佐々木禎子のレビュー一覧
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突如として東宮になった人に、突如として嫁ぐ事に。
すぐ終わる人に、教養ある娘を嫁がせたくない、というのは
分かりますが、終わらなかったら、どうするのでしょう?
名前だけの、と言われて、別に嫁がせられるのはいいですが
言い聞かせて育てていたら、あれ? と本人が
首傾げたりしないのでしょうか??
猫によって若干頭がでた状況の、皇后候補主人公。
やられてる事が、光源氏のようでしたが
本人が突っ込んでいる事に納得。
現実でやると、誰が片付ける? という話です。
そうしてこうして、どうにか目的は果たしたわけですが
残り3人も残ったわけですし、しかも皆様事情ありで
一番大丈夫(?)そうなのは、一番面 -
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後宮での立后を題材とする平安朝風ファンタジー。
主人公は一族の本命の后がねの姫の身代わりになった、傍流の姫。
といっても、まったく悲劇的な雰囲気はなく、本人が目指せ、円満離縁と口にするほど。
その闘争心ゼロの姫君、千古。
虫愛づる姫君ではなく、薬草にご執心。
その知識が、帝の信頼をかち得ていくのだが…。
自分が傀儡に過ぎないと自覚した帝と、寵を得ることにまったく興味がない中宮の今後は?
彼らは世の中を変えられるのか?
そして立后レースの敗者となった有明ら、ほかの姫君も、結局しきたりから離れて後宮にとどまることになり、さらにひと悶着ありそうな雰囲気。
枕草子に親しんできた身としては、登花 -
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持ち込まれた依頼は、友人のいなくなった犬。
ちょっとぐらい恋愛は発展している? と思ったら
かなりじりじりな状態でした。
中学生で、本人ものんびりしているし
こんなもの、でしょうか?
お願いされて友人と偵察に行った他店のパフェ屋さん。
持ち込まれた、彼女の姉からの依頼。
ものすごく分かりやすく怪しかったですが
そのまま、でした。
怪しいといえば、吸血鬼。
どう考えても、猫の下僕と化しています。
ご飯をあげるだけ、しかできないのなら
こういう展開の方が、猫の幸せにはなるかと。
犬がいなくなった理由については
そうなのか~でした。
相手の年齢があれですし、何かこうもっともらしい
理由があるか -
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映画館に座らされる桟敷童は、座敷童の店版。
弟子に! とやってくるのは迷惑ですが
そんな理由からやってこられるのも迷惑。
しかもうっかり、某探偵に桟敷童に興味をもたれるとか
何してても怪しいのに、よくもまぁ…。
しかもここから~の事件。
掃除少年たる、自分を馬鹿だという少年。
こういう性格かと思ったら…でした。
探偵、関係ない気がします。
とはいえ、話としては面白かったです。
なぜ映画館に若者が増えたのか、とか。
いやでもその趣味はどうかと…しかも掃除少年まで。
一番の謎は、弟子に、とやってきていた彼。
え、そういう落ちはありですか?! でした。
幼少の頃のにらまれ、損としか…。
でもそれ -
購入済み
着物のこともう少し知りたかった
アプリにオススメされて、読んでみました。
もう少し、着物について書かれていたらな…
でも友禅に加賀、京があるのは知っていましたが、江戸があるのは初めて知りました。簡単ですが、その違いも。
あと、銘仙についても。
主人公が着物についての知識を増やしていくのに合わせて、蘊蓄がとうじょうするのかなぁ。
だったら、楽しみにしたいです。
自分のことを自分で決めると、こんなにも心が軽くなるんだという、主人公の言葉には大共感です。 -
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京極夏彦公式スピンオフシリーズである薔薇十字叢書の一冊。内容は、二次創作だと思えば耐えられる……かも。
京極堂は妖怪蘊蓄を語らないし、語ったとしてもほんのちょっとで口のはさみ方がわざとらしい。関口くんはうじうじしていてしっかりしろと言いたくなるし、榎さんは傍若無人ぶりがから回っている。登場人物たる彼らを筆者は統制できていない。読んでいる最中、「京極堂はこんなんじゃない」「榎さんはこうじゃない」が何度か頭をよぎった。
構成と京極道の立ち回りは本家に倣おうとしているが、力量不足。圧倒的に闇が足りない。
京極堂シリーズが好きで、新刊が出ないことが耐えられなくて、雰囲気の欠片だけでも味わいたいなら