高橋悠のレビュー一覧
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購入済み
なんかほっこりしました。
どうやら時代が平成になったばかりの頃あたりらしい。サービス残業当たり前。データはフロッピー。セクハラみたいな事がまかり通っていた時代でした。新入社員の、元気でまっすぐでフレッシュな 吾妻目線の口語調の文章が心地よくてすんなり入ってきます。頭の中の葛藤とセルフツッコミとかが可笑しくて、だいぶ笑わせてもらいました。伊万里はちょっと朴念仁で、吾妻の気持ちがちゃんと分かってないかも。それで些細なすれ違いを繰り返すけど、でもお互いに大好きなのでこれからもっと分かり合えていくといいな。
キワ様ステキすぎて入信しそうです。
次の巻に期待。 -
購入済み
新境地
警官とヤクザの組み合わせが好きでしたが、この作品は敷居が高そうだと思ってました。
セールでお安くなっていたので購入しましたが、なかなか読むのに体力がいったし、脳が疲れました(笑)
お互いの破滅的な性(さが)に手綱を付けながら、歪ながらも純粋な愛を育んでいる2人のお話だと思いました。
読み手によって感想は変わりますが、浅はかな私には上記の感想が精一杯です(汗) -
購入済み
待ってました
上下巻の上巻で一部電子書籍サイトを除いてほぼ下巻のみ配信だったので、上巻の配信をとても心待ちにしていました。がまんできず下巻のみ配信されていたときに下巻を買って読んでしまいずっと悶々としていたので……。シリーズのメインCPよりこちらの二人が好きなので上下巻通して読めてとても嬉しいです。
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Posted by ブクログ
凍る月シリーズ/5冊目
☆花の残像+クリスマス
このふたつを思い描くと、涙がこぼれます☆
巴と須王が幸せであれば、もうそれだけでいいよ!!…何度も何度もそう思いました(T . T)
数年越しの、痛い過酷なお話し。
つらい状況に追いやられた巴が、いちばん大切なものを目に焼き付けようとするシーン…
そこから先は涙なしでは読めません(T ^ T)
キュンです。
宝物です。
みんなそれぞれの思いがあり、各々がなにかの目的のために生きてるんだなぁ…としみじみ感じられました。
あぁ、せつない…。
その後、
銀月夜→七色の攻防→瑠璃色の夜明け
と続き、物語は完結。カプは光陽×梁井に戻ります。
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Posted by ブクログ
「花の残像」の続編。冒頭、巴が連れ去られてからの日々が辛くてかわいそうで読んでいて本当に悲しくなりました。
ヨハンの思い詰めるあまりの行動は、結局巴の気持ちを少しも考えていなくて独りよがりで責めたくなります。
そして、須王との再会のシーンでは涙、涙でした。
巴が理不尽な目に会って、かわいそうだったから尚更です。須王の元に戻ることができてよかった…と思ったけれど、一難去ってまた一難。
ヨハンの不穏な動きにまた組織内では嵐のような事態が発生。巴なくしては生きられない須王に失望したヨハンの不満の矛先は、当然巴に向けられます。
ヨハンの気持ちを考えるとやるせなくなる。須王を思うあまり、彼が最も大事に -
Posted by ブクログ
長いお話が終わりました。
前回で獣人の存在を政府に知られて、獣人狩りが始まったのでもう流血は避けられないんだろうと思っていました。
しかし、最後まで諦めないという事がいかに大切か!!
御花畑思考の光陽です。
彼の機転が利いたお陰で沢山の命が救われました。
ここで陛下へお手紙をという発想と、光陽の祖父がそれを可能にする状態にあった事が奇跡的でした。
それから昔光陽が生まれた時にその身の上を占った祖父の友人と組織の相模が身内同士だった事も運命的ですね〜
「何事も諦めない」事が事態を良い方向へ導く、と思いました。
やはりハッピーエンド、これにつきます。
感動の嵐でしたが、梁井さんのやりたかったことっ