小林正弥のレビュー一覧
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正義を考えるためには善を考えることが必要。
善を考えるためには「原理と具体例を相互に往復しながら考えていくというアプローチを取るべき」
by ロールズ(反照的均衡)
カントの考えでは、人間が自律的に行動していると言えるのは、義務という名の下に何かを追求している時だけで、自分の個人的な利益のためではなく義務のために、何か善い道徳的な行為をしているときだけ。
その行為は自由から生じている。
なぜなら強制されたのではなく、道徳法則を受け入れることを自分で選んだから。
道徳法則は主観的な条件に左右されないので普遍的な法則である。
純粋理性とはどんな外部条件にも左右されず自分自身に適用されるも -
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哲学というのは人をして距離を置かせ、衰弱させるような活動のため、精神が未熟なうちにしてしまうと社会との距離のバランスがとりづらくなってしまう。
①どこから、基本的な権利はきているのか?
②公正な手続きはどんな結果も正当化するのか?
③同意の道徳的な働きは何か?
ベンサムの功利主義をジョン・スチュアート・ミルが発展させた
「満足した豚より、不満足な人間である方がよい。満足した愚者より不満足なソクラテスである方がよい。」by スチュアート・ミル
「正義とは道徳の最も神聖な部分であり、他とは比べようもないほど拘束力の強い部分である」by ミル
ノージックは分配の公正さは
①「取得の正義」ま -
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ネタバレ【読書ログ14冊目】
『自分を最高値で売る方法』『最速で10敗の結果を出す他力思考』を読んで、引き続き小林正弥さんの執筆本として読んだ本。
「勉強法」という一見インプットよりの印象があるワードですが、中身はほぼアウトプットについての本です。
「学びをどうやって結果や収入に変えていくか」という視点での主張が一貫して展開されていきます。
著者の提唱する「教育型ビジネス」が暗黙の前提での話が多いものの、前作に続いて「どうやって顧客の成功を導き、その対価としての報酬を上げるか」という大事な論点はもちろん継続しています。
樺沢さんの『アウトプット大全』と同様に、アウトプットの実践を継続していかねば、と自 -
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ネタバレ【読書ログ13冊目】
『自分を最高値で売る方法』を読んで、小林正弥さんの執筆本として読んだ本。
前著では、若干の怪しさを感じていたものの、本書を読んで、その怪しさはかなりの程度消えました。
いわゆる「パラダイムシフト」が自分の中で起きた感じでした。
「自分の時間」ではなく「他人の時間」を借りる。
これまで「自分の時間」がいっぱいいっぱいになってアップアップしてきた仕事人生とは違う人生が見えたようでした。
目的などの「what」ではなく、手段の「how」にとらわれた思考でした。
これからの起業や事業運営でも参考にしていきますが、仕事以外でもレバレッジを効かせようとする事柄では参考になる考え方でし -
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前回に引き続き面白い議論がたくさんあった。やっぱりハーバードなだけあって、学生の鋭い視線もすごい。指摘や批判も的確。そのような多様な意見を拾って、議論を上手にファシリテートするマイケル・サンデルも素晴らしい。自分も多角的な視点を持てるようになりたい。
同性婚、愛国心・忠誠心のジレンマ、アファーマティヴ・アクションなど社会問題は判断が難しい。自分でも何が正しいのか結論が出せない。
quote:
この講義の目的は理性の不安を目覚めさせ、それがどこに通じるかを見ることだった。我々が少なくともそれを実行し、その不安がこの先何年も君たちを悩ませ続けるとすれば、我々は共に大きなことを成し遂げたというこ -
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法哲学を学ぶ上で非常に参考になる本。億万長者のビルゲイツに巨額の課税をして、富の再配分を強制することを正当化できるか?5人の命を救うために1人の命を犠牲にすることは道徳的に許容できることなのか?これらの問題を功利主義、リバタリアニズムの立場はどう評価するのか説明している。
ベンサム、ミル、ロック、カントなどの思想を例を挙げて分かりやすく説明し、法哲学という難しい学問の魅力を伝えていることが印象的であった。
マイケルサンデルのプレゼンも非常に巧妙だと感じた。議論を対話式で進め、賛成、反対の意見をぶつけ合わせている。矛盾している意見も全否定から入るのではなく、多様な意見をを自然に反映させて、筋 -
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Posted by ブクログ
久しぶりにおもしろいと思ってサクサク読めた。
興味深いことがたくさん書いてあってついついメモ取りながら読んだ。
成功ノートというものを作り、顧客の成功を第一に考えて行動して自分も一億円プレイヤーになりたいと思うった。
今まではセミナーというものをとてもタメになる良いものだと思っていたけど、知識メタボがグッサリきた。
これからはセミナーや学びの場へ参加する際は反転学習しようと思う。
確かに今までのセミナーというのは学んで高まって、その後の飲み会で気持ちが収まってコミュニティというものに疑問すら抱いたがこれを読んで自分をしっかり持とうと思う。 -