いとうのいぢのレビュー一覧

  • 涼宮ハルヒの直観

    Posted by ブクログ

    いつもながら、読みやすさが群を抜いている。400ページ近いが、疲れることなく一気に読み通せる。
    ユリイカでハルヒ特集をやったときは、「涼宮ハルヒの憂鬱」は歴としたSFだという評価が大半を占めていた。久しぶりの今回作は完全に推理小説だったけどしっかり「ハルヒ」だった。

    0
    2021年01月03日
  • 涼宮ハルヒの直観

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本筋が一気に進むかと思ったらサイドストーリー的な展開だった。が、それはそれで悪くない。ただ、本筋のお話は過去作を読み返さないと(特に前作)、もう思い出せないな。

    0
    2020年12月16日
  • 涼宮ハルヒの直観

    Posted by ブクログ

    冬合宿からかえってきて初詣とたぶん、12/18消失世界改変、朝倉ナイフ後の残フラグ回収。
    2年生5月末ごろ、ミス研部員の留学生でキョンとハルヒの同級生、オッティーリエ・アドラステア・ホーエンシュタウフェン=バウムガルトナーがSOS団部室に遊びに来るようになった。
    そして鶴屋さんからの謎解きメール。メールにあった高性能マイクとかGPSもヒントか。
    2月中旬にハルヒの偽の宝の地図によって発見された300年以上前のオーパーツの金属棒、鶴屋さんに預けているこのフラグ回収はまだ。

    0
    2021年01月03日
  • ビアンカ・オーバースタディ

    Posted by ブクログ

    筒井康隆によるライトノベル
    涼宮ハルヒのオマージュ作品と言って良いだろうか
    氏の眼を通してライトノベルの文法を提示された
    勿論、一部のだが
    話のネタ自体は氏の短編で書かれるような内容
    それを中編程度の一冊にしているので、文の密度は薄くなっているのだが、ライトノベルとして作られているので気にならない
    様式は印象に影響するのだと改めて感じた

    0
    2020年10月28日
  • ビアンカ・オーバースタディ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いとうのいぢの挿絵も手伝ってギリギリラノベらしい体裁を整えているものの、内容は筒井康隆だ。よくもわるくも!

    0
    2020年05月28日
  • ビアンカ・オーバースタディ

    Posted by ブクログ

    最後まで読んでみたら割と悪くない作品である…と思いましたねぇ。社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    後半のSF的展開はちょっとこちらの想像力が追い付かない部分がありましたが…前半の、何やら理科実験室みたいなところで妙な実験を繰り返しているシーンのが面白かったですねぇ…中にはモロ下ネタなシーンもありましたがまあ、ご愛敬というやつでしょう! 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    ラストには現実で起きていること…つまりは若い男の草食化・軟弱化などを揶揄しているような内容になっており、確かにこれは文学ですね! ただのラノベじゃない…。

    というわけで、物足りなさはありますけれども、他のラノベと

    0
    2020年03月15日
  • ビアンカ・オーバースタディ

    Posted by ブクログ

    ラノベの真似をしても,やっぱり筒井康隆は筒井康隆。薄く気取ったことが嫌いでどんどん露悪的になっていくのが真骨頂か。
    だんだんこちらが年を取ってきてついていけなくなる気もするけれど,作者の方がずっと年上だからなあ。

    0
    2020年03月15日
  • ビアンカ・オーバースタディ

    Posted by ブクログ

    ラノベ書きたいとふと思い立って、このレベルのものをかけるのだから作家先生ってすごい。
    過剰に持ち上げることを忌避するなら、ぼくには刺さらなかった。ラノベ読者の胸にはどうか、気になるところ。

    0
    2019年08月13日
  • ビアンカ・オーバースタディ

    Posted by ブクログ

    久しぶりだなぁ筒井康隆さん!
    「ライトノベル」という触れ込み、いとうのいぢさんのイラスト、
    それらが見事にミスマッチに感じる、エロくてグロくてイテテな世界(^^;。
    (まあ確かに多少「ライト」ではあったけどさ…)
    今っぽく新しそうな作品なのに、とても懐かしい気分で読みました(´ω`)。

    0
    2019年05月31日
  • 灼眼のシャナSIII

    Posted by ブクログ

    短編を5本収めています。

    第1章「ソロー」は、ヨーロッパによる新大陸への侵略を食い止めるために立ち上がった「大地の四神」と、人類への干渉を止めようとする旧大陸のフレイムヘイズとの戦いを舞台に、フレイムヘイズによって故郷の村を焼かれた少年ビリー・ホーキンと、彼の復讐に協力して新たな宝具を作り出そうと目論むフリアグネの物語がえがかれます。個人的には、状況説明が多くて、物語に入り込めないように感じてしまいました。

    第2章「ノーマッド」は、シャナとアラストールによってフリアグネが討滅された直後の物語。猫の姿をした燐子ニーナが、悠二たちに襲いかかります。悠二をめぐるシャナと吉田さんのラブコメ的なやり

    0
    2018年11月28日
  • 灼眼のシャナXXII

    Posted by ブクログ

    シリーズ最終巻。最後まで話を広げていって、まとめるのが追いつかなかった、という印象です。

    「祭礼の蛇」の「大命宣布」によってフレイムヘイズたちは使命を失うことになりますが、その中でシャナは、自分の立っている足元を見なおし、自分の信じるままに、悠二と対峙することを決意するというのが、前巻のないようでした。そして今巻は、ユートピアを眼前に差し出された“徒”たちが、自分たちの立っている場所を見つめなおし、彼らの思いに創造神が応えるという話になっています。

    他方、新世界へと旅立つ「徒」たちの残した「存在の力」によって願いをかなえたリャナンシーは、自分にとって本当に大切なものを、最初から知っていたと

    0
    2018年11月28日
  • 灼眼のシャナXXI

    Posted by ブクログ

    新たな世界の創造をめざす「祭礼の蛇」坂井悠二は、御崎市に帰ってきて吉田さんと再会します。他方、「大地の四神」の協力を仰いだシャナたちは、「フレイムヘイズの使命」にも劣らないほど大事な、自分たちの信念にしたがって、悠二に最後の一撃を加えるための戦いへと踏み出します。

    吉田さんの手許にある「ヒラルダ」に込められたフィレスとヨーハンの想いや、「屍拾い」ラミーがめざしたものなど、これまでの伏線の回収に物語が動きはじめて、いよいよクライマックスに近づいてきたという感じがします。ロフォカレだけは今のところ何者なのかよくわからないのですが、きっと最終巻で明かされるのでしょう。続きを楽しみにしたいと思います

    0
    2018年11月28日
  • 灼眼のシャナXIX

    Posted by ブクログ

    「祭礼の蛇」本体の復活とこの世界への帰還を果たそうとする悠二の前に、シャナが立ちはだかります。これまで、フレイムヘイズとしての自分と、悠二を愛する一人の少女としての自分という、二つの心を抱えてきたシャナが、ついに一つになって悠二に対峙することになります。

    このシャナの姿は、フレイムヘイズとしての使命とアラストールへの愛を一つに生きた、かつての「炎髪灼眼の討ち手」のマティルダを髣髴とさせます。いとうのいぢによる、自信に満ちた微笑を浮かべたシャナのイラストもカッコよくて気に入っています。もちろん、強さと不安定さをあわせもっていた以前のシャナもいいのですが。

    幕間として、御崎市に帰還した佐藤が眠

    0
    2018年11月26日
  • 灼眼のシャナXVIII

    Posted by ブクログ

    フレイムヘイズ兵団と「仮装舞踏会」との全面戦争が始まります。ヴィルヘルミナ、カムシン、リードは星黎殿に突入し、それと呼応するようにシャナも行動を起こします。

    戦闘シーンのコアとなる人物の心理描写が、あいかわらず上手いと感じました。文字通り、「手に汗握る」ような緊張感が伝わってきました。

    0
    2018年11月25日
  • 灼眼のシャナXVII

    Posted by ブクログ

    ゾフィーが率いるフレイムヘイズ団と、「仮装舞踏会」との本格的な戦いの序曲といった感じの内容です。一方、ヴィルヘルミナ、カムシン、レベッカの三人は独自にシャナを奪還する作戦に動き出します。

    悠二と「ともにいる」シャナの心情と、悠二から「離れてしまった」吉田さんの心情の描写が上手いと感じました。悠二をめぐってライヴァル関係にあった二人が、まったく別の立場に立たされたことで、それぞれの成長を遂げてゆく過程が、ていねいに描き分けられています。

    0
    2018年11月25日
  • 灼眼のシャナSII

    Posted by ブクログ

    短編が3編のほか、例によってフリアグネとマリアンヌの「なんでも質問箱!!」が収録されています。

    第1話「ドミサイル」は、シャナたちがヴィルヘルミナのためのサプライズ・パーティを企画する話。シャナとアラストールによる、悠二とヴィルヘルミナとの間の信頼関係を築くための作戦という意味も込められていて、本編の中にも自然に収まるような話になっています。

    第2話「ヤーニング」は、ヴィルヘルミナと「約束の二人」(エンゲージ・リング)との出会いを描きます。「クーベリックのオーケストラ」と並んで中心的役割を果たしている外界宿「モンテヴェルディのコーロ」の依頼を受けて、「紅世の徒」の運び屋「百鬼夜行」を追いか

    0
    2018年11月24日
  • 涼宮ハルヒの憂鬱 1巻

    Posted by ブクログ

    一昨日観たアニメに惚れ込んだダンナちゃんが速攻で買ってきた。実は小説も買ってきた(笑)。アニメの方が作りが良いね。

    0
    2018年11月20日
  • 灼眼のシャナXXI

    Posted by ブクログ

    いよいよクライマックス間近・・・と何回書いた事やら。でも本当に架橋は近い感じ。いい加減終わってもらってほしい気がとてもする。

    0
    2018年10月09日
  • 灼眼のシャナXX

    Posted by ブクログ

    話が長すぎて何が何やらよく分からない展開に。過去の伏線を記憶しておくのも難しい。大体キャラが多すぎるので名前を覚えるのもやっと。ロシア文学じゃないんだからさぁ・・・。

    というのは、置いておくとして、いよいろ佳境。あとはうまく終わってくれるのを願うばかり。

    0
    2018年10月09日
  • 灼眼のシャナXVIII

    Posted by ブクログ

    前作からの発売が結構速かった。そして物語はクライマックスへ・・・て何回もみた台詞ですが、確かにクライマックス中のクライマックスにたどり着こうとしています。
    シャアは力を取り戻し、フレイムヘイズの中心戦力もいよいよ動き出す。果たして世界の行く末は・・・てな感じ。

    0
    2018年10月09日