新美南吉のレビュー一覧

  • 乙女の本棚10 赤とんぼ

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    童話。
    赤とんぼとかあいいおじょうちゃんのほのぼのとした童話。
    赤とんぼをかわいがるおじょうちゃんと彼女を気に入る赤とんぼの交流がかわいらしかった。
    それとねこ助さんの挿絵が本当に素敵。

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    2023年05月03日
  • 乙女の本棚10 赤とんぼ

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    ネタバレ

     大正2年、愛知県生まれ、結核により29歳で没、新美南吉・作&ねこ助・絵「赤とんぼ」、2019.2発行。<初出、1928年> 夏の間、別荘に来た娘と赤とんぼの楽しいひととき、別れた後のさびしさと思い出を描いたものです。

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    2022年01月26日
  • 乙女の本棚10 赤とんぼ

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    赤とんぼの視点で綴られる、少女との一夏のふれあい。
    少女の帽子の赤いリボンにとまってみたい、という赤とんぼの願いがすごく可愛らしいと思った。
    ほのぼのした物語かと思っていたら一転、書生さんが話してくれた赤とんぼと蜘蛛にまつわる逸話は仄暗く、さらにその次のページの両面開きのイラストは恐ろしく、思わずヒィッッッとなった。
    赤とんぼと少女の別れは、季節の移ろいとともに訪れる。もしこれから、秋の夕方などに穂先に止まってじっとしている赤とんぼを見かけることなどがあれば、この話を思い出してしまう。ごんぎつね然り、新美南吉ってこういう心をぎゅっと掴まれるように物悲しい、生物と人間の話が多いのだろうか。

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    2021年10月12日
  • 乙女の本棚10 赤とんぼ

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    可愛らしい物語でした
    物語的にはすごく単調な感じ。
    だけど、それが読みやすい。
    ねこ助さんのイラストも美しい。

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    2021年05月13日
  • 赤い蝋燭

    CAT

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    思わずクスッと

    タイトルから、小川未明の「赤いろうそくと人魚」のイメージを浮かべたが、全く違って、動物たちの楽しい短編。ちょっと漫画チック。

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    2020年10月09日
  • 童話における物語性の喪失

    CAT

    購入済み

    ショッキングな題に目が留まった

    新美南吉がこのような言葉を書き残していたとは知らなかった。ネタバレは避けますが、昔から語り継がれるお話と現在の創作との違いはこういう所にあったのかも、と思わせる内容。

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    2020年10月09日
  • あかいろうそく

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    ネタバレ

    新美南吉さんのお話。言葉の言い回しに新美さんらしさというか、良き時代を感じる事ができて、わたしはほっこり。花火と間違えられた赤いろうそく。木に結んだら危ないんじゃ・・・と少し気になった私でした。(3歳6ヶ月)

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    2020年01月14日
  • てぶくろをかいに

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    こぎつねにとって、人間を怖がらなくなったということは、良いことかどうか、難しいところです。
    でも、読み手としては、良かったなあって思うのです。


    「てぶくろをかいに」の絵本もたくさんありますね。
    もとの文章を、新見南吉さんのものから変に変えたりしてないのならば、あとは絵の好みだと思います。
    これはそんなに可愛くはないですが、落ち着いた、昔話風のわかやまけんさんの絵です。

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    2015年03月14日
  • おじいさんのランプ

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    おじいさんが、孫が倉庫から出して来たランプを見て、思い出を語る。
    貧しかったおじいさんはランプを売り始め、少しずつお金を蓄えていくが、文明開化と共に、ランプではなく、電気が使えるようになる。そこで、おじいさんは商売を諦め、木に火の灯ったランプを下げて石で割って商売納めをする。

    時代が移り変わっていく寂しさや、自然淘汰されていく様子が今だからこそわかるかな、って。
    でも、おじいさんはランプ屋のあとは本屋をやるが、ランプ屋をやめるときの様子が潔いな、と思った。

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    2013年02月13日
  • てぶくろをかいに

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    むかーし読んだ気がします。

    人間がこわいのでひとりで手袋を買いにいくこぎつね

    手だけ人間の手にしてもらう

    けど、まちがって扉からきつねの手を出してしまう

    けどおじさんがやさしかったので、それにお金も本物だったので

    無事手袋が買えました

    って話。

    よかったね~

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    2012年10月04日
  • ごんぎつね

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    なんという・・!

    言わずと知れた名作ごんぎつね

    ごんも根っから悪い子なんじゃないんだよなー
    運が悪かったというかめぐりあわせが悪かったというか・・

    無理やりハッピーエンドにしたい><

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    2012年10月03日
  • てぶくろをかいに

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    教科書で誰もが読んだ名作ですね。

    かわいい坊やのかわいい疑問。

    親子で楽しめるお話です。

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    2009年10月04日
  • 新撰クラシックス 手袋を買いに(小学館文庫)

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    子狐にとって初めての冬。初めての雪にはしゃぐ子狐の悴んだ手を見て、母狐は手袋を買ってやろうと考えました。母狐に片方だけ人間の手に変えてもらった子狐は手袋屋へ出かけます。人間を信用しきれない母狐は、子狐が心配でたまりません。そんな子を思う母の愛が見えてくる絵本だと思います。(by MIKI

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    2009年10月04日
  • 乙女の本棚10 赤とんぼ

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    乙女の本棚シリーズ。
    初めての作者さんだと思ったら、ごんぎつねの作者さんとの事。赤とんぼとお嬢ちゃんの一夏の物語。
    ねこ助さんのイラストがかわいらしいです。
    お嬢ちゃんの身には、何が起きてしまったのでしょうか。多分、良い事があって東京に戻る訳では無さそうです。二度と赤とんぼは、お嬢ちゃんに会う事は無いでしょう。優しいお話のようで、少し物悲しい作者だと思いました。

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    2025年10月20日
  • ビルディング(乙女の本棚)作品集(乙女の本棚)

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    「乙女の本棚作品集」としての三冊目。
    『赤とんぼ』『山月記』『魚服記』『鼠』『ルルとミミ』の五篇に加えて、書き下ろしイラストの『ビルディング』(夢野久作)も収録されている。

    ねこ助さんの幻想的な淡いタッチの絵は、読者を物語世界によりいっそい深く深く誘っていくようでとても好き。
    児童向けや童話風のお話とぴったりなのだけど、私は山月記がとりわけ好き。見開きで描かれる、あの威風堂々としながらも繊細そうな虎は忘れられない。

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    2025年09月08日
  • 乙女の本棚10 赤とんぼ

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    赤とんぼとおじょうちゃんの、ひと夏の思い出でしょうか

    文章もイラストもとても素敵です
    イラストの色合いは、うっとりするくらい美しいです

    美しいだけに、私にとっては言葉にできないくらい怖くて嫌なものが登場した時の衝撃は大変なものでした(全身鳥肌状態)
    頑張って最後まで読みましたが、あまり内容が入ってこなかったかも

    とても素敵な作品に間違いはありません
    〇〇が苦手でなければですが…

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    2025年08月31日
  • ごんぎつね でんでんむしのかなしみ―新美南吉傑作選―(新潮文庫)

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    「ごんぎつね」と手袋を買いに」は、小学校の教科書に載っていた記憶がある。そして当時は熱心に面白く感じたようだった。なぜ今読んで何も感じないのか。
    新美南吉は愛知県知多郡の出身。当時は名古屋よりはるか田舎だったのだろう。田舎の少年の描写があたたかい。2025.8.1

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    2025年08月01日
  • 乙女の本棚10 赤とんぼ

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    この話は読んだことがなかったな。
    なるほどこんなふうに絵にするのか。内容は子ども向けの童話だが、確かにこれは乙女の本棚向きになっているな。
    これはイラストレーターのアイデアなのか、編集者のアイデアなのか。

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    2025年07月23日
  • 乙女の本棚10 赤とんぼ

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    新美南吉の「赤とんぼ」。ごんぎつねくらいしか読んだことなかったかも。

    赤とんぼは主人公だったんだ。

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    2025年04月22日
  • 嘘

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    こんな作品もあったんだ

    新美南吉といえば「ごんぎつね」に代表される童話作家とばかり思い込んでいたが、この作品のような小学生高学年向きの作品も書いていたことを初めて知った。少しファンタジックなラノベ風の味付けもあって、少し興味を惹かれる。「姉」の真相解明も欲しかったな。

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    2025年03月02日