湯山玲子のレビュー一覧

  • 快楽上等! 3.11以降を生きる

    Posted by ブクログ

    めちゃくちゃ面白い部分と興味ない部分が両方ある降り幅の広い本だった。この本タイトルでなんとなく借りたけど、出版は約10年前。
    つまんない、興味ない部分は自分語り(自分がどれだけ周りと違うか語り合うの必要だった?)とか自分にとっての正しさを他人に押し付けてるだけに感じた。そもそも10年前の価値観での話だから古い考えを押し付けられたように感じちゃったのかとも思うので、しょうがないのかもしれない。
    興味ない、嫌なところが半分くらいあったけど残りの半分はかなり勉強になったし自分と同じだと思えた部分もあったしこれからを生きるヒントもたくさんあった。

    0
    2021年05月22日
  • 男をこじらせる前に

    Posted by ブクログ

    テレビで著者のことは拝見した覚えがあります…確か東京MXの番組だったっけな? 歯に衣着せぬ物言いが印象的だったような記憶があります…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    そんな著者の性格が前面に出たと思われるような文章でしたねぇ…やっぱり異性が男を見る目は厳しいと言いますか…でもまあ、「新しい男の姿」っていうのかな、もうかつての「男らしい男」が居なくなった今、新しい姿の男のモテ、というものを考えていかなくちゃならん! という、どちらかというと前向きな感じの考察の仕方ではありました…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    こういう男らしさ、女らしさ、みたいな考え方が我々を苦しめてきたのだと

    0
    2021年05月21日
  • 男をこじらせる前に

    Posted by ブクログ

    メディアでも活躍のお茶目な教養オバサマ、湯山玲子さんの語るこれからの男たるもの論。

    といいつつ、肝心の男性が手に取ってフムフムと勉強してくれそうな本ではなく、今時の男子の諸相を分析した本という感じかな。

    才能あるステキな男性を女性複数でシェアする源氏物語方式、良くない?とか、カフェ男とか、少子化の裏の真相は男の嫉妬とか、忠義の快感とか、いろいろ面白い。
    饒舌でスルドく、想像力あふれる湯山姐さんの語りが楽しめる本。




    0
    2021年01月16日
  • 快楽上等! 3.11以降を生きる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    これまで友達にも恋人にも夫にも相談できなかったような事柄が、
    お姉さまたちの対談を聞きながら、いっきに解決。人生経験や学術的な裏付けのある断定なので、心強いことこの上ない。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    〇組織は必ず腐る。そこに帰属する人たちのお得と存続が真の目的になっていくから。

    〇社員による内部改革はまず無理。組織温存に血道を上げがち。

    〇組織の自己防衛。図体が大きく、止まろうにも止まれない。慣性。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    〇「人間は抑圧し抜くと、抑圧に慣れる生きものだ」

    〇東大話法ーあの情報の薄さの割の物言いの説得力

    〇セクシ

    0
    2020年04月20日
  • 女装する女

    Posted by ブクログ

     若干、歯切れをよくするために紋切型にしすぎる傾向があるかなとは思ったが、その分軽快に読めた。

     最後の「子ども化する女」の視点がいちばん新鮮だった。
     世の中、「子育て」というと社会制度上のしんどい側面か、あるいは、むやみにキラキラしたイメージか、はたまたルポ風の育児ドキュメンタリーのどれらかに振られるが、それらからは外れていた。
     「独身女性が子育てしている女性を見るとうらやましく感じる。だがそれは、既存の負け犬・勝ち組等のイメージではなく、『いまの社会には子供がいた方が楽しめるアクティビティが多いから』である」というのが面白かった。

     

    0
    2018年12月22日
  • だって、女子だもん!!:雨宮まみ対談集

    Posted by ブクログ

    2018.4.22

    雨宮まみの「だって女子だもん」を読んでめちゃくちゃ学ぶことが多かった
    全部メモしてしまった↓
    能町みね子
    ・付き合ったとき彼女キャラになる(自分が思う女の子らしい言動をやってみること)のが気持ち悪すぎるから結局あんまり楽しくなくてその人と一緒にいるのがつらくなってきてっていう悪循環ある
    ・女の子ってこうなんだよな~みたいなこと言われて全然違うんだけど普通の女の子扱いされてる女扱いプレイ
    ・結局グッと来る人とどうにかなりたいのがモテである
    ・自分の中途半端さが嫌だし我が道を言ってる人への憧れという気持ちと一般的に受け入れられるモテる感じになりたい気持ちが同時にある
    ・本当は

    0
    2018年04月22日
  • だって、女子だもん!!:雨宮まみ対談集

    Posted by ブクログ

    峰さんと能町さんとの対談が、雨宮さんと目線が同じくらいで面白かった。
    他3名はどちらかというと先輩的な立場なので、ちょっと鼻につくところもあったり。
    湯山玲子は初めて触れたけど、アラサーからすると興味深い。今後少し読んでみようと思う。

    0
    2017年03月28日
  • 快楽上等! 3.11以降を生きる

    Posted by ブクログ

    社会学者の上野さんと著述家の湯山さん。
    教養とパワーあふれる お二人の対談形式。
    震災、家族、加齢、そして
    下ネタまでも高尚なお話に仕上がっていて
    ついてゆくのが必死・・・
    いや、ちょっとついていけてない(笑)
    専門用語の理解はさておき
    男女 年齢問わず 人モテする先輩方の言葉は、
    キョンキョンが書評集で語るように、
    マーカー引いてしまうほど、ハッとするもの多し

    0
    2016年03月09日
  • ビジネスの成功はデザインだ

    Posted by ブクログ

    神田さんと湯川さんの講演をまとめたもの。
    神田さんの話の中で出てきた、ブランディングが企業のスタイルや従業員の、意識を変えていく、ってのは、非常に興味深い。やはり人は見た目が8割とはよく言ったもので、説得力増すし、やってる感も増すよね。気に留めないと。
    これからの時代、デザインです。というより、コンセプトを形に、その形をスマートに見せる、という意識が非常に大切だと思ってます。ぼくらの業界もね。なので、インフォグラフィック勉強したいですね。

    0
    2015年09月27日
  • 快楽上等! 3.11以降を生きる

    Posted by ブクログ

     名前を聞いたことのある豪快なおばはん達が、よくわからないけど言いたい放題言う、という感じの本。しかしながら最後、すかっとする。上等!というもののそれほど喧嘩腰でもなく、表現もわかりやすい。もっと過激派では?とも思ったが、お二人とも若干落ち着かれたのだろうか?違うか。

    0
    2015年06月10日
  • 四十路越え!

    Posted by ブクログ

    著者が中学生のころに、「小出しにして一生遊び続けて行こうね!」といっていたことがすごい!うけました。
    時代が急激に進み、40代女性のロールモデルがない、という言葉に胸のつかえがとれたかのようにすっきりしました。なんとなく生きづらい気がしていたけれど、自分のモデルを作っていけばいいのか、と思えた一冊。

    0
    2015年01月15日
  • 文化系女子という生き方

    Posted by ブクログ

    「文化系女子」の来し方行く末を紐解く一冊。

    ド田舎で鬱屈としていた元・文化系女子。『向上心と知性を持った瞬間にマイルドヤンキーの楽園から追放され』るも、文化系で飯が食えるような覚悟も才覚もなく、東京に出てきてようやく少なからず同好の士に出会い、世の中には生まれ落ちた時から文化教養に理解ある家庭で育ち、ある程度レベルの偏差値と家庭環境の子女が集まる学校で、早いうちから文化度の高い同級生や先生との出会いに恵まれた、文化が当たり前のように身近にある「都会の文化系女子」という存在を知る。
    著者の育った環境はまさしくそれで、地方の圧倒的少数派から見れば羨望の的。ハンデが違い過ぎる。

    でも、確かに湯山

    0
    2014年12月30日
  • 四十路越え!

    Posted by ブクログ

    女40歳元服説。
    唸りました。二度目の成人式を越えてようやく女は女になるのだ。

    こじらせ女子、がすっかり定着した昨今。この「こじらせ」という言葉が免罪符となり、アラサーアラフォー女子の胸の底に眠る本質的なモヤモヤをうまく昇華させてしまっている気がする。そこへ湯山女史がガツンと提言。

    『性欲を上手くコントロールし、恋愛関係に拘らないフランクでキッチュでポップな関係を築くべし』

    なるほど。恋愛至上主義が世の女性を自ら縛り付け苦しめている。ここはひとつ、女四十路は自己解放してみるべき岐路に立っているわけである。
    四十路越え、とは自意識を越える女の道なのである。

    0
    2014年12月22日
  • 文化系女子という生き方

    Posted by ブクログ

    わたしも腐女子とリア充を両立しちゃう系文化系女子なので笑、わりと楽しく読めました。
    なんちゃってファッション文化系を指す「黒文化系」の人や、文化系を逃げ道・居場所にして精神的に向上心のないばかへの喝は効きました。こうならないように、文化と触れ合うときは常に自分というものを介在させることを、より意識的に行っていきたいと背を正したところ。

    0
    2014年09月15日
  • 四十路越え!

    Posted by ブクログ

    湯山流「カッコイイ中高年の生き様」みたいな感じでしょうか。
    結構細かい部分までご自身の生活、生き方ぶりをさらしてくれていて、中高年女性として、たいへん参考になりました。

    湯山さんを真似るということではなくて、自分なりのルールや信念を持って生きる、という点で、重たい腰をあげるきっかけの一つになったし、勇気がもらえた感じ。

    昨今、ちまたの美容広告に出てきているような、年齢不詳の美容おばさんには興味ない(なれないし、なりたくもない)けれど、徹夜OKぐらいの健康おばさんにはなりたい、と、思った。

    0
    2014年07月01日
  • 文化系女子という生き方

    Posted by ブクログ

    読みながらぐさぐさ突き刺さる指摘にダメージを受けていた。著者は文化系女子を否定してるわけではもちろんないけど、間違った「文化系女子」には手厳しい。
    これからの文化系女子活動の指針になりそう。

    0
    2014年06月03日
  • 四十路越え!

    Posted by ブクログ

     「だって女子だもん!」での対談で興味をもったので。


     色々印象に残ってるんだけど、

     「男は女に恋愛なんていう幻想を求めてない」

     的なところに勝手に共感。

     要は一定してセックスできる相手が欲しいのよね。

     だから恋愛にかける労力なんて最小限に抑えたい。

     これ、私と一緒wわたしゃオトコか!って感じだけど。

     

     でもねぇ、わたしそんなにセックスしたいとか、思わないんだよなぁ。

     言うなれば、オトコっていう存在に触れてたい、ってのはあるけど。


     誰かが隣で寝てくれていて、寒くないとか、

     手をつないでくれる存在がいるとか、

     そういうのでなんか十分満たされる。

    0
    2013年12月31日
  • だって、女子だもん!!:雨宮まみ対談集

    Posted by ブクログ

     わたしは間違いなく「こじらせ女子」です。

     そしてこじらせ女子カーストの中で下から2番目だと思います。
     「一応性の対象としては見てもらえる位置」と言いますか。

     今年の総括というか、大きな出来事として、
     6年以上付き合った彼氏と別れたことが挙げられます。

     別れたというか、
     「別れませんか?」と切り出したのですが、
     数か月返事をもらえぬまま今を迎えました。


     なんで別れたくなったか。
     とても好きな人に変わりはありません。
     やさしい人です。

     でも、ただ優しい人と、何もかも納得した上で人に優しくできる人は、違います。

     多くは・・・恐らく多くの女子は後者を求めています

    1
    2013年12月31日
  • 四十路越え!

    Posted by ブクログ

    もう、土鳩かわたしかっていうぐらい頷きまくり。あの、一応まだ四十路ではないんですが、来るべき良き日をイメージする為に購読しました。
    「わたし間違ってなかった!正しくないかもしれないけど間違ってなかった!」などと思いながら感銘を受けた箇所に蛍光ペンでライン引こうかとも思いましたが、羽虫が寄って来そうなほど全ページ真っ黄色になって電車内で怖がられそうだったのでやめました。

    はっきり言って「いい歳してこんなにギラギラがつがつした女にはなりたくないしみっともない」と思う方のほうが多いでしょう。アマでの最も「参考になったレビューでも、「なんといいますか……」「ちょっと引いてしまいました」「微妙」と書い

    0
    2013年11月13日
  • 女装する女

    Posted by ブクログ

    今時の若者が「必要なものは必要な分だけ。大量生産、大量消費はしない」と考えることは、バブル崩壊後の不況に多くの原因があると思っていたのだけど、第5章 ロハス、エコの女 を読んであぁそういう流行りもあったか!と気付かされた。女装する女というのは、新鮮さよりも確認的な意識の方が多いけれど、あるある〜けどちょっと極端すぎません?と思ったり。。全体的には、大変面白く読めました。

    0
    2013年09月17日