ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(下)
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ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(下)

ビジネス・実用
770円 (税込)

3pt

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指名手配中の弟の居場所を捜査当局に教えなかった兄は、その行為を責められるべきなのか? 論議を呼ぶテーマの向こうに見え隠れする「正義」の姿とは? 日常のアクチュアルな問いに切りこむ斬新な哲学対話が、世界の見方を大きく変える。知的興奮に満ちた議論は感動のフィナーレへ。NHK教育テレビで放送された「ハーバード白熱教室」の第7回~12回、および東京大学特別授業の後篇「戦争責任を議論する」を収録。

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ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業 の一覧

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(上)
    924円 (税込)
    遭難した男たちが生き延びるため少年を殺して食べたとき、その行為は道徳的に許されるのか? ハーバード大学の人気教授マイケル・サンデルは、鋭い問いかけで現代社会の中にひそむ「正義」の問題を取り出し、刺激的な議論を繰り広げる。その彼の話題の講義が待望の文庫化! NHK教育テレビで放送された「ハーバード白熱教室」の第1回~6回、および東京大学特別授業の前篇「イチローの年俸は高すぎる?」を収録する。
  • ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(下)
    770円 (税込)
    指名手配中の弟の居場所を捜査当局に教えなかった兄は、その行為を責められるべきなのか? 論議を呼ぶテーマの向こうに見え隠れする「正義」の姿とは? 日常のアクチュアルな問いに切りこむ斬新な哲学対話が、世界の見方を大きく変える。知的興奮に満ちた議論は感動のフィナーレへ。NHK教育テレビで放送された「ハーバード白熱教室」の第7回~12回、および東京大学特別授業の後篇「戦争責任を議論する」を収録。

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ハーバード白熱教室講義録+東大特別授業(下) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    講義の中で様々な意見を指揮者のようにコントロールし結論へとまとめていく教授が、珍しく慌てる一場面が合ってw。
    東大での講義は日本でもよく取り上げられる問題。歴史は継続しているとはいえ、ではいつまでその問題が続くのかは疑問。今後も秀吉を理由に問題が持ち上げられないとはいえないのではないか。
    過去の古い記録を根拠に日本海を東海と改めようとしているのだから、いつでも過去の歴史が突然頸を持たけ噛み付いてくる可能性はあるような気がする。
    中華思想や北と南の建国神話が根づいている以上、問題が解決する道は遠そう。

    0
    2025年05月02日

    Posted by ブクログ

    正義を考えるためには善を考えることが必要。

    善を考えるためには「原理と具体例を相互に往復しながら考えていくというアプローチを取るべき」
    by ロールズ(反照的均衡)


    カントの考えでは、人間が自律的に行動していると言えるのは、義務という名の下に何かを追求している時だけで、自分の個人的な利益のためではなく義務のために、何か善い道徳的な行為をしているときだけ。
    その行為は自由から生じている。
    なぜなら強制されたのではなく、道徳法則を受け入れることを自分で選んだから。

    道徳法則は主観的な条件に左右されないので普遍的な法則である。

    純粋理性とはどんな外部条件にも左右されず自分自身に適用されるもの。

    「正義の原理は、仮設的契約から最もうまく導かれる」by ロールズ

    「すべての正義は差別を内包する」byアリストテレス

    アリストテレスの考え方は
    「目的論的道徳理論」という考え方
    目的、目標から論理を組み立てる

    アファーマティブアクションへの反論を「大学教育にふさわしい目的や目標とは何か」という問いに置き換えることは、目的論的道徳理論の考え方

    アリストテレスの政治論
    政治とは、善い人格を形成すること、市民たちの美徳を高めること。つまり、善き生をもたらすもの。

    カントやロールズの政治論
    政治は私たちを善くするものではなく、私たちが善や価値、目的を選択する自由を尊重し、他者にも同様の自由を認めること。

    コミュニタリアニズム
    「自己というものは、ある程度までその人が属するコミュニティや伝統や歴史によって規定され、負荷をかけられている存在である」という考え方。
    負荷ありし自己

    コミュニタリアニズム批判
    「責務が、そのコミュニティの構成員というアイデンティティによって定義されてしまったら、責務どうしが対立したり、重複したり、競合したりするかもしれない。そこに明らかな原則はないから」

    0
    2023年05月10日

    Posted by ブクログ

    上巻を読んでから随分経つので、またイチからだったのだけど、とても刺激的で面白い議論が展開されていく。

    私が生きることと哲学は切り離せない。

    偶然、今日読んだ本の中でも、まさに東京大学で交わされたような、日本人が戦争中に起こした過ちについて謝り続けるべきか?というテーマが論じられいた。

    私が培ってきた思想や価値観、つまり考えの土台となる部分はこの国の教育が成したものだ。
    私のアイデンティティの少なからずは日本的なものと結び付いているし、離れたいとも思わない。

    この意味でコミュニタリアンの言わんとすることに重なる部分もある。

    例えば自分の家族が過ちを犯したとして、私にその責任を負う義務があるのだろうか。
    親の育て方だとか、犯罪者の家族だとして後ろ指をさされ続けることは、是としなければいけないのだろうか。

    後半の結婚という社会的承認のことも、考えさせられる。

    結婚が、生殖を目的としたものであるなら、男女間での結婚以外は認められないのか。
    また、宗教的信念が交わるのであれば、結婚という制度そのものを、国の手から離すことは可能だろうか。

    「私には、他者を深く考え、関与していくことは、多元的な社会にはより適切でふさわしい理念のように思える。私たちの道徳的・宗教的な意見の相違が存在し、人間の善についての究極的な多元性が存在する限り、私たちは道徳的に関与することでこそ、社会の様々な善を、より深く理解できるようになると思える」

    0
    2021年02月28日

    Posted by ブクログ

    前回に引き続き面白い議論がたくさんあった。やっぱりハーバードなだけあって、学生の鋭い視線もすごい。指摘や批判も的確。そのような多様な意見を拾って、議論を上手にファシリテートするマイケル・サンデルも素晴らしい。自分も多角的な視点を持てるようになりたい。

    同性婚、愛国心・忠誠心のジレンマ、アファーマティヴ・アクションなど社会問題は判断が難しい。自分でも何が正しいのか結論が出せない。

    quote:
    この講義の目的は理性の不安を目覚めさせ、それがどこに通じるかを見ることだった。我々が少なくともそれを実行し、その不安がこの先何年も君たちを悩ませ続けるとすれば、我々は共に大きなことを成し遂げたということだ。

    0
    2020年04月04日

    Posted by ブクログ

    煽り重視の敵対的テレビ討論にはない落ち着いた状況で冷静に意見交換していく中でいろんなことを考えさせる講義。建設的な話はこのようにする。という感じ。結果を求めるシビアな話に埋没しがち飛ばされがちな対話がここにはある。

    0
    2017年12月18日

    Posted by ブクログ

    面白かった。話の内容はもちろんだけど、議論の運び方とかが上手い。何か明確な答えが出るわけでもないが、その過程がいかに重要かってことを再確認させられる。
    上巻に比べて急に議論が高度化する印象だけど、じっくり読めば理解に難くはないはず。
    上下巻どちらも巻末にサンデル教授の東大での講義が前後編にわかれて収録されていて、なんでこんなややこしいことするんだと思ったが読んで納得。東大での講義はハーバード大での講義を圧縮したもので、つまり上巻での議論と東大講義前編の議論が対応している。下巻についても同じ。読んでみればいっそう理解が深まるし、ハーバード大の生徒と東大生の違いというか、アメリカ人と日本人の考え方がこうまで違うのかみたいなこともなんとなくわかって面白い。

    0
    2016年06月25日

    Posted by ブクログ

    正義、善、これらの説明にあたって難しい表現が多かったが、身近な例を挙げたり、学生との議論があったおかげで楽しく読めた

    0
    2025年05月05日

    Posted by ブクログ

    『これからの「正義」の話をしよう』で有名になったマイケルサンデル。
    政治哲学をテーマに、生徒とディスカッションしている様子が記載されている。

    哲学や道徳、倫理について、深く深く思考を張り巡らせることが出来る上に、サンデルの超絶プレゼンも学べる1冊。
    アリストテレス、ロック、カント、ベンサム、ミル、ロールズ、ノージックといった古今の哲学者を、巧みなリードのなかで把握できるのも素晴らしい。

    価値観を右往左往してパラダイムシフトが起きる超良書。

    0
    2022年03月21日

    Posted by ブクログ

    少し哲学の考え方がわかってきたような?
    政治と哲学 宗教と哲学 人生と哲学、いろんな考え方の根本にありそうです。すこし興味が湧いてきました。

    0
    2020年01月09日

    Posted by ブクログ

    格差原理、愛国心、同性婚
    戦争責任は次の世代も負うべきか、
    アメリカ大統領は原爆投下を謝罪すべきかなど、
    一つ一つの問いかけが絶妙です。
    必ずしも正しい答はなくても、
    考えることの重要性に気付かされる。

    0
    2019年07月21日

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