鈴木健一のレビュー一覧

  • 老いと死のことば 日本の古典を読む

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    めっちゃ洒落な本でした。
    老いを茶化しつつ悲哀を込め、表現された様々な記録を紐解いてくれます。

    抜け初むる歯…44で歯が抜ける悲哀を落ち葉とかけて秋の句で歌い上げる。
    昔の歯科事情に鑑みつつ、著者の歯科通院に心を改める様子も面白い

    時々ご年配のシルバー川柳にも笑ったりするけど、昔から日本人はそういうのが楽しめるんだなぁと、齢40にもなりましたがまだまだ楽しく過ごせそうです。
    同年代におすすめ。

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    2026年03月15日
  • 定量分析の教科書―ビジネス数字力養成講座

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    涙が出ました。

    社会人になり、マーケティングの部署に配属され、データ分析のスキルを身に付けたいなと思い、この本を拝読しました。

    回帰分析あたりは少し難しかったですが、基本的にはこれからデータと向き合う方は全員読むべきかと思います。
    特に分析をするまでの準備段階は皆ができることですので、少しずつ取り組むと良いかと思います。

    教科書と書いてあるように、手元に置いて何度も読むものですね。

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    2024年08月09日
  • 知ってる古文の知らない魅力

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     はじめにで「徒然草」の冒頭文を取り上げ、この誰でも知っている一文が、実は吉田兼好のオリジナルな文章ではないことをいくつかのこの文に先行する一文をあげながら示す。これは面白い。目から鱗が落ちた気がして、思わず購入!
     取り上げられた古典は、「源氏物語」「平家物語」「枕草子」「おくのほそ道」「竹取物語」「伊勢物語」いずれも良く知られた一文を手掛かりに考察を進めている。
     日本の文学は、古くから、先行する文や歌をうまく取り込んで、参考にしながらも新しい意味を加味するということが非常に好まれる傾向にある。「本歌取り」といったものはその最たるものなのであろう。
     確かに、古くから知られた筋立てを上手く物語の中に取り入れた作品というのは、普通の物語よりも一層深みを感じる所があるし、それに気づいたときの嬉しさを感じることが醍醐味の一つではある。
     小説ではないが、今、テレビで放映されている大河ドラマ「光る君へ」を見ていると、源氏物語や枕草子、百人一首など王朝文学を彩る場面場面を上手くストーリーの中に取り入れていて、これは、源氏物語の若紫の場面をモチーフにしているに違いないなどと元ネタを見つけるのが視聴する楽しみの一つだったりする。
     また、「枕草子」の清少納言が、これまでの伝統を踏まえつつ、新しい価値観を導入しているところなどはさもあらんと得心をした次第。
     そういえば、「光る君へ」で清少納言の呼び方を、「せい」「しょうなごん」としてたのは新鮮だった。これまで何となく「せいしょうなごん」と続けて読んでたもんね。
     それから、著者が、個性について、三十歳、四十歳になっておぼろげながら認識できるようになると書いてたが、納得。僕も50半ばになってようやく自分というものがわかるようになってきた気がする。
     それなりに人生経験を得てはじめて見えてくるものも多くある。文学も若い時はわからないが歳を取って初めてわかる所もある。(若い時だからこその感受性もあるのだけどね。)
     最近、テレビの影響もあるのだが、古典文学というものに興味を持つようになってきた。年輪を重ねてこその見えてきたものもある。ただ、基礎には、中学、高校で習った古典の知識があってこそではある。
     ただ、心配なのは、中学や高校で古典などの授業が少なくなっているとのこと。古典不要論まで、したり顔で言うものもいる。
     温故知新ではないが、こういった学びが教養の基礎になるのである。捨て去るにはもったいない。

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    2024年05月19日
  • 27歳からのMBA グロービス流ビジネス基礎力10

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    ビジネススキルに興味を持つきっかけになりました。

    「仮説を持て、と言われても意味がわからない」という状態でも、そのようなビジネススキルの重要性から理解を深めることができます。

    また、自分はどのようなビジネススキルが不足しているのか、を知るための「ビジネススキルの全体像」を掴む上でも初学者におすすめです。

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    2023年05月17日
  • 27歳からのMBA グロービス流ビジネス基礎力10

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    ◆学び
    論理的思考力
    問いの背景の確認、思い込みを捨てる
    CC力
    情報、解釈力、価値観で相手を理解する。
    →理解の格差を無くす。コミュニケーションコスト

    仮説構築力 
    逆算して探していく
    外れたときは、チャンス。なぜなぜラッシュ

    情報収集力 
    アウトプットを先回りしてイメージする
    枠組みを確認。3Cなど 

    データ情報、分析力
    分析=比較

    次の打ち手を考える力
    フレームワークで全体把握

    周囲を巻き込む力
    巻き込みたくなるビジョン
    実現可能性の高い戦略
    実際の行動
    →信頼残高
    →社内人脈(成長につながる?がポイント)
    →巻き込みたい人を理解する
    →健全な根回し
    →早期に小さい成功体験を作る

    チームを作る力
    リーダーの役割、いかにメンバー・関係者を巻き込み最大のアウトプットを出すか
    共通の目的
    個々の目標設定
    チーム文化
    フォロワーシップを発揮するメンバー

    志
    大志と小志

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    2022年05月01日
  • 定量分析の教科書―ビジネス数字力養成講座

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    分析手法がプロセス、視点、アプローチの順で紹介されている。正規分布、分散、偏差、回帰分析のパートがわかりやすい良書だった。文系にも向くと思います。

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    2021年07月25日
  • 知ってる古文の知らない魅力

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    「すぐれた文学作品が生み出されると、それが新たな規範となって、後代の作品表現の形成に影響を及ぼす」

    作品における過去と未来の連関が、共同性と個性を生み出していくのだ、というメッセージには、ちょっと胸を打たれる……。

    取り上げている作品はオーソドックス。
    源氏物語、平家物語、枕草子、おくのほそ道、竹取物語、伊勢物語。

    これらの作品以前にも型があり、それと異なるアプローチがまた、次へと通時的に繋がっていく。
    源氏物語にとっての竹取物語も、枕草子にとっての世間知も、芭蕉にとっての西行も。

    共同性の中で、個性が発揮される。
    そのことを後代の私たちが支持していく。
    なんだろう、とっても遠い遠い答え合わせをしているような、そんな気持ちになった。

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    2021年03月17日
  • 定量分析の教科書―ビジネス数字力養成講座

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    普段仕事で何気に使っている「分析」という言葉の本質に気付かされます。
    目的のない分析は単なる「数字の遊び」です。
    何らかの「問い」や「課題」があって、それに対する仮説を立てる。その仮説を検証するためにデータを収集して分析を行う、というのが本来の流れです。

    本書では、分析の本質は「比較」であるとしています。
    そして比較には以下にあげる5つの視点があります。
    ・インパクト(大きさ)
    ・ギャップ(差異)
    ・トレンド(変化)
    ・ばらつき(分布)
    ・パターン(法則)
    こうした視点を意識するだけでも、分析の幅がだいぶ違ってくるのではないでしょうか。

    他にも、分析結果を視覚に訴えるためのツールである様々なグラフの解説や、代表値や標準偏差といった分析のために必要な概念についての分かりやすい説明もあって、前提となる専門知識が乏しくても非常に有益な知識を得ることができます。
    最後の方にある回帰分析は(自分にとって)若干難易度が高かったので、何度か読み返す必要があると感じました。

    本書で得た「知識」を実践の分析で活用し、その分析によって検証した仮説をアクションにつながるようなものに「育て上げる」ことが重要なのだと思います。

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    2020年02月05日
  • 知ってる古文の知らない魅力

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    久しぶりに非常に良い本を読みました。
    共同性と個性を念頭に、有名な古典の冒頭が読み解かれています。
    特に、竹取物語の章は、感動的でした。「月の世界よりも、苦しみや悲しみの存在する、この世界」に未練を感じるかぐや姫の感情。古典を大きな流れの視点から見てこそ気づく「感動のスイッチ」が印象的でした。
    日本の古典について、他の本も読んでみたくなりました。

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    2020年02月04日
  • 27歳からのMBA グロービス流ビジネス基礎力10

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    27歳からのMBA グロービス流ビジネス基礎力10
    著:グロービス経営大学院 , 田久保 善彦 他

    能力開発を加速するために重要なのは、まずは基本である。常に「Back to Basics」である。ビジネスパーソンとしての基礎力がなければ、表面的な知識やスキルは砂上の楼閣にしかなりえない。

    本書は、著者らが数多くの社会人との対話の中から芽生た問題意識をもとに、30代前半までに身につけるべき基本的なビジネススキルを以下の10に分けて「俯瞰」している。
    ①論理思考力
    ②コミュニケーション力
    ③仮説構築力
    ④情報収集力
    ⑤データ・情報分析力
    ⑥次の打ち手を考える力
    ⑦プレゼンテーション力
    ⑧周囲を巻き込む力
    ⑨チームを作る力
    ⑩志を育てる力

    グロービスの凄さを感じた。
    物事は基本が大切。多くのビジネス書からは断片的なスキルしか身につかない。10に分けたビジネススキル。これが全てではないものの大切な源泉されたこれらを俯瞰するだけでも、道筋を考えるには十分であり、この体系的にまとめられた全体から何を学ぶべきか、読んでいるものはこのうちのどれ、どれらについて書かれているかを考えるかによって吸収できるスピードも大きく変わる。

    齢40直前にして30代前半までに身に付けたいスキルが書かれている本書を読むとまだまだ不足するものも感じる。しかし、確実に自己の成長も実感できる。

    驕ることなく基本を大切にしながら次の一手を考え、進んでいきたい。

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    2019年05月01日
  • 天皇と和歌 国見と儀礼の一五〇〇年

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    #明治天皇 #短歌 あさみどり澄みわたりたる大空の広きをおのが心ともがな #返歌 あおみどり交通信号にた色の広告交差点には避けよ みどりあお山の木々の隙間から空を見上げる我が心かな

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    2018年01月24日
  • 定量分析の教科書―ビジネス数字力養成講座

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    ビジネスでデータ分析を行う際のあれこれを網羅的に解説している本。個人的には結構細かく書かれてて内容が詰まった本だなと感じた。反面、各章がつながりがあり、なおかつボリューミーな本であるため、すぐに使えるというわけではなく、通読する必要がありそう。

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    2017年04月21日
  • 27歳からのMBA グロービス流ビジネス基礎力10

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    基本的なビジネススキル、企画提案力、ビジネス実行力、そして「志を育てる力」という枠組みで10個の「基礎力」について整理している。コンパクトな分一つ一つの記述は簡潔だが、それぞれの整理され具合と全体としての網羅性が秀逸。社内の読書会向き。

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    2016年09月16日
  • 27歳からのMBA グロービス流ビジネス基礎力10

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    とてもまとまっていて、読みやすいです。

    最後に志について書かれていて、なんだかんだ人間を動かす根源は、心なんやな、と感じました。

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    2015年03月31日
  • 27歳からのMBA グロービス流ビジネス基礎力10

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    社会人に必要なスキルを明確にしてくれている点は非常にありがたい。各章ともポイントが明確で、今後の自己啓発のとっかかりになる。

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    2014年12月12日
  • 27歳からのMBA グロービス流ビジネス基礎力10

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    自分には仮説が足りない。だけど自分なりの仕事のやり方も大事にしたい。人まねだけではおもしろくないから

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    2014年12月04日
  • 知ってる古文の知らない魅力

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    [ 内容 ]


    [ 目次 ]
    第1章 『源氏物語』―女性たちのドラマ
    第2章 『平家物語』―男性たちのドラマ
    第3章 『枕草子』―自然を切り取る
    第4章 『おくのほそ道』―漂泊する人生
    第5章 『竹取物語』―伝承を乗り越えて
    第6章 『伊勢物語』―小さな恋の物語

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

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    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2010年12月18日
  • 定量分析の教科書―ビジネス数字力養成講座

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    一部は学びが大きい。
    二部以降は分析の具体的な内容が多く、読者によっては不要な場合もあると思う。分析、統計初心者には読むべき価値はあると感じた。

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    2026年07月05日
  • 知ってる古文の知らない魅力

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    学習院大学文学部教授である著者が『源氏物語』『平家物語』『枕草子』といった古典作品の有名な冒頭を引用しつつ、秘められた魅力について述べた本です。

    本書は主に大学一年生対象の講義が基であるため、専門知識がなくても非常にわかりやすいのが特徴です。また、古典作品に対する批評をさまざまな文献から引用して紹介している点もため、本書を足がかりとして更なる学びに繋げることも可能です。

    本書のテーマは古典文学における「共同性」と「個性」について。「伝統性」と「非伝統性」とも言い換えられるでしょう。

    序章では『徒然草』の冒頭「つれづれなるままに日ぐらし、硯にむかひて〜」を引用し、この文が実は和泉式部の歌集を元にした表現であること、また、井原西鶴が『西鶴織留』の序文にて徒然草の序文を元にしたことが示されます。

    このように、先行文献の言わばオマージュを行うことで一定の共通理解や共感を促すとともに、個性としての差異をより際立たせることができることが指摘され、このありようを楽しむことが古典文学の醍醐味であると著者は述べています。

    これは古典作品に限らず現代でもしばしば見られる手法でしょうが、一つの作品に留まれば点のみの解釈となるでしょうが、こういった時間的あるいは空間的なつながりを見出すことができれば、線的・面的に作品の世界を広げていくことができ、文学世界における体験をより多層的なものにすることができるのだなぁと感じました。

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    2025年08月20日
  • ビジネススクールで教えている武器としてのITスキル

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    基本的なITスキルや仕組みを、マーケティング、経営戦略などの各セクターでどのように活かせるか俯瞰的に捉えることができました。

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    2024年12月10日