原泰久のレビュー一覧

  • キングダム 53

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    山の民の戦いは圧巻の一言。 楊端和は勿論のこと、キタリの立ち居振る舞いも恰好良い。 壁が情けない姿を晒しながらも、土壇場で男を見せてくれたのは救いだった。

    一番の見所は、信と王賁がそれぞれの隊を前に言葉を尽くすシーンだ。 緻密な策略というよりは、彼らの素直な心情が兵士の心を打つ展開に 読んでいるこちらも素直に感動し、心が震えるのを禁じ得ない。 対等な立場から語りかける信と、将軍の息子の立場から説く王賁。 アプローチは違えど、その芯にある熱さが共通している点に強く惹かれる。

    自分としては、泥臭くて気取らない信の言葉の方が、よりストレートに心に滲んだ。

    勿論戦略も重要だが、戦う兵もまた人間だ

    0
    2025年11月07日
  • キングダム 66

    Posted by ブクログ

    『キングダム 66巻』を読んだ。
    この巻は、秦軍と趙軍がぶつかる「宜安の戦い」の中でも、特に重みのある展開だった。秦は14万、趙は31万。圧倒的不利の中で、李牧の緻密な策が光る。包囲網を築き、相手の動きをすべて読んだような布陣は、まるで時間までも操っているようだった。戦略だけでなく心理戦としても完成されていて、読みながら息が詰まる。李牧の頭脳の恐ろしさを改めて感じた。

    その一方で、信は確実に「将」としての姿を見せていた。
    飛信隊や楽華隊が次々と包囲される中、信は冷静に全体を見渡し、どこで動くべきかを判断していく。無茶な突撃ではなく、仲間と連携し、犠牲を背負いながらも生き延びる道を選ぶ。その姿

    0
    2025年11月03日
  • キングダム 77

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ようやく最初の7国の一角が滅んで統一された
    しかも無血開城 騰の人間性と先を見通す力は素晴らしい 正直将軍にしてるより、統治者にするのが向いてると思う 実際将軍辞めるみたいだし
    寧姫をはじめとした、韓王室の2人の独断に至る苦悩がリアル 結果的に良い方向に転んでほしいと願うばかり
    そしていよいよ趙との再戦が近い

    0
    2025年11月03日
  • キングダム 77

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    韓の平定。ついに一国が滅んだ。
    国がなくなるということ、自分の国が変わるってなかなかに難しいことだよな。
    そして騰引退。オウキの顔再び。グッとくるものがある!そしてここからは一気に物語が加速する!ことを期待…。

    0
    2025年11月03日
  • キングダム 52

    購入済み

    死闘

    クーポンが出たので、昔の巻買っちゃいました。趙戦は大戦なので面白くて…
    山の民の見せ場が多く、結構好きな巻です。楊端和やバジオウ達の死闘も見応えがあり、他武将達との戦闘以上の獣感が好きです。

    #ドキドキハラハラ #アツい

    0
    2025年11月02日
  • キングダム 65

    Posted by ブクログ

    秦軍は、北部攻略という新しい戦線に向けて歩を進める。連合軍として複数の部隊が集い、北上する。希望の一歩かと思われたが、敵は簡単には道を開かせない。総大将・李牧 は、北辺に強固な守りを築き、長城を固めて秦軍の侵攻を阻む。守備陣や狼孟の部隊、その堅牢さと守備の巧妙さは、まるで鉄壁。思わず息を呑む苦境だった。

    中盤、「宜安」を目指しての攻勢は、連合軍にとって転換点となる。北東部軍は狼孟攻勢により大きな打撃を受け、崩れゆく流れが見える。これはただの敗北ではなく、“策にハマった敗北”だった。戦線は揺らぎ、仲間の犠牲が痛みとして刻まれる。連合とはいえ、戦いとは甘くないことを痛感させられる。

    その中で、

    0
    2025年11月02日
  • キングダム 64

    Posted by ブクログ

    『キングダム 64巻』を読んだ。
    勝利の果実は甘くも、そこには深い影が落ちていた。影丘を抜け、武城・平陽を攻略した秦軍。勝利を得たはずの戦地に漂うのは、静けさと違和感。歓声よりも、刃と血を見つめた者たちの喪失感が強く残る。

    特に印象深かったのは、桓騎の“非情な戦法”。捕虜を首級として積み上げるという異様な光景は、ただの戦略ではなく心理戦の極致だった。恐怖を演出し、敵の心を折る。狂気と知略が不可分に混ざり合った桓騎のやり方は、勝利という名の代償を読者にも突きつけた。そこには冷たい合理があって、けれども確かな意志がある。彼が見せた勝ち方は残酷だが、その背後には戦を掌握する計算が見え隠れしていた。

    0
    2025年11月01日
  • キングダム 63

    Posted by ブクログ

    この巻は戦場の熱さと人の信念がぶつかり合う、命を懸けた攻防だった。秦軍八万、趙軍は二十四万。飛信隊には“不可能”とも思われた断崖「影丘」が立ちはだかる。崖を登る歩兵たちは、一歩一歩を血と死の覚悟とともに刻み、崖上に作られた「狩り場」へと進む。落石や矢の雨をものともせず、仲間を足場にし、限界を超えて崖を登り切る姿は、生きる意志そのものだった。

    信はこの戦いの中心にいた。崖上に達したとき、味方の別働隊や羌瘣率いる部隊と連携し、崖下からの挟撃が決まる。だが最後の壁は趙軍右翼の将・岳白。剣と体術を組み合わせた技で信を圧倒しようとする相手に対し、信は矛を預け剣に持ち替えて真正面から挑む。岳白の攻撃を受

    0
    2025年11月01日
  • キングダム 62

    Posted by ブクログ

    『キングダム 第62巻』を読んだ。
    前巻で描かれた“信義の戦い”が終わり、ここから物語は“現実を生き抜く戦い”へと舵を切る。什虎戦の勝利の余韻を残しつつも、国と国、人と人との関係は少しずつ形を変えていく。同盟が終われば、かつての味方も再び敵となる。それでも、歩みを止める者はいない。この巻は、そんな「勝利の後の静けさ」と「次の嵐の予兆」が同居した一冊だ。

    序盤では、蒙武たちの戦後処理と魏との関係整理が描かれ、続いて秦国内の新たな動きが見えてくる。桓騎軍が再び前線に姿を現し、冷酷で計算高い桓騎の存在が、秦の中で異質な光を放つ。「致命的なこと」「任命の儀」では、戦の勝敗以上に、“誰が何を背負うのか

    0
    2025年11月01日
  • キングダム 61

    Posted by ブクログ

    『キングダム 第61巻』を読んだ。
    この巻は、ただの戦ではない。国と国、そして人と人の「信義」を問う戦いだった。舞台は楚の要衝・什虎。秦と魏が三年の期限で結んだ“仮初の同盟”のもと、蒙武、騰、そして魏の呉鳳明が一斉に攻め込む。一見すれば利害の一致にすぎない共闘――けれど、戦場に立つ者たちの胸には、確かな“義”が灯っていた。自国の利益のために刃を交えながらも、互いの背を預け合う。その一瞬にだけ生まれる信頼のかたち。戦略の緻密さよりも、人の覚悟がものを言う巻だった。

    一方で、この巻の核心にあるのは「裏切り」と「誇り」だ。楚の将・満羽と寿胡王は、かつて理想を掲げ、国を興した者たちだった。だがその理

    0
    2025年10月28日
  • キングダム 77

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    韓の王様はどこか素人くさいところがあり、王様向いてねえんじゃないのかと思うところがあったんだけど、ちゃんと情報収集したりひとりで騒いでた戦争続行派のばかちんを躊躇なくころせと命じたりするところが、やっぱ王様だなと思ってしまった。
    国も小さくて、仕方なく情報収集とかで生き延びてて、王族も寧様以外は王子がほぼ人質とか、この前の韓非子がスパイ活動しないとダメなぐらい人手不足な大変な国だったけど、博王谷とかヨコヨコとかラクアカンとか名将が多くてホントもったいない。特に韓を秦に引き渡す障害になる戦争続行派の兵士たちを連れていって自分もあっけなくしんでしまったラクアカン将軍には生きてほしかった。いやホント

    0
    2025年12月11日
  • キングダム 77

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ついに韓攻略ッ!
    ひとつの国が無くなる。
    様々な歪みが生じる。
    いろんなことを考えさせてくれるいい話。

    ただ、騰の飛び込みが、常識を超えすぎて脳がバグる。

    あと5国。
    このペースで行くと…は当然考えてしまう。

    0
    2025年10月27日
  • キングダム 76

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    騰はじめ録嗚未、隆国、干央らの王毅将軍がいた頃から死線をかいくぐってきた経験から培われた連携というか、阿吽の呼吸というか、ケミストリーというか、テレパシーというか…w

    とにかく王毅軍の遺産の方々の活躍に胸熱でした。

    あと亡き殿の矛を受け取った童(信)の成長に感慨深さに浸って録嗚未をイジるとこも涙腺を刺激します。

    また、隊旗をまとって騎馬で駆け、ニコッと微笑むだけで、隊の士気を爆発させる羌瘣がおかしかったですw

    0
    2025年10月23日
  • キングダム 77

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2025/10/20
    ここ最近で一番面白かった。戦いはなかったけど人の心の描写やドキドキ感がとてもあった
    勝つもの大変、負けるのも大変。決断。

    0
    2025年10月20日
  • キングダム 77

    Posted by ブクログ

    ようやく、ようやく!
    趙に大敗したあと、力強く立ち直っていく様子にワクワクします。
    韓の王室の決断と、かつての秦王の決断と、どっちがどうなのか…わからなくて、自分が決断する立場じゃなくてよかったと思いました。

    0
    2025年10月19日
  • キングダム 76

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    治める者、戦う者の覚悟が描かれてる巻。上に立つ者で民衆の運命が決まってしまうのが辛すぎる。そんな年齢から徴兵されるって…。

    0
    2025年10月13日
  • キングダム 76

    Posted by ブクログ

    1巻から全て読んでいます。

    はじめの頃は図柄が苦手でしたが、面白すぎて絵が気にならなくなりました。
    ただこの調子では100巻はいくんじゃないかと思っています。

    0
    2025年10月01日
  • キングダム 12

    Posted by ブクログ

    まさかすぐ潰れる100人隊がここまで本軍を追い詰めるなんて思わなかったんだろうな…王騎将軍やっぱすごい…!

    0
    2025年09月27日
  • キングダム 5

    Posted by ブクログ

    王都奪還!王騎に「どのような王を目指しておられます?じっくり考えてお答えください」に対し、即答で「中華の唯一王だ」と応える政。しかも、その答えに対し昭王のことを語ろうとする王騎の言葉も制する。自分の目指す場所を定め、考え尽くしていないと、即座に出ない反応。そこに至るまでに、当然逡巡はあったのだろうけど、ひとたび覚悟を定めたら、真っ直ぐに言葉にすることができるリーダー。憧れます。
    貂がキュウメイ族の生き残りであること。キョウカイ、尾平、尾到、澤圭との伍。蛇甘平原の初陣に向けた行軍。敵将呉慶と秦将のヒョウ公。

    0
    2025年09月20日
  • キングダム 4

    Posted by ブクログ

    王都奪還もいよいよクライマックスへ。Vs左慈、Vs魏興、Vsランカイと、強敵との闘いが続き、全員が満身創痍。実写映画のキングダムでも、一番盛り上がるところですね。 個人的には、山民族パジ族のパジオウに痺れます!成キョウも、今はひどい悪役にしか見えないけど、後に活躍(?)する場面があることも分かっているので。その時代、その立場にいるが故の、彼なりの純粋な帝王性だというだけなのかも。胸くそ悪いけど。
    信の渾身の一撃で、ランカイは倒れるのか・・・!?の場面で本巻終了。

    0
    2025年09月20日