河原和音のレビュー一覧

エースナンバー 雲は湧き、光あふれて

須賀しのぶ / 河原和音

「雲は湧き、光あふれて」シリーズ第2弾の短編3編。今作だけでも十分楽しめるが、前作を読んでからの方が、より楽しめることは間違いない。
トレードオフで揺れた1年前からの遺産を、若き新任監督は払拭することができるのか。正解なんてないのだろうが、その時々の状況での決断、意思決定は重い...。
「甲子園からの道」の出だしの軽妙さ、表題作のチームが一つになる過程（形成期→混乱期から統一期あたり）は、ぐっと心を捉まれる。さあ、続編にいこう。
「言葉を使わなくてもわかることはたくさんあるけれど、言葉を使わなければわからないことはもっとたくさんあるはずだ」

俺物語!! 13

アルコ / 河原和音

前巻でフェードアウト…と思っていたのですが、この巻が最終巻だと知って手に取りました。
いかにも最終巻、王道。良い意味で。この作品にはとてもあっていると感じました。

雲は湧き、光あふれて

須賀しのぶ / 河原和音

高校野球短編。

・ピンチランナー
怪我しながらも熱い想いを持つ益岡×益岡のピンチランナーとして盗塁だけを専門にピッチに出される須藤

・甲子園への道
新人スポーツ女性記者の泉×公立校投手月岡

・『雲は湧き、光あふれて』
舞台：戦前〜戦後
金が欲しいから野球をやると豪語する滝山×ピッチャーからキャッチャーに変更された鈴木


球児の葛藤を描く第1話、ラブコメ調の第2話、センチメンタルな回顧録調の第3話。
高校野球1つをとってもこんなに幅広くかけるものなのかと感心しました。
特に、第2話は予想だにしていなかった。
ちょっとにまにまが止まらず、続き読みたいなと思わせてくれました。

いろんな視点で楽しませてくれた一冊。

俺物語!! 11

アルコ / 河原和音

大和を大事にしたいのに手を出したくなる煩悩と戦う猛男。自分にドキドキしてくれてる事を知って嬉しい大和。テンションの上がった猛男を冷静にできるスナ。もうずっとこのままの3人でいて欲しいな。可愛い。無人駅らしきところで好きにしていいんだよって言われた猛男がやばかった。手を出そうとしたところのポスターで我にかえる猛男まじでうけた。よく考えて大切にしよう！受け身の練習始める2人も可愛かった。2人らしい時間の過ごし方だと思う。道着着た大和可愛すぎ。ホットケーキの焼き方教えてもらってるのもいいな。お互いの得意なこと教え合うっていい。最後はなんだかちょっと面倒くさそうな転校生登場。スナはなに考えてるのかなぁ。猛男と2人の友情話好きだから次巻楽しみ。

俺物語!! 9

アルコ / 河原和音

前巻から登場していた勘違いパティシエ男。大和と猛男の絆は確固たるものなんだからあっさり終わると思ってたのに次巻まで続くとは意外。大和可愛いんだから仕方ないけどね。でも初っ端から猛男が練習で砂川くんのこと名前呼びしたコマ笑えた。自信のない猛男も珍しくて新鮮だった。雨の中濡れながら迎えに行ったのに、一之瀬さんの車乗ってるところ見ちゃったのは切なかったなぁ。でも大和の家の屋根登っちゃうのはどうかと思ったよ。ロミジュリ意識かな？番外編の小学生の頃の猛男とスナが良かった。砂川くんほんと可愛い。

俺物語!! 7

アルコ / 河原和音

久しぶりの俺物語。砂川くんの恋愛が始まるかと思ったけど、思ってたような展開じゃなかったかな。そもそもバレンタインの正体不明の女の子なかなかのストーカー気質で読んでいて辛いくらいだった。考え方も結構極端すぎて、段々イライラ。このまま話が続いたらどうしようかと思ったけど、ひと段落したみたいで良かった。それにしても砂川くんのイケメン力ね。優しいのはもちろんだけど、10年分のバレンタインのお返しセンス良すぎ。話した事もないゆきかちゃんをちゃんと認識してるのもさすがだった。猛男と大和の関係もやっぱり素敵。いい付き合い方してるなーと思う。

俺物語!! 3

アルコ / 河原和音

無料アプリ。初っ端から突然遭難してて笑った。ほんとにこれ少女漫画枠で合ってるのかな？蚊から大和を守る絵図がやばかった。守りきれずに落胆するのも可笑しかった。海編。さり気なく大和の作るてるてる坊主が猛男の顔してたのジワジワきた。猛男もちゃんと男子高校生なんだとわかってなんか安心した。大和の水着見て壊れかけた猛男を冷静に対処する砂川くんがいい。いい相方。腹筋製氷器は笑わずにいられなかった。砂川くんの誕生日からの猛男の好きだった女登場編。大和以外の女を助けねえと言ったそばから本能的に助けまくる猛男に笑った。絵がギャグなんだよな。ほんとに。大和もほんとに可愛すぎる。もはや天使。記念日覚えきれないと思うよ→年表にしてくれのやり取り微笑ましすぎ。なにこのカップルめっちゃいい。最後は志望大学に向けての受験勉強。英単語の意味を体で表現する猛男に笑わされた。getはまぁわかるとして、forgetの表情やばい。猛男のパパなんで1人だけナイフとフォークでご飯食べてるんだろう。朝4時から部屋の掃除しだすママもうける。紫藤大のオチもうけたな。最後のおまけ漫画もすごい笑った。近すぎる猛男。ほんとにこれ少女漫画かな。あーお腹痛い。

青空エール 1

河原和音

1~8巻
THE・青春！！！なんかいいなぁ学生時代に戻りたいなあ…いや、こんな青春時代なかったしこんな学生生活送ってみてえ…と思わされる漫画(笑)とにかく前向きになれる。つばさのように生きられたら…人生がキラキラしそう。✨なんか君届の爽子に似たピュワホワイト。自分以外の人が、悪口みたいな事言ってて、それがもしかして自分のこと？ってなった時の怖さ分かる。でもそこで、それって自分のことですか？って聞くつばさが凄すぎる。つばさはまじでガッツある。
赤外線で連絡先交換…懐かしい。心が洗われる漫画。

エースナンバー 雲は湧き、光あふれて

須賀しのぶ / 河原和音

目指す、甲子園という場所。

一応、続編なのだろうか。前の巻で出てきたキャラクターが再登場。しかし、つながっているというほどでもないので、この巻から読んでも問題はない。

競技経験がほぼない状態で顧問に（監督ではなくて）なった若杉の苦労が、ちょっと前向きに書かれすぎかな、とは思ったけど、それを不幸だとかブラックだとか言うのは外野にすぎない。どんなに無謀でも、本人が目指したいなら、その気持ちは否定できない。

才能がなくても真面目な生徒を選ぶか、態度が悪くても能力の高い生徒を選ぶか。中村キャプテンと笛吹に関して、若杉監督の方針は、心に響いた。何が正解とかではないし、努力と才能と期待と結果は、いつも噛み合うわけではない。弱小の公立校が甲子園を目指せない。全国から有力選手をかき集める私学はずるい。そういうことを語る前に、一人ひとりに注目していかないと。それは大衆の読みたい記事と違っても、記者の泉が、自分の視点のエピソードを捨てられないように、本当はいくつもいくつものドラマがそこにある。

東名のエース（今回はLINEだけ）がなんだかかわいい。

雲は湧き、光あふれて

須賀しのぶ / 河原和音

高校野球の短編3編。野球ルールがわからない私にとっては知らない単語が多くて難易度高めでした。1話目は、盗塁がうまく、代走で試合に出してもらえる男の子の話。怪我をして代打でしか出れない子と二人で一つ。野球部なのに走る練習しかさせてもらえず、代走屋というポジションに悶々としていたけど、最後は思いっきり走る！！かっこいい！2話目は新人記者の話。3話目は、戦時中に甲子園話目指した高校球児の話。これが一番良かった。切なくて、うるっとなる。

先生！ MCオリジナル 18

河原和音

やっぱり藤岡くんは冷静すぎて高校生らしくない気がするけど、藤岡くんでもいいんじゃないかなぁと思っちゃうな。先生は何やらもう悟り開いちゃってる感じ。誰の言葉も聞き入れない雰囲気。でも最後の浩介がちょっと良かったな。建前とか何とか言ってるけど、響のために殴りに行くとか、この頃らしいなぁと思った。

先生！ MCオリジナル 17

河原和音

もはや藤岡くんにしたらいいのに！と思ってしまう。藤岡くんイケメンに見える。先生から、教師と生徒に戻ろうと提案されてしまう響。先生以外の可能性を考えて欲しいとな？でも別れるわけではないという。先生藤岡くん出てきて不安になっちゃったのかなー。藤岡くんいつから響のこと好きだったんだろ？もう少し熱くなってるとこ見たい。

先生！ MCオリジナル 16

河原和音

表紙の次のページの女の子響だよね？響に見えなかった。やっぱり先生なにか思い悩んでる様子。響もなにを遠慮しているのか何故かうまくいかない2人。我慢しすぎの響と、我慢させてる事を申し訳なく思う先生のすれ違いなのかな。そこで藤岡くんがうまーいこと2人の中間に入ってきた感じ。先生は藤岡くんみたいな子なら…とか思っちゃいそう。

先生！ MCオリジナル 15

河原和音

全道大会出場。ちいちゃんの意外な固さに笑った。渚かわいそう。前巻から登場してたミステリアスな男の子は藤岡くん。ミステリアスってよりは大人びてるのかな。藤岡くんに先生と付き合ってる事がバレる。先生が何か思い悩んでるように見える。でもやっぱりわかりづらい。謎。

先生！ MCオリジナル 14

河原和音

響、ちいちゃん浩介の3人で伊藤先生の家に家出。3人のために、迎えに来た両親たちに頭を下げる先生が男前すぎた。合格して声をかけた時、無感動で無目的な子供になっていてもいいならーって。そして地味にちいちゃんのお父さんがいい人すぎた。3人が仲良くなった高1の頃が出てきたり。高1の頃と現在の3人が並んで描かれてるページがあって、青春だなーと思った。弓道の予選で響がまた勝手に色々考え出してグラグラ。なんかまたかって思えてきてしまった。でも新しいキャラが登場したようだから次巻期待。

先生！ MCオリジナル 13

河原和音

初芽ちゃん問題解決。最初から最後までよく泣く子だった。いい子なんだろうけど好きになれなかったな。初芽ちゃんが解決したらついに浩介と中島先生が。自分の気持ちに正直になった中島が可愛く見えた。後半は受験生特有の悩みが。誰も悩む事は同じなんだなーと思った。そしてどこの親も同じようなもんだなーと。

先生！ MCオリジナル 12

河原和音

今回は先生と響には特に波乱もなく、やや予備校がメインな感じ。先生の高校時代からの友人が出てきたり、浩介の元カノの初芽ちゃんが出てきたり。初芽ちゃん美人なんだろうけどなんか怖いんだけどな。浩介に盲目な感じ。学校まで来てしまって、素直になれない中島先生とはどうなっちゃうのか次巻が楽しみ。

先生！ MCオリジナル 11

河原和音

白川さん問題解決。もっとギャフンと言わせてやれーと思ったけど最後の先生の言葉が良かったな。だけど俺は島田が好きだからなあって。それにしても彼らは旅行行きすぎ。受験生なのに羨ましい。もしかしてついに一線を越えるのかなと思いきや。心配するちいちゃんが可愛い。やっぱりちいちゃんも浩介も渚も中島先生もいい人たち。

先生！ MCオリジナル 10

河原和音

ちいちゃんと渚のすれ違い。白川さんが上手いこと目をつけて2人の関係をさらに悪化させる。今回はなかなかちいちゃんが酷かったなーと思った。素直にならないってこんなにこじれる事なのかーと。友達を取るか先生を取るか迫られる響。その後の先生が良かった。そろそろ白川さんに制裁かな？

先生！ MCオリジナル 9

河原和音

しばらくは続くだろうと思っていた白川さん問題は思ってたより進まず。中島先生があんな大人になった原因が判明した。なかなか切なかった。白川さんに響が伊藤先生と付き合ってるのがバレた。白川さんなんで夜に響の家の近くにいたのって思ったけど、漫画だからな。そんな簡単には引き下がらなそう。最後はいつもの3人と渚、伊藤先生と中島先生を含めた6人での旅行。なんかほのぼのしてた。平和。