佐々木禎子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレネット通販で購入。
このジャンルは最近はほとんど読まないんですが山田ユギ先生の作品は登場人物や彼らの会話のテンポがとても魅力的なのと、ほの切なさからハッピーエンドへとつながる(時に十年愛系の)ストーリーが好みなので買い続けています。
今作は御病気になる前に始まった話が無事完結したということで感慨深くもありました。
また、そういった事情がありながら開始当初と完結部分でほとんど絵柄に変動が無い事にも驚きです。
原作付、というのが一番の懸念材料だったのですが、山田ユギ先生が作が担当したのも納得というキャラクターばかりで非常に楽しく読めました。
一見、口が悪くがさつなようでいて内面に繊細さをもつ主人公、奇人かと思えば優秀な神主で一途な相手役は勿論のこと、ちょっとロバート・ダウニー・Jrを思わせるあざと可愛さを持つ所長や愛らしいおばあさんなど、山田ユギ先生のオリジナル作品に出てきそうな人ばかりなうえに、どの辺りまで原作の指定なのかわかりませんが会話のテンポがまた抜群。
一巻完結なので展開にはやや駆け足に感じる部分もありましたが概ね満足でした。
完結後の所長のおまけ編が個人的には凄く良かったので、ここのその後が読めると良かったなぁ…という希望もあったり。
次はオリジナルの新作が楽しみです。 -
購入済み
久々キタコレー
佐々木さんの過去数作にも同じ目にあいましたが(?)サラサラ〜と読み進めるウチに知らずグッサリと刺されてました。良い意味でですよ(笑)!皆さん仰る通り双子の思い合いが愛い〜、癒されます。2人共良い子でねぇ。航の思考の消極的さは普段ならウザっと思うくらいなのですがジメジメした性格じゃないおかげで一歩手前の「控え目でいい子」(笑)、あと初物の割りにやたら「感じやすい」のも平素であれば胡散臭ぁ〜と文句の一つも出るのですが航に限っては、寧ろ萌え(笑)。藤堂の寡黙だけど押し出しの強い個性、個人的にツボですね。何気に始めっから見分けてたあたりも航が特別って感じでイイです、キュンです。パステル調の優しく穏やかな印象のお話ですが、いざ気持ちが通じて体も通じちゃう件はいやいやかなり濃密で湿度も高めで、、ありがとうございました〜って感じです(笑)
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Posted by ブクログ
パッと目を引くような作品ではありませんが、深く考えさせられる話でした。他人事としてではなく、まさに自分に降りかかった出来事のように感じながら読ませるストーリーです。
交通事故を起こしてこん睡状態のまま年月が経ち、奇跡的に目覚めた時には8年の年月が流れていた…という「今浦島」な裕真が主人公。裕真の事故当時の記憶はすっぽり抜け落ちていて、目覚めた時傍らにいた青年が誰なのかもわからなくて。
自分が知らないうちに周りはすっかり変わっていた、ということが自分の身に起きたらパニックになりそうです。小学生だと思っていた英俊が急に20歳の大学生になっていた、姉は結婚して子供を生んでいた、自分は28になっていた…という現実をひとつひとつ受け入れなければいけなかった裕真の心境が胸に迫ります。
それに、記憶喪失だけではなく家族の気持ちや身体機能の回復についても余すところなく描かれていて、思わず感情移入してしまいました。
8年もの間、ずっと裕真を見守り続けてきた英俊の心境も「雲の間」の章で仔細に語られていて、愛する理由にすごく納得しました。
裕真の家庭はあまりにも類型化というか紋切り型の壊れ方で、食傷気味なパターンでしたが、英俊がひと際光っていました。
誰も親身になってくれない子供だった英俊に手を差し伸べた、唯一自分を見放さない大人、それが裕真だったんです。
息苦しく理不尽な幼少時代を過ごして、成長と共に反発することを覚え、そのままならかなりアブナイ方向へ進みかねなかった英俊は、裕真にめぐり逢ったことで軌道修正できたんですよね。とても特別な存在であるのがひしひしと伝わってきました。
ところが、交通事故で一変してしまうのです。
BLというよりも、もっと広い意味での愛情もたっぷり感じられます。
「星の王子さま」のエピソードが良い絡め方になっていて、とても感動しました。「星の王子さま」自体にが好きで、それだけでかなり弱いというのもあるんですが。
裕真のお世話を一生懸命して、時には拗ねたり甘えたりする英俊の大型わんこぶりが微笑ましかったです。英俊に流されたのか?と心配になった裕真ですが、ちゃんと自分の人生を大切に生きようとしていて、前向きで真摯な姿に安心させられました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ椿姫と冬威が婚約後、すぐに冬威の昔なじみの呪術師の元にお出かけ。あいかわらず、オルガの言動が怪しくて、身代わりの冬威が30体とか、ほんとにこの人が宰相で国はやっていけるのかなぁと。
今回新キャラで、冬威に思いを寄せる美少女朱里が登場。帯にもあるように、椿姫がヤキモチやいてます。冬威がそんな椿姫をほったらかしで、朱里に甘えられるままなんで、気付いてないのかと思ったら、ヤキモチをやく椿姫がかわいかったと。気付いているんだったら、どうにかしようよ。
そんな風にしてるくせに、椿姫が雷牙となにやら話してるだけで、ヤキモチやいたりして、ちょっと冬威にもやもや感が。
ヤキモチやく椿姫を雷牙が見て、もうちょっと冬威とケンカみたいになったらって、期待したけど、雷牙って馬のところにばっかりいて、見れてないんですよね。ちょっと残念。
新たな魔物も仲間になって、次は椿姫の故郷かな。
パパさんが、どう出るのか楽しみ。 -
Posted by ブクログ
この本もイラストに惹かれて購入。
鳴海さんの線の細いイラストがすごく好きです★
そんなかんだで読み始めたのですが、主人公の裕也くんの
あまりのぽけぽけっぷりにちょっぴりイラっとしたりもしましたが…
そんな裕也を包み込もうとする中山さんに惚れました。
大人、うん…大人のくせになんか余裕があるようにみせかけて
そんな余裕がない彼が好きです。
始めはなんかこうイライラしてた裕也くんでしたが
読み続けていくと一生懸命で健気な子だなーと思い始めて
少しずつ行動力のある中山さんとか草薙さんとか
大人気ない大人に囲まれてちょっとずつ成長していくというか
中山への想いを自覚したあとの展開があたし的にはすごく好き。
裕也は中山さんのことが好きなのに、
中山さんはうっかりと裕也は斎藤が好きなのだと勘違い。
大人だから行動力があるので、ある意味空回り。
はっきりと「オレがすきなのは中山さんです」と告白した
裕也はかっこよかったと思います♪
ギャップというものに惹かれやすいあたし的にはいろいろ美味しい展開♪
借金したまま雲隠れしてしまった斎藤君も悪い子じゃなかったしなー。
これも二人が恋人になる過程を描いたのと、その後を書かれた二本立て。
草薙がすごくいいキャラしてました。
読み始めた頃は、マトモに表紙のイラストみてなかったので
中山とひっつくのか、草薙とひっつくのかどっちなの!?
とか思いながら読んでたのは秘密。
どっちの展開に転がっても個人的には美味しいと思ってた(笑)
二人の距離感とかの描かれ方がすごくよかったです。
まさかいろんな経験を経て裕也が芸能方面に進む結末に
至るとは意外と予想外だったというか…
悪くはないけど、あんまり好きな展開ではなかったかなー。
でも、ストーリもキャラ展開もよかったので
楽しく読ませていただきました!!