志村貴子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレそれでも淡島に未来を思いたかった。この言葉がとても重い。
誰かが選ばれて、誰かは選ばれない世界で、憎しみを持たずに、それを表現せずにいられる人なんていないだろう。誰だって後ろめたいところがある。でも勝手に後ろ指をさし、気持ちをお察しして語る。淡島じゃなくてもこの感情を誰もが知っている。多かれ少なかれ、誰かを恨み、憎み、排除しようとしたことはあるだろう。新約聖書に、誰も罪を犯したことのない者が石を投げなさい、とイエス様が言ったら、誰も石を投げなかった、という話がある。だから語られる物語にセンセーショナルな意味を見出そうとしたり、語ろうとしたりする。石を投げようとしてしまう。例の件でもそうである -
ネタバレ 購入済み
20年の片思い
って、字で見るとすごいな!
いろんなすれ違いや片思いがあるけれど、河田さんとこはヘビーすぎて受け入れられない。奈々ちゃんの気持ちになるとたまったもんじゃないわ。
まめちゃんはいい子ですき。
きょーいちは中盤以降全然出てこなくなったなあ。
人間関係が近場でまとまりすぎてて、ちょっと気持ち悪く感じちゃうところもありました。
志村さんの作品だと、娘の家出のほうが好みです。 -
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まさかの
別れたと思ったのにまさかのお向かいに引っ越してくるとかww
そしてなぜか家族ぐるみのお付き合いとかww
これ普通の男女不倫なら確実に燃え上がるやつだろうなw -
匿名
ネタバレ 無料版購入済み三巻目
小学校教師の大久保綾乃は夫のある身でありながら同い年のダイニングバー勤務の平山朱里に惹かれキスをしてしまう。
この気持ちを抱えたまま夫と共にいてはいけないと彼に正直に打ち明けたところそれを義母に伝えられてしまい義実家で義母、義妹と夫婦との同居が始まってしまう。
一方朱里も綾乃に対する思いを抱えていてどうにもならなかった時にかつて働いていたヘアサロンからもう一度働かないかと聞かれ心機一転で職場と住居を変えてリスタートをするはずが引っ越し先が夫の実家のすぐ目の前だったという事態に見舞われる。
綾乃だけではなく夫の渉ともばったり会う機会が増えてしまったうえになぜかなつかれてしまう朱里。
しまいには渉 -
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姑
姑がめっちゃ曲者だわー。
一見サバサバに見えて悪気無さそうだけど実は自分の事しか考えてないな。
押しも強くて支配的。
引きこもりの妹は引きこもりと思えないくらい普通。 -
匿名
ネタバレ 無料版購入済み10巻目
子供のころから近所に住む年上の幼なじみである赤井聡太が好きな大原忠実は数年に一度彼に告白してはフラれるという日々を繰り返す中で彼が自分の姉である由芽とつきあったり、由芽の友人である春子と結婚して子供が生まれるなど彼のライフステージの移り変わりを日々見てきた。
聡太に対する想いをあきらめきれない中30代になったある日、一人暮らしをする際にお世話になった河田さんと付き合うが彼がかつて家族関係にあった元義姉との関係がなんとなく続いていたことやあきらめきれなかったことから結局ふられてしまい独り身に戻ってしまう。
そんな中何度目かわからない告白を聡太にした忠実は前にうやむやになってしまったおためしのおつ -
匿名
ネタバレ 無料版購入済み複雑家族のそれぞれ
主人公の花琳は母の再婚を機に兄と妹ができる。
しかし家庭環境はとても複雑だった。
母はエロマンガを描くという仕事をしていて実は亡き父も同じ仕事をしていた。
その仕事場に勝手に入って騒ぐ義兄の光一と美咲。
光一はその中の何冊かを拝借したうえにその後それをオカズにしたとなぜか花琳に申告してきた。
一方義妹の美咲はそのマンガを見て気持ち悪いと騒ぐ上にブラコンでなぜか花琳を敵視している。
そんな状況の中逃げ場は父のお墓なのだが実は父の幽霊がその場にいて彼女のことを心配しているのだが父が見えない花琳にはそれがわからない。
一方光一と美咲の兄弟も複雑な家庭環境を抱えていた。
両親の離婚がきっかけに母親だと -
匿名
ネタバレ 無料版購入済み二巻目
小学校教師の大久保綾乃は行きつけのバーで出会った平山朱里と惹かれあい初対面ながら彼女の家に行き一夜を過ごす。
朱里は新たな恋にウキウキだったが後日綾乃が男性同伴で職場にやってきたことから彼女が既婚者であることを知ってしまう。
それでも惹かれあう二人だが綾乃が馬鹿正直に夫の渉にそのことを告げてしまったことから事態がややこしくなってしまう。
そこから義母に話が行ってしまった結果、綾乃は夫の実家で義母と義妹との同居生活をすることになってしまう。
渉の妹である恵利は学生時代にいろいろありひきこもりになってしまったがなんとか自立してほしい義母があの手この手でわざと恵利が住みにくい環境を作っているらしくこ -
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要素多すぎて本筋見えない
家族構成が複雑(お母さんが3人いるキャラいたり)すぎだし親の職業もエロ漫画家とミュージシャンで情報過多。
大勢のクセ強キャラがそれぞれモノローグで語りだすのでメインストーリーが何なのかわからない。幽霊まで出てくるし。
もう少しすっきりさせてくれるとスッと入ってくるんですが…
1巻ではまだ面白くないです。何か面白くなるのかな?という予感はうっすらしてるので★4.
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心機一転しようとして
まめさん、引っ越して1人暮らしを始め、その先でも出会いがあって、で、おその先方にも諸事情もあったり、やっぱり聡ちゃんが相変わらず好きだったりで。
お葬式の場面も何度か出てきて、結婚式も出てきますね。
聡ちゃんもやはり、死別した春さんを忘れられず。
穏やかな時間は流れつつも、確実に変化はしていますね。
お寺を継ぐ恭ちゃんは割と惚れっぽいようです。そんな感じの人間模様も色々と。 -
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人生はままらないですね…
綾乃さんの件、夫や義母にも露見し、義父が入院したというのもあり、夫の実家で同居を勧められますが、先方には高校中退で引きこもり経験のある義妹もいます。
義姉もいて、彼女、綾乃さんの気になっているという不倫お相手の彼女を視察?し、反応を見て嗚呼やっぱり、となり………夫婦の危機、小学校でのとある事件等、悪いことって重なったりしますね。
朱里さんはレズビアンなのでやはり綾乃さんが諦めきれないのでしょうし。
これは他の方の意見も聞きたい作品ですね。
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これはこれで大人の話ですね
久し振りに訪問したお店で意気投合したお2人、初対面でしたが一夜を共に過ごしてしまい、小学校教諭の綾乃さん、夫もいるのに、何かが変わってしまったようですね。
自分は同性愛者(あるいは両性愛者だ等々)だ、と気づく瞬間、あると聞きますので、もしかしたら綾乃さんはそれが遅かったのかも知れません。
途中で黒髪をショートにする彼女の方は元々レズビアンの自覚は早くからあったので、やはりままならないこと、多かったのでしょうね。
内面の描写も重視した作品になっていて、それぞれの気持ちが丁寧に描かれていますね。