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Posted by ブクログ
モデルのマネージャーをしている遥佳は、元モデル。
そのモデル時代に知り合った、今は同じくモデルを引退し、別のモデル事務所を経営している奈良橋漣と週末ごとに体を重ねる仲だった。
けれどそれは、恋人同士という訳ではなくあくまでも体だけの関係――「セフレ」だった。
遥佳は、昔からトップも出るとしての奈良橋に憧れていて、最初に誘われた時に、迷いがなかった訳ではなかったが、ついうっかりOKをしてしまった。
その後、「また暇があったら相手をしてよ」の一言で、三年間、ずっと体だけの関係を続けていた。
遥佳は、交友関係も派手で、付き合いも多い奈良橋に迷惑はかけたくない、セフレの領分は越えたくない、と自分が奈良橋のことを好きな気持ちを隠し続けていた。
けれど、それもそろそろ限界かとも同時に考えていた。
捨てられるのは怖い、でも捨てられるなら自分から離れてしまいたい――揺れる遥佳の耳にある噂が飛び込んできて……
という話でした。
結局のところ、奈良橋も遥佳のことが好きで、奈良橋は遥佳が自分のことを思ってくれているのを感じ取っていたから、てっきり自分の気持ちも遥佳に伝わっているもんだと思い込んでいて、三年間一回も好きだと言うこともなく、遥佳の態度に疑問を持つこともなく、過ごしてきて。
他の男に遥佳がちょっかいを出されたら、臆面もなく「俺の遥佳」と言ってしまえるのだからすごい。
遥佳が最後に泣きながら主張してたけど、本当に言葉にしないと伝わらないこともあるんだから、そういうのは本当に困る。
そのせいで不安になり続けた遥佳も遥佳だけど、どちらかというと遥佳の気持ちの方が理解できるかなー……という感じです。
なんというか、もてる男の傲慢……のようなものを垣間見たような気がします。
ハッピーエンドはハッピーエンドなんですけど、なんかイマイチ釈然としない感じの話でした。
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