小林正弥のレビュー一覧

  • サンデルの政治哲学

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    ネタバレ

    「ハーバード白熱教室」や「これからの正義の話をしよう」で有名な、マイケル・サンデル教授の著書を紹介しながら彼の思想を解説しています。氏の考えを知る切っ掛けになると思います。

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    2011年09月01日
  • サンデルの政治哲学

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    サンデルの本の訳者でもある著者が、いくつかの著作を解説していく構成。哲学書は全く読まないけれど新鮮な感覚でおもしろく読めた。サンデルの考え方も魅力的だが、サンデルが批判するロールズの考え方も学ぶところが多い。日本やアメリカの政治、生命倫理について自分の考えを作っていくためのヒントが書いてあったと思う。自分が仕事で何を目指したら良いかについても考えるいい時間になった。

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    2011年07月27日
  • サンデルの政治哲学

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     原著を読んでいないので、ニュアンスは不明ですが、多様な正義とその近くにある善が印象的でした。
     本書は難解な部分を懸命に容易にしようという小林正弥さんの心意気が伝わってきます。
     基本的に序~第3講までみればだいたいOK。正義、善、公正への理解が進みます。
     第4講 遺伝子工学による人間改造 だけは非常に歯切れが悪い。これは致し方ないか。

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    2011年07月10日
  • サンデルの政治哲学

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    コミュニタリズムの概説。
    具体的な事例について、各事例での目的を元に議論を深め
    それぞれの正義を合意するということか?

    難しさを感じるが、たしかに
    それしかないのかとも思える。

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    2011年06月19日
  • サンデルの政治哲学

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    ネタバレ

     『これからの「正義」の話をしよう』やNHKの「白熱教室」で一躍脚光を浴びたマイケル・サンデル教授。本著書は、そのサンデルの全著作を解説し、サンデル自身の思想的立場を明らかにした著書だと言えます。
     非常にディープな内容で、『これからの「正義」の話をしよう』などを読み、より哲学に対して造詣を深めたいという方には向いていますが、初めて哲学本を読む方には難しいかも知れません。
     それくらいボリュームがあって、ハードカバーの専門書として出版されても良い"濃さ"だったと思います(あえての新書での出版だったのでしょうが)。

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    2012年01月18日
  • サンデルの政治哲学

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    サンデル本の解説•概説書

    故に「サンデル以上」にはなれないし、どうしてもそれぞれの本を読んでいなければ分かりにくい部分も出てくる。

    「これからの正義の話をしよう」を入り口に他の著書の概要や「こんな考えでこう書いている」、「サンデルの思考のエッセンスはここ」などを知るには有用。

    難しくても原著には当たってみるものだと思う。

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    2011年03月01日
  • サンデルの政治哲学

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    NHKの「ハーバード白熱教室」を機に日本でも注目を集めているマイケル・サンデル氏だが、「~白熱教室」や「これからの正義の話をしよう」には本人の思想はあまり出てこない。この本は「~白熱教室」で解説をしていた小林教授がマイケル・サンデル氏の思想の要点を解説している。たくさんの政治・哲学的な用語が出てきて一度に頭を整理するのは難しいが、アウトラインはなんとなく掴めた。図や表があればもう少し分かりやすかったと思うのだが。

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    2011年02月06日
  • サンデルの政治哲学

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    対話型講義で昨年有名となったハーバードのサンデル教授の政治哲学をこの一冊で読むことができます。

    わが国では法哲学の専門家は相当多数存在するが、政治哲学は教えてくれる教授がいなくて修士号も博士号もとれないということに驚いた。

    法哲学や政治思想史はあっても政治哲学がなかったのだそうだ。

    正義とはなにか、共通善とはなにか。
    リベラリズム、ネオ・リベラリズム、リバタニアリズムとは。

    混沌とした理念なき政局政治の話題ばかり垂れ流されてくる昨今、こういった「そもそも論」を考えてみるには良い機会を与えてくれました。

    しっかし、こういう形而上の話は頭が疲れて知恵熱がでる(笑)

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    2011年01月31日
  • 非戦の哲学

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    [ 内容 ]
    同時多発テロを契機に、アメリカ主導の「世界戦争」が始まった。
    帝国化するアメリカの要請に唯々諾々としたがって、日本は自衛隊を海外に派遣し、国是である平和憲法は空洞化しつつある。
    国連や国際法が無力化しつつある中で、日本はどのような道を選ぶべきなのか。
    「文明衝突戦争」の時代における日本の平和主義を再構築し、地球的平和への寄与を提唱する。

    [ 目次 ]
    プロローグ―非攻への和戦
    第1章 黙示篇―文明の象徴的崩落
    第2章 文明篇―戦争に抗する「和」の原理
    第3章 反戦篇―クーデター・テロ政府批判
    第4章 平和篇―地球的新平和主義
    第5章 非攻篇―平和国家の「国是」
    第6章 非盟篇―

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    2014年10月27日
  • ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(下)

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    コミュニティと善の話はわかりやすくて面白い。
    一方で、それまでの議論がかなり難しい。
    いつかもっと理解できる日が来るといい。

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    2025年10月24日
  • 自分を最高値で売る方法

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    自分の強みをパッケージ商品にしてみるという考え方が面白かったです。実際にワークシートにそってまとめてみると、自分を最高値でどうやって売るのか、何を準備したらいいのかみえてきたのでよかったです。あとは、実際にパッケージ商品を作って、売ってみようと思います。

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    2025年05月06日
  • 最速で10倍の結果を出す他力思考

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    全てを自分の力でやり切ろうとしがちな私に、ハッとさせられる内容。任せること(自分でなくてもできること)を他の人に任しても回る形で引き継いでいくことで飛躍する。実践していこう。

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    2024年01月31日
  • 自分を最高値で売る方法

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    評点ほ自分とのマッチ具合。
    正直良いか無駄かは悩む本。内容的には良くあるといえばよくある。
    ただ、200ページの中に数行でも身になることをと思えばなにかありそう。
    テニスのストロークを良くするために相手を見よ、の逸話はそれ。
    あと、良くも悪くもパッション高い本なのでその点を良いと取るかどうかで評価は変わりそう。
    カスタマーサクセスは個人的に最重要な言葉なのでこれを使われると良い方に取らざるを得ない。

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    2023年09月09日
  • 自分を最高値で売る方法

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    サービス提供などで成功する手法などを教えてくれる本です。
    これから起業したい人などには参考になると思う。

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    2023年02月15日
  • ポジティブ心理学 科学的メンタル・ウェルネス入門

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    前向きな感情は、幸福を生む。幸福の要素を解明し、本当の幸せを生み出す“ポジティブ心理学”。その考え方と、自分の人生、社会への活用法を説く書籍。

    従来の心理学は、精神疾患など心のネガティブ(マイナス)な状態の治療を目指す。だが、不幸の減少は幸福の実現を意味しない。20世紀末に誕生したポジティブ心理学は、心の中のプラスの要素に注目し、何が幸福につながるのかを探究する学問。

    ポジティブ心理学では、「幸せ・幸福」に代わる言葉として、「ウェルビーイング」(良好状態)が用いられる。ウェルビーイングを構成する要素は多様である。
    ポジティブ心理学の創始者の1人、マーティン・セリグマンは、次の5つをウェルビ

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    2022年12月29日
  • ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(下)

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    「犠牲になる命を選べるか」「徴兵制の是非」「同性婚について」など馴染みやすい命題で議論が展開されますが、理解するにはある程度、哲学用語の知識が必要だと思いました。

    「格率」自分で自分に定めた行動の法則。信念とも言い換えることができる。
    「道徳法則」人間界には従わなくては道徳法則があるとカントは考えた。道徳的な行いを善しとする理性は人間だけに先天的に備わっているからである。
    「定言命法」道徳法則は目的を達成するための手段ではなく、目的そのものでなくてはならない。
    例:人に親切にすることに目的はない。なぜなら親切にすること自体が目的だから。
    自分の利益や要求、特別な状況がほかの人のそれよりも重要

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    2022年07月30日
  • ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(上)

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    意見の相違が多く存在する多元的社会では、ある問題について全員が合意するような結論には至りませんが他者を考えて他者と関わっていく態度が重要です。
    多元的な社会においては、道徳的・宗教的な背景が異なり、意見の相違は至る所に存在します。
    ある問題について全員が合意するような結論がでることはないだろうけど、他者を考えて他者に関わっていくことは多元的社会における相応しい態度だと結論付けられています。

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    2022年07月30日
  • 自分を最高値で売る方法

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    教育コンテンツ作成の流れを学べる。コンテンツをバラ売りにするから単価が安くなるので、パッケージにして売ることの重要性を学べた。
    一方でセミナー誘導の為の本ということもあり、核心には触れず脈略のない文章で文字数を稼いでいる印象を受けた。

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    2022年03月22日
  • ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(下)

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    ネタバレ

    下巻も引き続き読んでみる。
    上巻よりも若干難しくて理解しにくいところがあったので、何度も読み返したりしていて時間がかかった。

    でも、やっぱり人を引きつけて惹きつける、この方の話術はすごいと思う。生徒のいろんな意見を分類したり、ぐちゃぐちゃになりがちな討論をきちんとまとめあげている。

    人気講座なのも納得。
    その場にいたら、すごく興奮するんだろうな。

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    2022年02月04日
  • 武器になる思想~知の退行に抗う~

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    読みやすく、バランスのとれた思想の解説書だと思う。

    コミュニタリアニズムについて、もっと知りたくなった。

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    2022年01月18日