タカツキノボルのレビュー一覧
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2011年クリスマス時にネットで発表した2品に書き下ろしをプラスしたもの。
ノンケでモテまくる攻めに学生時代から片思いしていた受け。
同じ忙しいイベント会社でクリスマスなのに侘びしく二人で飲んでる時に攻めから突然キスされる。
戸惑う受けに攻めは好きだといい、受けにも自分のことすきだったよな?と確認。諦念して付き合ってきている受けは現状を理解出来ず…?!
ネットで出したものは多分加筆しないまま出したっぽい。
崎谷さんが体調不良だったため。
なので事件らしい事件はなく、いつものトラウマ的重さは無い。とはいえネチっこいエチは健在(笑)
書き下ろしで二人の学生時代からの出会いと様子が分かり、なるほど…と。
社長の宍戸さんは冗談みたくしてたけど受け子ちゃんを好きだったのでは?と思う。社長と出来ちゃっても良かったかなって思うくらい(爆)
社長の話で多分スピンオフ出来るよね。読みたい。
挿し絵は究極タカツキさんになったのじゃないかなぁ。悪くはないけど見ても萌えない…。
多分、元々の契約があって、体調をくずしたものの、なんとか出したっていう感じ。契約も大変だなぁという感想です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ天使長・ルシフェルは、退屈な毎日の繰り返しに飽き飽きしていた。
他の天使は最高位の自分におべんちゃらを使い、何とか気に入られようとしてくるし、悪魔は天界に攻めてくるけれど、てんで弱くて相手にならない。
まったくもって何の刺激もない日常にうんざりしていた。
そんなある日、仕事である天使の孵化に立会いに行くと、生まれた子は神の祝福を受けながらも天使であるのにも関わらず、黒い髪に黒い翼をしていた。
金や銀の髪に白い翼を持つものしかいない天界において、その姿は忌み嫌われるものでしかなく、他の天使に処分されてしまうところだったのを、ルシフェルがノエルと名づけ、引き取ることにした。
成長したノエルは、その姿かたちから他の誰にもそっぽを向かれていたが、唯一自分を愛してくれるルシフェルに無条件に信頼を寄せていた。
ルシフェルもまた、そんなノエルに癒されていた。
ところがそんなある日、ルシフェルが留守中に、ノエルが天使長の権威を損ねるとして襲われ、翼を折られ、天界を追われてしまう。
慌てて戻ってきたルシフェルに間一髪のところを救われるけれど、ルシフェルはそんな天界に嫌気が差し、昨日まで敵であった魔界への移住を決意する――
という話でした。
今まではどちらかというと親愛の情を抱いていた二人が、相手を失うかもしれないという恐怖から、互いを想う気持ちがもっと強いものだと自覚して――という話でした。
なんというか、ノリは軽めで比較的楽しい話でした。
互いに相手一人しか心を許せる相手しかいなくて、その相手を失わないために天界から魔界へ移住するってなると随分センチメンタルな話に聞こえるんですが、実はまったくそんなことはなくて。
ルシフェルは天界にいた時から、相当に“いい”性格をしていたので、魔界に来ても何の違和感もなく、むしろ魔界の方が水があってるくらいに生き生きしている――
隠していた性格の悪さ全開。
なので、そんな切なくなるようなシーンはほとんどなく、楽しく読めました。
もちろん、そんなルシフェルに育てられたのだから、ノエルだってただの守られるおとなしい子じゃなくて、言うことは言う子で――
ちょっと切ないけど、結局ラブラブなバカ話を読みたい方にはオススメします。 -
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ネタバレモデルのマネージャーをしている遥佳は、元モデル。
そのモデル時代に知り合った、今は同じくモデルを引退し、別のモデル事務所を経営している奈良橋漣と週末ごとに体を重ねる仲だった。
けれどそれは、恋人同士という訳ではなくあくまでも体だけの関係――「セフレ」だった。
遥佳は、昔からトップも出るとしての奈良橋に憧れていて、最初に誘われた時に、迷いがなかった訳ではなかったが、ついうっかりOKをしてしまった。
その後、「また暇があったら相手をしてよ」の一言で、三年間、ずっと体だけの関係を続けていた。
遥佳は、交友関係も派手で、付き合いも多い奈良橋に迷惑はかけたくない、セフレの領分は越えたくない、と自分が奈良橋のことを好きな気持ちを隠し続けていた。
けれど、それもそろそろ限界かとも同時に考えていた。
捨てられるのは怖い、でも捨てられるなら自分から離れてしまいたい――揺れる遥佳の耳にある噂が飛び込んできて……
という話でした。
結局のところ、奈良橋も遥佳のことが好きで、奈良橋は遥佳が自分のことを思ってくれているのを感じ取っていたから、てっきり自分の気持ちも遥佳に伝わっているもんだと思い込んでいて、三年間一回も好きだと言うこともなく、遥佳の態度に疑問を持つこともなく、過ごしてきて。
他の男に遥佳がちょっかいを出されたら、臆面もなく「俺の遥佳」と言ってしまえるのだからすごい。
遥佳が最後に泣きながら主張してたけど、本当に言葉にしないと伝わらないこともあるんだから、そういうのは本当に困る。
そのせいで不安になり続けた遥佳も遥佳だけど、どちらかというと遥佳の気持ちの方が理解できるかなー……という感じです。
なんというか、もてる男の傲慢……のようなものを垣間見たような気がします。
ハッピーエンドはハッピーエンドなんですけど、なんかイマイチ釈然としない感じの話でした。 -
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ネタバレ華やかな笑顔と人当たりの良さで「王子」というあだ名を付けられている羽住。
それなりに人付き合いをし、それなりに仕事も頑張って、それでも十分成果が上がっている羽住は、そういう生き方をヨシとしてきた。
ところが、そんな羽住にも苦手な人物がいた。
それは、職場の後輩でもある奈津川。
彼は、かつて羽住が職場の研修で北海道に滞在していた時に、ほんの一年弱家庭教師をしていた間柄だったのだが、その時の約束どおり羽住を追いかけて、入社してきたのだった。
そんな奈津川はことあるごとに、羽住に愛の告白をしてくるけれど、まっすぐになついてくる大型犬のような奈津川にわずらわしさと共に苛立たしさを感じる羽住。
苛立ちの原因は奈津川自身だけではなく、そんな奈津川をまぶしく感じてしまう自分自身にもあって、羽住は次第にイライラを募らせる。
ある日、オフィスに二人きりになったときに、今まで聞いたことのないような声で、愛をささやかれ、キスをされ……
という話でした。
羽住は、何でもそつなくこなす立派な社会人で、今までそれを不満に感じたことはなかったけれど、それと同時に、一つのことに一生懸命になれる奈津川にうらやましさもあって。
で。
奈津川と再会してから、少しずつ羽住は変わり始めていて。
でも、なかなかそれを認められないのと同時に、認めた後も、こんな自分には奈津川はふさわしくない、と奈津川から距離を取ろうとする。
けれど、それでも遠まわしに一生懸命自分に近寄ろうとする奈津川に結局、羽住が折れてハッピーエンド。
おまけに、全然、素直じゃなかったのに一生懸命素直になろうとしているところまで少し、かわいらしいです。
大型犬攻めが好きな方にはオススメです。 -
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ネタバレ映画配給会社のやり手宣伝マンの釆女舜太郎は、可愛い男が大好きな遊び人。
好みのタイプと見れば口説くし、そのため流した浮名も数知れず。
そんな舜太郎の今回の仕事は、映画のプロモーションで来日した美貌の俳優・エリーの接待。
実は舜太郎、かつて、まだ駆け出しだった頃のエリーに恋心を抱いた事もあったけれど、結果は見事振られ、その後は、お互いに別の恋人ができたこともあって健全な友人関係が続いていた。
そして今や女王様っぷり全開で、純真さのかけらもないエリーは舜太郎の好みの範疇外になってしまったはずだった。
ところが、エリーが不安定になり、口論になった挙句、売り言葉に買い言葉で、舜太郎は激昂し、エリーを抱いてしまう。
そして、時折みせる無邪気な表情や意外な一途さに舜太郎は惹かれ始めるが……
というお話。
そもそもどうして一度は好きだったはずなのに、舜太郎がキレイにエリーを眼中に入れなかったのかわからない。
やっちゃった後には、「クライアントには手を出さない」って決めていたっていきなり言い出したんですけど、それだったら、一回目にエリーに告白したのもおかしいんじゃ……? って思うんですけど、最初はクライアントとしての出会いじゃないんだとしたら、大丈夫だとは思うんですが……。
とにもかくにも、舜太郎はとてもエネルギッシュで。
こうと決めたらほとんどそれを譲らないし。
自分が信じるもののためなら、今までの自分を捨てることも厭わないタイプで、本当に強い。
何が強いって一番大事なもののために、他の全てを捨てれる人が一番強いんだと思うんですよね。ふらふらしてた時はさておき、腹をくくった舜太郎はまさしくそのタイプ。
そしてエリーは表面はとってもクールビューティーですが、思いつめたら一直線で、相手のためなら何でもしたいタイプで、そういうエリーを支えるにはブレない舜太郎みたいなタイプがちょうどいいのかなー……と思います。
ただちょっと物語としては、直情型の舜太郎の性格がそのまま反映されていたせいか、ちょっと展開が速すぎなんじゃ……? と思うところやら、そこでそうくるか……? というようなびっくりするような点もあるので、その辺りはご注意を。
でも、気になるほどではないので、普通に読む分には問題ないと思います。 -
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ネタバレ福永英樹は、母から見合いをするように迫られていた。
「家を出て行くか、お見合いをするか」の二択を迫られた英樹は、金持ちの家に生まれた世間知らずで、アルバイトをしたこともなければ、何一つ家事はできない。
そんな英樹が、家を出て行けるはずもなく、渋々お見合いに同意した英樹の前に現れたのは、あろうことか男だった――。
「死が二人を別つまで。ずっと相手を愛し続ける。それが結婚……」
そんな風に夢を描いていた英樹の夢はその時にもろくも崩れ去ってしまった。
「男同士で結婚するなんてありえない!!」
と親に抗議する英樹をよそに、英樹の母親は無情にも「婚前の一週間の同棲生活」に入るよう告げる。
「この一週間の同棲生活で、僕の事を気に入らなければ、結婚を断ればいい」
と更に、謎の見合い相手・平塚淳宏に言われて、つい頷いてしまう英樹。
ところが、一緒に暮らし始めると、毎朝、淳宏に愛撫されるようになってしまい……
というような話でした。
この人の話は、受けの性格が、天然なんだけどまったく何もわからない天然じゃないところがいいよなー……といつも思います。
今回の物語の主人公の英樹もそうで、確かに世間知らずなので、ずれてるし、わからないことも多いのだけれど、だからと言ってそれを正当化しないし、ちゃんと自分が悪いと思ったら謝れる。
そういうところがいいなー……と思うんですよね。
結局のところ、淳宏は英樹に「結婚はよいものだ」と思わせるためだけに来た詐欺師? のようなもので、一週間経ったら「さようなら」のはずだったんですが、一週間を待たずに、英樹のことを好きになった淳宏は去って言ってしまう。
英樹はそれを引き止められなかったけれど、本当は淳宏のことを好きになってしまっていて……
という感じで、最後は再会してハッピーエンドでしたが。
個人的には再会する前の淳宏の方が好きだったんですが……でも、再会の時の淳宏は自分をひどく見せようとして、逆の方に作っちゃってたから、実際の淳宏はどんなんだったのか、わからないままなのがちょっと残念だったかもしれません。
素直なお坊ちゃま、でも、天然なだけじゃない! の恋物語が読みたい方にはオススメです。 -
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ネタバレ里見海音は、逆らえないくらい怖い姉がいる以外は、ごくごく普通のサラリーマンだった。
その姉に頼まれて、見合い会場に断りに出向いた時から大きく変わってしまった。
見合い相手の若山宇一は、金髪碧眼・容姿端麗のお金持ち。
どうして見合いをするのかわからないぐらい。
ところが、意外なことに海音は宇一に気に入られてしまい、「結婚相手はお前でいい」と言われてしまう。
どうやら宇一には、この見合いを引き受けなくてはならない事情があるようで……?
事情を聞いた海音は、宇一のために嘘の花嫁となることを了承する。
ところが、敵の罠にはまり、食事に媚薬を盛られた海音は宇一と身体を繋げてしまって……?
という話でした。
なんというか、わずか1週間ちょっとの話だったので、まだまだ二人の関係は入り口、というところで終わってしまったのはしょうがないと思うんですが。
途中の理屈がよくわかりませんでした。
宇一の側の事情というのが、宇一の母親は随分前にいなくなってしまい、その後、父親は別の女の人と結婚してしまったそうなんですが、その母親に邪険にされて育って、居場所がない思いをずっとしてきて、変にお金があるだけに、逃げ出せなかったのを。
お見合いして、里見家の人間と婚姻関係を結べば「自由にしてあげる」と言われたから、というものだったんですが。
その条件を出したのは、宇一の祖父で、宇一の祖父は昔詐欺師をやっていて、そのときに稼いだお金が外国の貸金庫の中にあって、それを宇一が里見家の人間と婚姻関係を結んだら、渡す、という話があったからなんですが。
宇一が海音を連れて帰ったときに、「宇一と海音が身体をつなげたら遺産を渡す」という条件に変えちゃうんですよね。
それが、このまま遺産を渡すのは悔しいから、という理由だったんですが。
その辺りの理屈がまったくよくわからない。
何でそんなことをしなくちゃいけないんだろうか……? と頭の中にクエスチョンマークがいっぱいで。
おまけに最終的には、宇一の義母の方が一枚上手で、食事に媚薬を盛って二人にさせちゃうんだから、何のためにそんな条件を付けたのか? 素直にさっさと渡しておいた方が得だったんじゃなかろうか……? と、考えてしまいました。
そんな感じで、なんか話の筋がめちゃくちゃだなー……と思ったんですが、海音の性格がよかったのと、宇一も決して無理やりではなかったのと、で話が持ったような気がしました。
細かいことをつっつきだしたらキリがないよなー……と思うので、そういうのが気になる人には向いてないと思います。
二人の関係はとてもよいので、気にならなければ楽しく読めると思います。 -
Posted by ブクログ
絵がキレイです。完璧ですね。
経営困難に陥っているお兄ちゃんのレストランを手伝っている高校生の保智。常連でホストの恭介が店の建て直しに一役買うと言い出します。すると、続々イケメンがお手伝いしましょうと登場。
そしてなんと、イケメンだらけのコスプレカフェにリニューアルオープン。
さすが、というかお得意というか、BLゲー手がけていらっしゃるだけあって?出てくるキャラが多い!多すぎ。一冊では攻略しきれません。
ストーリーも、全員を使いきれていない感が多々あって、もったいないです。せっかくの美形キャラ、もっとなんとかどうにかなって欲しい!大神と保智だって、もう少し掘り下げて描かれていれば萌えたはず。これがゲームだったら充分楽しいんだろうけど。
あと、一つ一つのエピが唐突すぎてついて行くのに精一杯になっちゃいました。コスプレとかの発想自体はいいと思うし、嫌いじゃないけど。