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表紙から高校野球の話かと思いきや、高校野球を応援する吹奏楽部女子のお話。
このヒロイン、精鋭だらけの名門ブラバン部に初心者で入部しちゃうのですが、マンガによくある「眠っていた才能が開花して大活躍!」みたいのはありません。下手だけど、とにかく地道に、苦しくっても悲しくっても毎日練習。才能ないから辞めろと言われて泣きべそをかいても、クラスメイトの野球少年と励まし合いながら頑張る姿がケナゲ。
1年先輩ってだけでこういうエラそうな先輩いたわーとかいう小さな懐かしさから、年齢を重ねたからわかる顧問の先生目線の葛藤や悔しさまで、いろんな思いを感じながら読みました。
主役が華々しく活躍する話ではないし、奇跡が起きたりもしないけど、だから余計に自分の昔に重ね合わせて、頑張れと思いながら読み進めてしまうんでしょうね。
部活少年少女だったオトナにぜひオススメです。
Posted by ブクログ
河原和音さんの漫画の主人公は、いつもメチャクチャ熱くてポジティブで、だけど、くどすぎないし、それほど浮いてない。そこがすごいと思っていたんだけど、河原さん自身もそういう部分に結構気を付けているんだろうなーーというのを、翼の友人の会話(翼ちゃんってちょっと独特じゃん、っていうのを友人たちが気づいている風な会話)から感じました。なにげないシーンだったけど、大事な気がした。前作もそうだったけど、キャラの描き方が、なかなか細かいなーと感じる。そういうところが、只のよくある「ポジティブ一直線な女の子ががんばる的な話」と違って、河原さんの魅力な気がする。(で、気づけば河原さんの作品を読み始めて15年・・という・・うわー)
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