加納新太のレビュー一覧

  • ほしのこえ あいのことば/ほしをこえる
    言わずと知れた新海誠監督の初作品。こちらは新海監督の手によらないノベライズバージョン。制作者とはまた別の視線だ。ミカコとノボルの視点は交わらずに、それぞれの別の章で描かれている。こちらのバージョンのミカコは、リシテアに乗艦した理由の一つに従妹の治療費負担があったようだ。それをミカコは絶対に語らない。...続きを読む
  • 言の葉の庭
    「子供が大人かではなく、人の心に敏感で、しかも強い忍耐力を備えた存在になること。そう慣れない人が多いから、なれる人はそうなるべき。」
    →具体的には、「強い力で前に進む姿を見せること。それが第一歩」

    ゆきのさんが「あなたはもちろんあなた自身のために前に進んでいるのでしょうけど、私には、あなたが私のた...続きを読む
  • 言の葉の庭
    新海監督のこれまでの作品の絵をイメージして読み終えました。
    透明感が素晴らしい。

    新海監督作品は青空が綺麗だけれど、都会の真ん中の雨に濡れた日本庭園の公園ってイメージも想像しやすい。
    悪意のカタマリもそれなりの理由や形があって、読んでいて悲しくなったり。
    中高生にオススメしたい。
  • 君の名は。Another Side:Earthbound 01

    名作が漫画で

    名作「君の名は。」が漫画で描かれている。三葉が住む町の雰囲気や登場人物の高校生ならではの心情がとても良い。
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound
    君の名は。が好きなら読むべき。
    特に父親と三葉の確執が何に由来するものなのかがわかりやすいです。

    過去とおばあちゃんと今のおばあちゃんにだいぶ変化を感じますが……笑
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound
    三葉をとりまく人たちのサイドストーリー。
    個人的には、最後の父の物語が良かったです。本編ではほとんど描写のなかった母・二葉との出会いから始まる物語。宮水神社の神職となった父・俊樹が、どうして町長となったのか? そこに至るまでの心理描写が深いです。
  • ラブオールプレー(4)新緑の季節

    人の絆は果てしなく

    読めば読むほど絆が繋がって果てしなく続くところが良かったです
    輝・榊・松田・ツインズ・花・静雄(水嶋の親友)等がそれぞれの立場で物語が展開して行くので
    読み応え有りです

  • ラブオールプレー(3)交わる翼【試し読み】

    人間のメンタルの力

    水嶋が憧れのプレーヤーに出会ったときの衝撃、またそれまでの自分の実力を再認識する展開には、読者も共感できるとおもいます。特にスポーツ活動をしている人にとっては、自分の力に過信すると失敗することをうすうす察していると思われるので、スキルアップはもちろん、人間的な成長のためにも必要な展開が描かれていると...続きを読む
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound
    「君の名は」が好きな人はキャラ補完のために読んで損はないんじゃないかな?挿絵も面白いし本編では見れなかった日常の日々が面白かったです
  • 君の名は。Another Side:Earthbound 01

    おもしろい

    おまえってときどき人生の全記憶なくしたり、男らしくなったり、別人みたいになるよな。ってサラッと言われているけど、それかなりやばい人だよね!そんな三葉を受け入れてくれるみんな、懐広い。映画よりこちらが好き。
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound
    ラストピースがはまった感じ。
    4つの視点を通して、三葉(と宮水家)の輪郭がより明確になり、かつ映像やノベライズでの疑問符が解消された感じ。サイドストーリーなんだろうけど、むしろ核心ではっ思える部分もあって・・・とにかく、自分の中ではこれがあって完成完結。

    時間あいちゃったけど、読んでよかった。
  • 君の名は。Another Side:Earthbound 02
    四葉も実は入れ替わっていた! という「アースバウンド」と、三葉の父:俊樹の人となりが掘り下げられる最終章「あなたが結んだもの」からなる後編。そうそう、あの親父に関しての描写はものすごく重要な筈だが、ここを描くと長くなって映画が冗漫になってしまうから、削らざるを得なかったのだ。映画本編にこの物語をムス...続きを読む
  • 君の名は。Another Side:Earthbound 01
    『君の名は。』はけっこう行間の多い映画だったが、その行間を埋める役割を果たすのが、この『Another Side:Earthbound』になる。1巻では、瀧(ポニーテール三葉)とテッシーが悪友みたいになっていく過程が楽しい「ブラジャーに関する一考察」「スクラップ・アンド・ビルド」。
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound
    君の名はのova。本編では描かれなかったシーンが良かった。特に三葉の父親は本編の核心に近いぐらいの内容だった。厳格な父だったかと思いきや、(そんな過去があったのか..)、と同情した。三葉の一族や周囲の人々は昔から続く文化のせいか、宗教っぽさがある上、三葉の祖母も意味不明なことを言っていた。本編自体が...続きを読む
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound
    君の名は。の欠けていたピースというか、語られていなかった余白の部分がまたひとつ埋まった。なんでもっと早く読まなかったんだろう。

    宮水家やテッシーが糸守を愛しているのならば、彼らは今は東京にいるけれども、いつか糸守に、何らかの形で戻るのだろうか。そうであって欲しいなと思った。
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound
    映画を観た人はこちらをすすめます。
    より深く掘り下げられているので、
    映画→小説→映画の順に見れば、
    より楽しめると思います。
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound
    君の名は。のサイドストーリー 三葉に入った瀧の視点、勅使河原の視点、四葉視点、そして三葉の父の視点で語られる君の名は。本編の前、そして間を繋ぐ物語 前前前世にのせて流されていった入れ替わりの日常の一ページと、瀧が持っていた三葉の印象について書かれている。てっしーの町に対する思いもわかる。 四葉の話は...続きを読む
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound
    映画『君の名は。』本編と絡めてサブキャラクターを掘り下げる、オムニバス形式の外伝。三葉と入れ替わった瀧がブラジャーについてアレコレする「ブラジャーに関する一考察」、テッシーこと勅使河原の悶々とした日常をえがく「スクラップ・アンド・ビルド」、四葉が体験するふしぎな"ムスビ"の物語「アースバウンド」、そ...続きを読む
  • 君の名は。 Another Side:Earthbound
    ほしかった物語がここにあった。三葉のお父さんの物語!
    これを読んで本当に「君の名は…まさか…!?」がわかる。おすすめ!!



    映画シナリオ協力者が書いているからホンモノである。
    ありがたい物語の補完編である。


     新海誠が作品をつくるにあたって、もっと深くシナリオを描きこんでいるんだろうと思って...続きを読む
  • 秒速5センチメートル one more side
    似たもの同士って、似ているがゆえに意外とうまくいかない。エリシュで第2話と第3話がつながって、貴樹の海王星に気がつく流れにやられた。