志村貴子のレビュー一覧

  • 敷居の住人 新装版 1

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    墓まで持って行きたい漫画Best5に入りますね。
    これを初めて読んだ時は私も千秋と同じ中学生で同じ境遇でした。
    なのでもうもうもう何回読んだことか!
    表紙買いした私拍手。
    志村貴子は天才。芸術。
    大人になって読み直すとまた違った目線から見れてすごくいい。
    ああ、かわいい悩みだったなって思ってなんかすべてを抱きしめたくなる。
    一生大好きな漫画。

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    2010年10月09日
  • 放浪息子 5巻

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    中学校に入って登場人物が増えてくる。みんなの顔も変わってて、最初誰?って思ったり。シンプルだった子供たちの世界に、カオスが混じってくる。4巻までの世界が音を立てて変わっていくところと、変わらないところのコントラストが鮮やか。ホント、こんな漫画読んだことない!

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    2010年09月29日
  • 志村貴子作品集 かわいい悪魔

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    悪魔姉さんのエロキュートなタッチ、たまらない! 志村さんマジ天才。惚れ惚れする。描いてほしいなあ、て感じの短編がギュッと詰まってる。
    志村さんのファンタジー、てのも読んでみたかったので新鮮。ポップでキュートな「かわいい悪魔」と、元気がじわり出る感じの「不肖の息子」の落差が素敵。

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    2010年09月23日
  • どうにかなる日々 2巻

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    1巻を初めて読んでから何年経ったのか。
    買いたい買いたいと思いつつもいつも後回しになっていた2巻をようやくげと。

    1巻を薔薇とするなら2巻は百合。
    幽霊話もちょこっと増えて、なんだか不思議な世界へ連れて行かれました。

    志村さん作品は一途!って感じよりも好きかも?のキャラクターたちがゆたーりお話を進めてくれますね。

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    2010年09月15日
  • どうにかなる日々 1巻

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    この本を手にしたのは中学生のとき。

    描写にほとんど偽りなくさらっと書かれているので、中学生の私には割りと衝撃を与えてくれた一冊。(無毛信仰とか思春期にあんまり実は読みたくなかった。)

    放浪息子を読み始めたばかりで志村さんだからという理由で購入にいたりましたが、今ではわりとお気に入りの一冊。

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    2010年09月15日
  • 放浪息子 3巻

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    3巻。ちょっと驚くほどに怒涛の展開。親しい人達と秘密を共有するだけの調和のとれた関係が、ここでバラバラに解けていく。葛藤、危機、そして新たな友達――。使い古された言葉だけれど、「全員を応援したくなる!」ような登場人物のひたむきさと愛おしさ。いいなあー。これほどの物語をここまでアクなく描いちゃえるなんて、ほんとにすごい。

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    2010年09月06日
  • 放浪息子 4巻

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    4巻。危機をそれなりに凌いで、今度こそいつまでも「良い友達」で居られるはず!な皆を、今度は思春期という刃がゆっくりと切り裂いてゆく。これは「恋」を描いているというよりも、性の“めざめ”で否応無く男女の友情や関係性がねじれて壊れてしまう過程を描いている感じ。ほんとに見事。ウーン。

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    2010年09月06日
  • 放浪息子 3巻

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    二鳥くんの同志・マコちゃん登場、の巻。
    心に反して体は男の子になったり、心に反して女の子らしい格好をしてみたり、普通な出来事のようだけど彼・彼女にとっては一大事だよなあ。

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    2010年06月14日
  • どうにかなる日々 2巻

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    二巻の方が全体的に好き。おばけとか。
    一番最初の結婚式のやつなんか、セリフ暗記しそうなくらい何回も読んでしまった。あともう一個の「救いのないことばっかり」の方も好き。志乃の三白眼。

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    2010年06月05日
  • 青い花 1巻

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    高校生だった私は帯の文に釘付けでした。
    百合姉妹が売ってるかどうかの頃にこんな可愛い絵の百合漫画が存在するなんて!飛び上がって喜んで買って、2巻がでるまで何回も読み返したものです。もちろん今も毎回飛び上がってます(笑)

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    2010年06月05日
  • 青い花 5巻

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    「好きな人にはふれたい キスをしたいし 抱きしめたいと思う」というふみを受け入れることができるのかあーちゃん!痛いなあ‥。
    新人キャラもイキイキと動いていますよ。

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    2010年06月03日
  • 青い花 4巻

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    ふみはあーちゃんとくっつきたいのかな。あーちゃんのほうは完全ノーマルだと思うんだが。鎌倉の描写は相変わらず素敵です。

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    2010年06月03日
  • 放浪息子 10巻

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    マコちゃんが良かった。さおりんもよかった。佐々ちゃんもよかった。もちろん、ニトリンも。もうこの漫画に敵うものは今、ないよ、やっぱり。。。このデリケートなところをうまいこと描いちゃうあたり、そうそうそういうのが見たかったんだっていうことを描いちゃうあたり、もうたまらなく好き。。。(10/4/4)

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    2010年05月15日
  • 青い花 5巻

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    「好きな人にはふれたい キスをしたいし 抱きしめたいと思う」という言葉がグサグサっと来るわけで。それはたぶんノンケかそうでないか、関係なく、きっとそうで。志村貴子の漫画に流れる独特の空気感、時間。この人はキャラクターそれぞれを本当に大事に扱う。心底、キャラクターそれぞれに対して心の配慮があるし、誰ひとりとして真剣に生きていない人間なんていない。だからこそ、読んでいるこちら側が惹きこまれる。一瞬を生きている。生の一回性がそこにはあるから。あとは、描き方が何しろうまい。コマの流し方とか、普通ではない。かなりの試行錯誤がある(のか、それも天然にやりこなしてしまっているのかはわからないけれど)。注意を

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    2010年05月15日
  • 放浪息子 9巻

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    いつの間にか9巻まで来ちゃったよ。途中から線の太さというか力強さが変わった気がするけれど、あれはペンを変えたのだろうか。それにしてもこの人は他の人には描けないような微妙な心情をいとも簡単に形にできるね。。。その描き方のうまさったらない。現役世代、随一。この先、どうなるんだろう。。。気になって仕方ない。。。(09/8/2)

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    2010年05月15日
  • 放浪息子 10巻

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    アニメ化って・・・。
    どうなっなっちゃうの!?
    漫画ならではのふんわり感とか失われたらやだなぁ~。

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    2010年05月10日
  • 放浪息子 10巻

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    9、10巻と続けて読んだので混じっているけど、ついに二鳥くんに第二次性徴が現れて、ターニングポイントになりそうな一冊。
    いろんな問題が出てきて、にとりんも一杯一杯だけど、尤も大きな問題がここに至って出て来てしまった。

    そんなにとりんを見て、自分を考える高槻くん。
    彼女は今まで男の格好をしたい女の子だったけれど、その域は超えていないと私は思っていたのだけれど、これから変わっていくのだろうか。
    ある意味マコちゃんは、尤も性的不一致を抱えている人なのかな、と思っていたけれど、本当にそうなのかな、とか私が思い始めてみたり。

    でもみんな真摯だ。
    いろんな自分の中の感情に対して。
    傍観者でしかない人す

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    2010年07月25日
  • 放浪息子 9巻

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    中学生になって、自分を見つめ返して、正直にいきたいと思った二鳥くんの思い切った決断が、学校で家でいろんな波紋を呼ぶ。

    女の子が学ランを着て登校しても「かなり変わった人」という扱いで終わってしまったのに、二鳥くんがセーラー服を着ていったことで起こったことは、あまりにも大きかった。

    まわりの反応はいろんな意味でらしくて等身大。
    なんとなくジェンダーの問題だと思って読んでいた節があったけれど、これはたぶん違うんだ、と思い始めてきた巻でした。

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    2010年07月25日
  • 放浪息子 10巻

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    うはー、なにこのネ申展開!!気になるよ~(汗)。続きがものすごく気になるよ~。期待通り…いや、期待値以上のものを見せてくれる作品。

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    2010年05月07日
  • 放浪息子 10巻

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    帯の姉弟のカットのシーンで、どうしてこの1Pでこれだけの情報量と感情の揺さぶりを読者に与えられるのかと鳥肌が立ちました。
    今までにとりんにとって「女の子らしさ」しか与えていなかった少年期独特の中性性は、やはり彼が男の子だからこその「まるで」女の子の「ようだ」という錯覚だったのかもしれない。
    にとりんは、生物学な性別をどう受け入れるんでしょうか。
    本を閉じた後、改めて「ぼくは、おんなのこ」を読み返しました。
    放蕩息子でも、「ぼくらの未来は明るい」ならばいいと切に願います。

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    2010年05月03日