加納新太のレビュー一覧
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君の名は。を読んだ勢いそのままに読破。
瀧、テッシー、四葉、そしてお父さん。それぞれの語りで「君の名は。」を深めていく…深い、深すぎる。
本編では語られない三葉のお母さん、二葉さんとお父さんとの物語はなんというか壮大で‥。ラストは一気に畳みかけられました。
というか。アニメ映画として誕生した君の名は。で小説と映画、どちらが原作かと問われると微妙なところ、と新海監督ご自身が語っているけれど。その後に出たこのアナザーサイドストーリーの、なんと深いこと。映画を見て、小説を読んで、このサイドストーリーを読んで初めて完結と言えるのかも。
時々読み返して、また余韻に浸ろうと思います。 -
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ネタバレ「自分しか知らない」「二人だけが知っている」そういう他人に共感されない時間を過ごすこともまた、青春である。
若者ゆえに、孤独を恐れて、他者と共感することに必死で、「ウェーイ!いつメンサイコーかよ!」と叫ぶ。誰でもできる「おすすめ」を手当たり次第に経験して、他人の価値観で自分を塗り固めて大人になっていく。そういう社交的な若者には到底なれない。そういう若者の粋な話。
閉鎖空間。そういうテーマがありそうなおはなし。
少年は満員電車という人にあふれる閉鎖空間に吐き気を催す。
少年は皆で同じことをさせられる、自分の興味ないことを強いられる学校という閉鎖空間が嫌いだ。
少年は他人が理解でき -
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映画を大事にしているノベライズ。
かといって、映画なしでも楽しめる小説。
なんだかなあとやっぱり思って。
でも桜の木の下で抱き合って完結してしまったというあかりの独白に納得した。ああ、彼女の中では見切りが付いていたのだなあと。
一方、コスモナウトでは主人公は好きだと言ってくれる子に好きだと返せない。好ましく思っているのに。
しかもそれがあかりの影響だとわかっていない。
わかってー!ともどかしくなったり。
感情を処理して、つらい思いを乗り越えるのが常の主人公にとって、中学生の初恋は処理し切れてなかったんだろうなあ。バックグラウンドで処理が続いていた感じ。
主人公はどうなるのだろう。
元彼女に -
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ネタバレ7月8日頃に読み始め、結構あっという間に読み終えた。改行が多いせいもあるが、分かりやすいからである。
映画「秒速5センチメートル」は監督自身によるノベライズがある。だが、これは別人によるノベライズ。まあ、「雲の向こう、約束の場所」をノベライズした人だから、ある程度安心感はあるが。
内容は、これまた別の角度からの「秒速5センチメートル」である、ということだ。「桜花抄」は明里の視点から語られ、「コスモナウト」は貴樹の視点から語られ、「秒速5センチメートル」は明里と貴樹の双方からの視点で語られる。その意味では整合性が取れている。「桜花抄」を明里の視点で描くとは、思い切ったことをしたなぁ。そのお