サンデルの政治哲学

サンデルの政治哲学

1,034円 (税込)

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「ハーバード白熱教室」での鮮やかな講義と、核心を衝く哲学の議論で、一大旋風を巻き起こした政治哲学者マイケル・サンデル。彼自身の思想と「コミュニタリアニズム」について、サンデルがもっとも信頼を寄せる著者が、その全貌を余すところなく記した。

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サンデルの政治哲学 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年04月03日

    リベラリズム、リバタリアニズム、コミュニタリズム。
    ハーバーマスはリベラリズム。アメリカと欧州では、その文脈が異なることに注意。

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    Posted by ブクログ 2014年10月28日

    これだけ読み応えがあるのに、より分かりやすく解説してあって、著者の力量の凄さがよく分かります。『これからの「正義」の話をしよう』を読んでいなくても、本書で十分です。
    読むだけでも随分時間がかかりました……

    読んでいるときに思っちゃった事を書いてみます。
    アリストテレスの適合性正議論は、得手不得手と...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年09月19日

    NHKの白熱講義が流行った際、『これからの「正義」の話をしよう 』を読んだ直後に買って積読状態になってた本。サンデルとも交流があり白熱講義で解説をしていた著者が、サンデルの著書について、番組や『正義』で端折った部分も含めて、考え方のエッセンスと変遷を分かり易く解説しています。ロールズ批判は非常に説得...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年08月22日

    サンデルの主著である『リベラリズムと正義の限界』『民主政の不満』『公共哲学』『完全な人間を目指さなくてもよい理由』『これからの〜』について解説する。
    注意しなければならないのは、本書の中に現れる「負荷ありし自己」という用語は明らかに誤訳であるということ。過去形ではなく「負荷のある自己」と読み替えれば...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年04月14日

    サンデル教授の著書を通して、哲学、思想の流れを解説。なるほどと腑に落ちる点と、難解で少し時間をおいて読み返す必要がある点があったが、近現代の哲学史を解説してくれ、「これからの正義の話をしよう」の理解が深まった気がした。

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    Posted by ブクログ 2011年07月01日

     功利主義からロールズの正義論によるリベラリズムが広まり、さらに自由を突き詰めたリバタリアニズムが全世界に広まった。
     これを批判したのがサンデルであり、コミュニタリズムの必要性を説くサンデルの思想を解説する。
     
     非常に難解だし、一度挫折してからの再読。「これから正義の話をしよう」を読んでいるか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年05月05日

    マイケル・サンデルのこれまでの著書等をまとめることで、彼の理論、ひいてはこれまでの政治哲学の流れまでも総括できるような内容となっている。とても面白い。

    マイケル・サンデルの主張(ロールズへの批判など)は、なかなか的を射たものだと思うのだけれど、説得力のある新たな正義論を打ち出しきれてないところが弱...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年02月18日

    マイケル・サンデルの主要著作を読み解き、彼の政治哲学の全体像を示している入門書です。

    著者は、『正義論』におけるロールズのリベラリズムが「負荷なき自己」という考えに立脚していることを批判した、サンデルの『リベラリズムと正義の限界』の内容を解説している章で、この著作によってサンデルは「ロールズの魔術...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年10月02日

    ご存知サンデルの思想解説書。
    勉強不足でサンデルはちゃんと読んだ事がないのですが、ポストモダンで育った世代としては、世の中との折り合いをつけるのに有効な思考が見つかるかも。
    真理は過去にありというもの入ってきやすい。

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    Posted by ブクログ 2012年06月16日

     前半部分難解です。何とか線を引き引き読み上げています。
     でもわかってくるところは氷が解けるように分かるのが楽しいです。
     いいほんです。小林さんは丁寧に解説されていると感じます。
     がんばってよんでください。

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