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Posted by ブクログ 2014年10月28日
これだけ読み応えがあるのに、より分かりやすく解説してあって、著者の力量の凄さがよく分かります。『これからの「正義」の話をしよう』を読んでいなくても、本書で十分です。
読むだけでも随分時間がかかりました……
読んでいるときに思っちゃった事を書いてみます。
アリストテレスの適合性正議論は、得手不得手と...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月19日
NHKの白熱講義が流行った際、『これからの「正義」の話をしよう 』を読んだ直後に買って積読状態になってた本。サンデルとも交流があり白熱講義で解説をしていた著者が、サンデルの著書について、番組や『正義』で端折った部分も含めて、考え方のエッセンスと変遷を分かり易く解説しています。ロールズ批判は非常に説得...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月22日
サンデルの主著である『リベラリズムと正義の限界』『民主政の不満』『公共哲学』『完全な人間を目指さなくてもよい理由』『これからの〜』について解説する。
注意しなければならないのは、本書の中に現れる「負荷ありし自己」という用語は明らかに誤訳であるということ。過去形ではなく「負荷のある自己」と読み替えれば...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月01日
功利主義からロールズの正義論によるリベラリズムが広まり、さらに自由を突き詰めたリバタリアニズムが全世界に広まった。
これを批判したのがサンデルであり、コミュニタリズムの必要性を説くサンデルの思想を解説する。
非常に難解だし、一度挫折してからの再読。「これから正義の話をしよう」を読んでいるか...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月05日
マイケル・サンデルのこれまでの著書等をまとめることで、彼の理論、ひいてはこれまでの政治哲学の流れまでも総括できるような内容となっている。とても面白い。
マイケル・サンデルの主張(ロールズへの批判など)は、なかなか的を射たものだと思うのだけれど、説得力のある新たな正義論を打ち出しきれてないところが弱...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年02月18日
マイケル・サンデルの主要著作を読み解き、彼の政治哲学の全体像を示している入門書です。
著者は、『正義論』におけるロールズのリベラリズムが「負荷なき自己」という考えに立脚していることを批判した、サンデルの『リベラリズムと正義の限界』の内容を解説している章で、この著作によってサンデルは「ロールズの魔術...続きを読む
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