河原和音のレビュー一覧
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入部が他の人より遅かったから部活に一人も友達がいないつばさ。なのに始まる合宿。
うーわー・・・このいたたまれない感じすごくわかるわー。読んでて胃が痛くなるとはこのことです。
でも、不安だったのは最初だけで、やっぱりここでも大介に励まされながらつばさはちゃんと頑張ります。
合宿が終わると、今度やってくるのは定期演奏会。その本番直前のリハーサルでつばさは思わぬミスをおかします。怖くて結局ふけなかった。同じパートの同級生からは責められるし、自分でも情けないって思ってしまうつばさ。でも、そんなもんですよね。人間ってそんなもんです。最後は思わず感情移入しすぎてホロリとしちゃいました。 -
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話題になっていた吹奏楽部のお話。
高校デビューの作者さんと同じと聞いていたのでどんなもんかなぁと思っていましたが、全然雰囲気が違う!
話の内容は、吹奏楽部の強豪校として有名な高校に入り、ずっとやりたいと思っていたその吹奏楽部に初心者のつばさは入部します。そりゃあ周りは「何考えてんだこいつ?」という顔をしますが、自分のことを応援してくれる友達、大介に励まされて頑張るつばさ。
高校生だった頃の自分は、はたしてこんなにも頑張っていただろうか。こんなにもキラキラした学園生活を送れていただろうか。
そういう思いがあるからか、頑張れ頑張れ!とつばさを応援する自分と読んでいて辛くなる自分がいます。まぁなんやかんやいって、やっぱ面白いです! -
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河原和音の初連載作品であり、出世作。私が学生の頃、リアルタイムで読んでいた河原作品にあたる。あの頃の著者は、漫画ファンの間で注目の若手実力派と目されており、1990年代後半から2000年代前半における「別マの冬の時代」において、神尾葉子(「花より男子」)と2人で別冊マーガレットを支えていた。当時から「別マ」らしい王道少女漫画をストイックに追及し続けており、今では、別マ連載陣の中で神様のような存在になっている。ちなみに、本作の内容はタイトルの通りで、女子高生が先生に恋をするというストーリー。このテーマで丁寧に王道少女漫画を描き通したのは、やっぱり凄い。マーガレットコミックス全20巻。
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ひょっとしたら、砂川くんは小さい時に猛男に出会ってしまったから何も欲しいと思わなくなっちゃったのかもなー、特に人間関係に欲がなくなってあんなクールなんじゃないかな、と思った。幸せ者だな、砂川も。
砂川くん、大学進学なり就職なりのきっかけで、猛男と距離が出来た辺りでBLにスライドして欲しいキャラだなぁ。友達同士だと解ってるのに陰で猛男の悪口言う癖に自分に告って来る女の子とかずっと見てて、女子に偏見ないと思えないしなぁ。しかも美人のお姉ちゃんがいる…モテればモテるほどに心の中がしんとして来ないかなぁ、って思う。それを持ちあげてるのが猛男の存在なんじゃなかろうか、と深読みしてみる(笑)。昔、流川が女子にモテてんのにガン無視出来るのは、美人でヤンキーの姉ちゃんがいる筈だ、って言ってる友がいたなぁ(笑)。 -
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複雑なものを読み解く喜び、と言う読み方もある。自分が気付かなかったものに気付いた時のカタルシスには、言い知れない喜びを感じたりもする。だが、そう言う自分が気付いて嬉しい、と言う事ばかりに触れていると、単純にそこにあるモノに気付かなくなっている恐れがあるんだ…と言う事に気付いた。恋愛はぐちゃぐちゃと複雑なものほど結ばれた時の感動が増すかもしれないが、この作品は手を繋ぎたいから手を繋ぎ、それが性的なものの延長線上ではなく、そうしたいと言う単純な気持ちから発生するもので、本当に「手を繋ぎたい」だけなんだ…と。体に触れたいは相手の存在を実感したいと言う表れなんだなぁ。マンガの記号として定番化してしまっているものに毒されている自分に気付いた。イケメン=性格悪いけど顔がいいから許されるじゃないし、3枚目がモテないとか、そう言うテンプレが吹っ飛んだ(笑)
ところで砂川くんの本心は如何に…(笑)
猛男の頭の構造があまりにもシンプルで、細かい事を考える回路出来あがってない所を砂川くんが代替しているようだよね、この二人。あくまでも代替。なんか、スペックだけは高いけどOS入ってないPC=猛男、OS=砂川くん、ソフト=大和(これ起動するとPCが楽しくなる)のようだよ、この3人(笑)。