小林正弥のレビュー一覧

  • 自分を最高値で売る方法

    Posted by ブクログ

    年収1千万~億超えを実現するための考え方、取り組み方。
    自分の継続的学びを商品パッケージ化する、顧客が求める結果にコミットする、代行せず顧客に動いてもらう、少数でも複数顧客に高額商品を売るなどのコンセプトが明快で、教育関係に特化しているが商品の作り方・展開の仕方も紹介されており、なるほど稼げるようになる方法だと納得した。
    また、稼いでも時間の自由を犠牲にしないアプローチであることにも感心した。
    とはいえ、定年を迎える自分の年代では、そこまで稼ぐモチベーションはなく、現場に一緒に入ってのカスタマーサクセスの共有を考えたいと感じた。
    18-139

    0
    2018年10月13日
  • 自分を最高値で売る方法

    Posted by ブクログ

    自分を最高値で売る方法。小林正弥先生の著書。自分を卑下しない、自分を安売りしない、自信や自己肯定感を持つ、自分自身に対する自信を失わない。改めて学ぶことができました。

    0
    2018年10月06日
  • ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(下)

    Posted by ブクログ

    煽り重視の敵対的テレビ討論にはない落ち着いた状況で冷静に意見交換していく中でいろんなことを考えさせる講義。建設的な話はこのようにする。という感じ。結果を求めるシビアな話に埋没しがち飛ばされがちな対話がここにはある。

    0
    2017年12月18日
  • ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(下)

    Posted by ブクログ

    面白かった。話の内容はもちろんだけど、議論の運び方とかが上手い。何か明確な答えが出るわけでもないが、その過程がいかに重要かってことを再確認させられる。
    上巻に比べて急に議論が高度化する印象だけど、じっくり読めば理解に難くはないはず。
    上下巻どちらも巻末にサンデル教授の東大での講義が前後編にわかれて収録されていて、なんでこんなややこしいことするんだと思ったが読んで納得。東大での講義はハーバード大での講義を圧縮したもので、つまり上巻での議論と東大講義前編の議論が対応している。下巻についても同じ。読んでみればいっそう理解が深まるし、ハーバード大の生徒と東大生の違いというか、アメリカ人と日本人の考え方

    0
    2016年06月25日
  • ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(上)

    Posted by ブクログ

    これは面白い。倫理学のいくつかの問題を取り上げつつ、その問題と格闘するための有効な様々な手段が語られる。巻末のあたりでカントの義務論が取り上げられるが、そこでの「道徳形而上学の基礎づけ」のまとめ方がすごく良かった(気がする)ので今後の参考にしたい。また参照すると思う。
    対話形式の授業なのにブレない芯があり、芯があるのに強引に発言を自分の思想に絡め取ろうとしない、そういう進行技術が本当に巧みでそこらへんも面白かった。

    0
    2016年05月23日
  • ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(上)

    Posted by ブクログ

    数年前にベストセラーになった「これからの正義の話をしよう」の著者、マイケルサンデル教授のハーバード大での講義録。

    これを読んで思ったのは世の中には哲学的な命題で溢れているということ。答えは必ずしも一つではない。
    例えば最近では、アップルとFBIの訴訟。個人のプライバシー保護が重要か、テロリストの実態解明という社会の利益が重要か。

    最近、答えをすぐに求める若者が増えたという。自分で考え抜くことの大事さ、そして自分とは異なる意見を持つ他者を尊重することが大事であることが分かった。

    0
    2016年04月05日
  • ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    マイケル・サンデル教授の政治哲学講義録の下巻。
    能力主義やアファーマティブ・アクション、愛国心、同性婚等のテーマから「正義」とは何かを解き明かします。学生から積極的な発言を引き出すスタイルは、聴講する側の知性も問われます。日本の大学の講義とは随分と違う印象。

    0
    2015年03月29日
  • ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    マイケル・サンデル教授のハーバード大学での哲学講義の文庫化。「殺人に正義はあるか」「命に値段をつけられるか」「富は誰のものか」といったテーマからベンサム/ミルズの功利主義、ロックの自由原理主義、カントの道徳性などの議論を展開。分かりやすく、面白いのに驚き。NHK「白熱教室」の番組シリーズも見ればよかった。

    0
    2015年01月12日
  • サンデルの政治哲学

    Posted by ブクログ

    これだけ読み応えがあるのに、より分かりやすく解説してあって、著者の力量の凄さがよく分かります。『これからの「正義」の話をしよう』を読んでいなくても、本書で十分です。
    読むだけでも随分時間がかかりました……

    読んでいるときに思っちゃった事を書いてみます。
    アリストテレスの適合性正議論は、得手不得手と好き嫌い、どちらを優先させるのでしょうか?
    サンデルによると、『最高のフルートは最高のフルート奏者が持つべき』と言っているので、得手不得手を優先させると思うのですが、好き嫌いよりもそちらを優先させるというのは、言ってみれば自分の感情を押し殺して充実感を犠牲にし、より良く生きようとする自分自身の目的を

    0
    2014年10月28日
  • サンデルの政治哲学

    Posted by ブクログ

    NHKの白熱講義が流行った際、『これからの「正義」の話をしよう 』を読んだ直後に買って積読状態になってた本。サンデルとも交流があり白熱講義で解説をしていた著者が、サンデルの著書について、番組や『正義』で端折った部分も含めて、考え方のエッセンスと変遷を分かり易く解説しています。ロールズ批判は非常に説得力がありますし、英米法をかじった人間としてアメリカ建国史の部分は懐かしく読みましたが、なんといってもヘーゲル、カント、アリストテレスの問題意識は現代でも通じる所があるなと考えさせられました。立場や意見を支持するか別としても、ネットで蔓延する軽薄な床屋政談に惑わされないよう、これまで先人による問題意識

    0
    2014年09月19日
  • サンデルの政治哲学

    Posted by ブクログ

    サンデルの主著である『リベラリズムと正義の限界』『民主政の不満』『公共哲学』『完全な人間を目指さなくてもよい理由』『これからの〜』について解説する。
    注意しなければならないのは、本書の中に現れる「負荷ありし自己」という用語は明らかに誤訳であるということ。過去形ではなく「負荷のある自己」と読み替えれば問題はないのだが、サンデルの思想の重要概念なので、そこはきちんと正しておきたい。「負荷ありし」と過去形にすると「今はない」というニュアンスが出てきて、本来意図された意味とは真逆に解釈されうるので。

    さて、コミュニタリアニズム(共同体主義)というと、「共通善という概念をもち出して公の正義を振りかざし

    0
    2014年08月22日
  • ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(上)

    Posted by ブクログ

    なぜ人を殺してはいけないのか?なぜ人は権利を持つのか?なぜ他人を尊重しなければならないのか?お金では買えないものは何か?なぜ税金を支払わなければならないか?

    人権問題や課税、道徳、自由…それについて、「正義」の観点から切れ込んで行くマイケル・サンデル教授のハーバード大学での授業が掲載されています。

    学生に質問を振りつつ、歴史的名著を紐解きながら、ひとつひとつの疑問をわかりやすく解説されています。「功利主義」ですとか、ジョン・ロックの「統治二論」ですとか、単語として知っていても内容をよく知らなかったことが解説されていて、ためになりました。

    現代社会が抱えている課題を、それらの歴史的名著を紐

    0
    2013年01月13日
  • サンデルの政治哲学

    Posted by ブクログ

    サンデル教授の著書を通して、哲学、思想の流れを解説。なるほどと腑に落ちる点と、難解で少し時間をおいて読み返す必要がある点があったが、近現代の哲学史を解説してくれ、「これからの正義の話をしよう」の理解が深まった気がした。

    0
    2012年04月14日
  • ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(下)

    Posted by ブクログ

    ハーバード大学で大人気の政治哲学の講義と東大安田講堂で行われた特別授業を書籍化した下巻となります。「正義とは何か?」この単純にして最も難しい命題に挑戦するサンデル教授と受講生とたちとの掛け合いに注目。

    この下巻は、NHK教育テレビで放送された「ハーバード白熱室」の第7回~12回まで、および2010年8月に行なわれた東京大学特別授業の後篇「戦争責任を議論する」を収録したものになります。

    僕がこういう講義に魅かれるようになったきっかけとは、現在は東進ハイスクールで教鞭をとっている英語講師の今井宏先生が大学時代の恩師の授業をはじめて受けたときにちょうど、サンデル教授が展開しているような授業たった

    0
    2012年02月21日
  • サンデルの政治哲学

    Posted by ブクログ

     功利主義からロールズの正義論によるリベラリズムが広まり、さらに自由を突き詰めたリバタリアニズムが全世界に広まった。
     これを批判したのがサンデルであり、コミュニタリズムの必要性を説くサンデルの思想を解説する。
     
     非常に難解だし、一度挫折してからの再読。「これから正義の話をしよう」を読んでいるか、白熱教室見てないとわからない。

     しかしながら、このコミュニタリズムの考え方が今必要であると思う人が多いから、サンデルの本がベストセラーになったのだろうと思う。

    0
    2011年07月01日
  • サンデルの政治哲学

    Posted by ブクログ

    マイケル・サンデルのこれまでの著書等をまとめることで、彼の理論、ひいてはこれまでの政治哲学の流れまでも総括できるような内容となっている。とても面白い。

    マイケル・サンデルの主張(ロールズへの批判など)は、なかなか的を射たものだと思うのだけれど、説得力のある新たな正義論を打ち出しきれてないところが弱い。ここを解決できないと、歴史に名は刻めないかな、という。

    0
    2011年05月05日
  • ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(上)

    Posted by ブクログ

    道徳や正義といった普段真正面から考えないことを考えるきっかけになる。
    結局、答えがぐるぐる回ってしまうようなことにはなるが、本書の最初でも述べているように考えること自体に価値がある。
    わかりやすい部分と難解な部分があるので、メリハリつけて読むのがよい。

    0
    2025年09月14日
  • ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(下)

    Posted by ブクログ

    正義、善、これらの説明にあたって難しい表現が多かったが、身近な例を挙げたり、学生との議論があったおかげで楽しく読めた

    0
    2025年05月05日
  • ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(上)

    Posted by ブクログ

    自然権、仮言命法・定言命法あたりはちょっと難しかったが、全体的に学生との会話形式なので読みやすく面白かった
    カントの自由の解釈についてもっと知りたくなった

    0
    2025年05月03日
  • アリストテレスの人生相談

    Posted by ブクログ

    自分という人間をどう磨き続けて進むべきか…を改めて考える良い機会になった。

    「豊かさ」とは、の意味の範囲が自分の中で広がり、認識させてもらったと思う。

    0
    2024年05月08日