所
    共通の趣味を持つ友達と目標を持って、共同作業に明け暮れる日々。
    男同士の友情に突如現れる恋の予感。
    そして、突然の別れ…。

    青い物語から一転、話の方向性が変わっていき、序盤のスピード感はたまらなく好きでした。

    中盤以降の悶々とした感じと、結末はいまいちピンと来ず少々、不完全燃焼に感じました。
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound
    映画見直してみようかなと思う作品。
    三葉、瀧君、四葉、テッシー、父とそれぞれの視点で描かれているサイドストーリー。

    父目線が一番よかった。どうして自分がここにいるのかという哲学的な解も。
  • 秒速5センチメートル one more side
    転校生の明里と同級生の貴樹の小学生時代の出会いから大人になるまでの美しく悲しい恋の話。

    前半はスイスイと読めたが、後半少しだらけたかな。
    描写が美しいが、抽象的な表現が多かったので
    もう少しわかりやすく物語が展開してほしかった。