小林正弥のレビュー一覧

  • ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(下)

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    講義録をそのまま読み物にしたスタイルは面白かったが、「正義」を読んだ後だったのでそのインパクトは薄かった。読む順番を間違えたか。

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    2012年07月02日
  • サンデルの政治哲学

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     去年流行った「白熱教室」では,サンデル自身の思想的立場が開陳されることはなかった。この本は,サンデルの過去の著作の解説という感じで,それを通じてサンデルの思想を紹介している。
     アメリカの政治哲学には疎いので,いろいろ勉強になった。サンデルは,政治哲学を復興したというロールズの『正義論』を批判する『リベラリズムと正義の限界』で鮮烈にデビュー(82年)。
     ロールズはリベラルの立場から,福祉を擁護するために「無知のベール」を導入したが,サンデルはこれを批判した。家族や組織,国籍といった自分の属性を捨象した「負荷なき自己」を想定したロールズの議論は,重要なものを見落としている,という。現実の人間

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    2011年11月07日
  • サンデルの政治哲学

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    サンデル教授の「白熱教室」で展開された哲学を彼が最も信頼を寄せるといわれている筆者に解説してもらったのがこの本らしいのですが。こっちのほうがむしろ僕には難しかったです。

    この本は『白熱教室』のサンデル教授の『白熱教室』の授業のあとに、解説をされていらした千葉大学教授の小林正弥先生によるサンデル教授の説く政治哲学を解説したものなんですけれど、解説というよりもむしろこっちのほうがかなり難しいです。そして新書とはとても思えないほどの膨大な情報量で読んでいて結構骨が折れました。

    『正義とは何か?』この単純にして、最も奥深い命題を筆者はサンデル教授が説いた命題に重ねて投げかけては来ているんですけれど

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    2011年10月29日
  • サンデルの政治哲学

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    政治哲学の本。サンデル氏の展開する政治哲学を解説している。自分の考え方を整理するために、基礎的な知識が学べる。一昔前前の本であるが、ソフィーの世界と並んで、哲学について、学ぶには、入りやすい本である。この本も読んで、justiceを読むと丁度良いのではないか。

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    2011年09月25日
  • サンデルの政治哲学

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    「これからの正義~」の解説的な内容。
    「これからの正義~」以外のサンデル氏の著書にも触れていて、氏の思想にせまることができた。

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    2011年08月08日
  • サンデルの政治哲学

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    サンデルの政治哲学とコミュニタリズム解説本。

    政治哲学の専門用語が多く、理解するためには何回か読まないといけないと思った。

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    2011年07月13日
  • サンデルの政治哲学

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    サンデルの政治哲学の解説本。
    コミュニタリアニズムの立場から、
    ネオリベラリズム、リバタリアニズムを批判している。
    サンデルの面白さは、白熱教室のように
    対話形式や巧みな比喩で議論を導くところにあるように思う。
    もう1度白熱教室をチェックしておきたい。

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    2011年05月20日
  • サンデルの政治哲学

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    サンデルの解説本、難解。折角なのだから、サンデル風に読者に思考させる本にしたらよかったのになと思うた。コミュニタリアニズムの歴史的出自をざっくり知るには良し。

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    2011年04月27日