あらすじ
「涼宮ハルヒ劇場」がついに帰ってきた! ファンタジー篇、ギャラクシー篇に続く続編は大幅完全描き下ろし! 様々な世界を旅するハルヒとSOS団の活躍が収録された、「涼宮ハルヒ」シリーズ最新刊!(2024年11月現在)
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Posted by ブクログ
雪山の時にキョンが「こんなこと前にもあったよな?お前は吟遊詩人だった」のようなことを古泉に言っていたシーン、ずっと「なんだその話?キョンの正体についての伏線?」と意味がわからなかったが、この件だったのかと腑に落ちた。
文化祭の直後だから秋くらいの出来事か。ここで「ハルヒの力を奪って世界改変する」という前例が長門に出来てしまった、そして冬へ…ということなのか…。
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ハルヒらしさを裏切らない、がっつりSFで面白かったです!
新規の人が読んで楽しめる面白さというよりは、過去20年のシリーズ既刊を堪能してきた者のみが得られる満足感ではあるのですが。
何といっても前半は中だるみか?と思わせておいての、後半書き下ろしパートからの巻き返し具合が、これぞハルヒテイスト全開!抱腹絶倒、ごちそうさまでした。
Posted by ブクログ
最初の話はS BLUEに載っていたものと同じなので、そういう感じの寄せ集めと思ったら大間違い、とても面白く最後までどうなるか分からない感じがあり大変満足です。
最後の風船の描写や鳥の描写などは非常に心揺さぶるものが個人的にはありました。
久しぶりっ!
久々のハルヒワールドを堪能しました。
最近は異世界モノのライトノベルを好んで読んでいますが、やっぱり独特のハルヒ感に触れるのはいいですね。
自分の感覚さえもあの頃に戻れるというか。
できれば、コンスタントに新作が読めれば尚良いですね。
이거매우씁슬하겟어여
涼宮ハルの劇場(2024年)も来ました。
涼宮アニメーションが上手い日でも
複雑なこともたくさんありました。
作家も苦労していました。
Posted by ブクログ
今回はしっかりSFのハルヒだった。どれくらいかというと、ラーメンでも出てくるかなと思ってカツ丼を頼んだら、しっかり煮カツ丼が出てきて、お新香と味噌汁もついてきた、ぐらい。前半2つは恐らく雑誌の箸休め程度の意図で掲載されたのだろうし、後半もイラストが先行していたということなので、原作の手中を離れて拡大してきたハルヒワールドに逆に引っ張られている感は否めないが、それでも『らしさ』は維持してくれているのが嬉しい。
SOS団VS天蓋!
過去のスニーカー(雑誌)に書いていた短編2話に、追加で書き下ろしを加えたものらしい。
内容としては様々な設定の仮想世界に閉じ込められたSOS団が、長門を軸に脱出するまでのお話。敵は天蓋勢力で超常バトルこそないが、設定的には重要なエピソード。というか、長門チートが止まらないなこの作品。長門大好きだから良いけどw
挿絵のSOS団女性メンバーのギリシャ女神姿は、一見の価値あり(ヘラ・アフロディーテ・アテネ)
Posted by ブクログ
一巻丸ごといろんな仮想空間での相変わらずのはちゃめちゃ具合だった。
まあハルヒだし^^
ただ設定の奔放さにキャラの魅力がもう一つ引き出されてない気もした。
もっとハルヒは傍若無人に世界を思い通りにしていいし、
朝比奈さんの可愛らしさがもっと強調されてほしいし、
長門はスーパーであって欲しい。
つまるところ、僕はこの連中が好きなんだよなあ。
だから、もっといっぱい活躍して欲しいのだ。
今度は日常の中の活躍を見てみたい。
それにしても結局、仮想空間の創造主ははっきりしなかったけど、いつかまた出てくるのだろうか?
Posted by ブクログ
「なんだこれ?」
ここは何処なんだ?この世界は何だ?
俺たちは今、何処にいるんだ?
困惑するキョンの語りから始まる、異世界冒険。
SOS団のメンバーは元の世界に戻れるのか?
そして変わらず暴走する、ハルヒの雄姿!
act.1 ファンタジー篇 act.2 ギャラクシー篇
act.3 ワールドトリップ篇 final act エスケープ篇
・あとがき
ファンタジーRPG:魔王を倒せ!
スペースオペラ:宇宙海賊を倒せ!
西部劇、ギャング・・・次々に場面は変わり、
スペクタクルな冒険が目まぐるしく起こりまくる。
困惑しまくりのキョンをよそに暴走しまくるハルヒ。
彼らを含めてスタンス変わらぬSOS団のメンバー。
ジェットコースターの如くの怒涛の展開が面白すぎる。
で、徐々に分かってきた真相。
神話の世界での古泉と長門の話が核心に。
量子力学的重ね合わせ・・・キョン同様に理解が難解な
展開になりましたが、ラストまで楽しめました。
というか、やっぱりハルヒの事解ってるのは、キョンだねぇ。
ちなみに「やれやれ」はキョン以外を含めて、3回・・・かな?
ミッション・コンプリート!
Posted by ブクログ
かなり昔にハルヒ劇場として読んだ記憶があったものがついに文庫化!と言っても他の作品とは異なり、いつものSOS団の日常が見られるわけではないので物足りなかった…。そして小難しい説明がやたらに多いので目が滑り、全然頭に入ってこない。後半の、日常に戻るにはどうする?の議論が始まってからはいつものSOS団っぽくなってきて「これこれ〜」と思いながら読み終えた。
いつものように長門大活躍だが、ハルヒの暴走がもっと見たかったかな。相当アニメ映えする内容だとは思うのでこれを機に再アニメ化とか来ないかしら。
Posted by ブクログ
もっとたくさんの登場人物が出てくるかと思ったら、コンパクトなまま終わった。キョンの妹は追加されたけど。
P4 act.1 ファンタジー篇
森の賢者
一人のキャラクターにこんなに情報やアイテムを持たせるのは不自然
P6 前置きなし、御前
P12 帯剣で王の前
P51 >操縦桿を思いっきり押し込んだ
お約束で宇宙だけど航空機イメージなら、操縦桿を押し込んでも下降するだけ。増速するならスロットルレバーだから、混同していると思う
P52 act.2 ギャラクシー篇
ファンタジー篇と同じ
P100 act.3 ワールドトリップ篇
イラストのハルヒ
トリガーに指をかけているけど、シングルアクションなので発射はできない状態
P175 >ストーリーはまったく褒められない
自覚あったのね。ちょっと前あたりから、この酷いお話は仕込みとは思いましたけど、それにしても酷い
P184- 「量子論」かっこ付きなのは、人類の量子論を超越しているから
P192 自主制作映画は『朝比奈ミクルの冒険』(アニメの第1話)
P198 フリゲート艦隊とはなに?
P208 final act エスケープ篇
P222 デッドコピー、不正な模倣の意だけど、そのままの解釈でいいのか
P242 種明かし
P249 まとめ
P297 キョンがハルヒに告白するのかとばかり
P302 トロイの木馬=SOS団
無理がある
P305 文化祭の打ち上げという時間軸だった
Posted by ブクログ
時系列的には、文化祭の後になるのか
RPG風やら西部劇風やらの訳のわからない世界に飛ばされるSOS団。
読み終えて思ったのは、長門〜、お前こんなに苦労してたんだなぁ
ハルヒの力を利用することもここで覚えたんだなぁ
他のメンバーは忘れてしまっても、忘れることの無い長門は、そりゃーエラーも溜まっていくわなぁ。
消失のように世界を改変してしまう一つの積み重ねだったのかもしれないなぁ
Posted by ブクログ
まさか2024年にもなってハルヒの新作を読めるとは思ってなかった。感慨深い。
「憂鬱」が2003年に連載開始されたからもう21年も経ったのか。
初めて憂鬱を読んだときは大学生だった。一人称のモノローグのような地の文が延々と続くのにとてつもなく読みやすい文章だと衝撃を受けたことをよく覚えている。その後ラノベを読み始めるきっかけになった。
初期の頃に比べるとSF考証が緻密になってきたように思う。量子力学的なんやかんやで世界が収束するのは「分裂」でもあったことだったけれど、5人だけが分岐していたのはちょっと違うか。
脳内のDNAコンピュータ、そして量子力学的な世界の分裂と収束。イーガンの「宇宙消失」だ。アイデアとしては近しいものを感じる。
とはいえ本作はイーガンのように人間性の生々しさが描かれるわけではなく、いつものハルヒにまつわるドタバタおもしろ「劇場」。キョンのモノローグも相変わらずとてつもなく読みやすい。
一時期作者は続編の執筆に思い悩んでいたようだけれど、読者としては頑張って続編を出していただきたいと願う他無い。
無責任な一方的願望で申し訳ないけれど、そう願わずにはいられない程には幸福な読書体験だった。
Posted by ブクログ
映画撮影の後の文化祭の後の打ち上げでテーマパーク的なところに慰労会に。
魔王討伐、宇宙海賊、西部劇、サメ戦、スペイン船を襲う海賊、ギリシャ神話、トロイア戦争など。
量子的存在となり分裂したSOS団、客観的観測者のキョンの妹。
Posted by ブクログ
夢中になり読ました。
いきなり知らない空間?世界?から始まった今作。終始ハルヒワード全開で進みます。人の話を聞かず突っ走ります。いつも通りだけど。
読んでる内にどんな所に居るんだろう、閉鎖空間?それとも何処かのゲームの世界?を演じてるだけとか、ずっと笑いながら読み進めました。
でも終盤古泉、長門がそろそろヤバくない?
と焦りだしシリアスな展開になり……て感じです。