いとうのいぢのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
まさか2024年にもなってハルヒの新作を読めるとは思ってなかった。感慨深い。
「憂鬱」が2003年に連載開始されたからもう21年も経ったのか。
初めて憂鬱を読んだときは大学生だった。一人称のモノローグのような地の文が延々と続くのにとてつもなく読みやすい文章だと衝撃を受けたことをよく覚えている。その後ラノベを読み始めるきっかけになった。
初期の頃に比べるとSF考証が緻密になってきたように思う。量子力学的なんやかんやで世界が収束するのは「分裂」でもあったことだったけれど、5人だけが分岐していたのはちょっと違うか。
脳内のDNAコンピュータ、そして量子力学的な世界の分裂と収束。イーガンの「宇宙消失 -
購入済み
事実上打ち切り
新潮のラノベから、他社の小説枠に移行して継続してます。
変に、中途半端に大人な外観にしたのが、敗因の一つかも。
原作と同じにして引っ張れますかですねえ。
三つ目が通る、手塚治虫さんの作品ですが、の写楽さんの立ち位置に近いかもですね。
性別は入れ替わりますが、ワトソン役がこっちだと野郎だし。
空手の立ち位置が微妙なところはありますが、なんかまずくない、いろいろ、
概ね面白いので目を瞑ることとします。
お好みで。 -
Posted by ブクログ
「時をかける少女」の自己パロディ。芳山は平凡少女だったがビアンカは超科学者。オーバースタディは“超科学”だが、放課後の意味も含むかもしれない。
「時かけ」で読者の不満だったかもしれない未来社会の様相について、本作では“階級分化を放置。長期的改革策に抗議する非受益者の「人権」を配慮して、実行を先延ばし(高齢化による予算硬直化もあって)”で、臨海住域すべてが水没(研修生労働力を失いオランダのように堤防築くこともなく)、津波と超大潮で下層民のほとんどが溺死。高緯度国は先に全滅…。残る山地ばかりの日本は耕地の大半を失って食糧問題が深刻…男子のスペルマ衰弱傾向も未来を暗く見せるとストーリーに採り入れら -
購入済み
まだ続くことがわかって幸せ
久しぶりに読んだせいか、ハルヒらしさが足りないように思いました。前刊の、あの素敵なラストで終わりではないようなので、今後のストーリーに期待します。