佐々木禎子のレビュー一覧
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皇帝の我が道をいく感がすごいです!
無理矢理に進むというよりは、マイペースに周りを巻き込んで……
武に秀でた妃もどうかと思いますが、何が起こるか分からない後宮では、強い存在ですね!
でも、後宮では武よりも妃同士駆け引き…笑顔の攻防が怖いです……
力だけあってもダメなんですよね…。
そもそも、双子は禁忌の存在で…そのせいで山奥にいた姫をもう一人の姫の身代わりにした…
その家には姫が2人いるのばれてない?
それか、姉妹という設定にしたんかな…
でも、年齢は同じ……どういう風に後宮入りしたんでしょうね……
明明が好きです!
姫にいつも振り回されてるけど、1番の味方!
翠蘭にいつも文句言ってるけど -
ネタバレ 無料版購入済み
絵は可愛らしい絵柄だなとは思うけれども、人物の見分けがわたしにはちょっとつきにくかったです。あと、帝のもろ肌脱ぎの身体のバランスが気になってしまいました。
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恋をしたら
恋をしたらがむしゃらになる
相手を振り向かせ自分を愛してもらうために
愛してもらえたらそれを離さない離れないように
頑張る
そんなストーリー
初見の作家さんでしたが好きですね
こういうお話 -
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うーん
唐突な展開でそうそうって思うところもなく終わりました
アナウンサー同士の恋愛ですよね
いろいろ盛り上げるようなハプニングも入れてるけど
そこまで盛り上がらず -
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ネタバレTさんのお勧め。
中華系後宮物語を読む過ぎてるかも。
一芸に秀でた変わり者の少女とか、
望まぬ後宮入りとか、
姉代わりのような女官とか、
美しすぎる皇帝との偶然の出会いとか、
いやあれは皇弟だったか。
あちこちで見かけた要素が散見されて、混乱する。
翠蘭は双子に生まれたというだけで、
親元から離され、なぜか武人の下で育てられ、
双子の姉の代わりに後宮に入ることにする。
皇帝の命で幽鬼の正体を探し、
男装で後宮内を動くことになる。
事実上の属国の皇帝には見鬼の才があり、
皇后は敵国の貴族の娘で実質的な権力者、
両者ともに武芸者というのはちょっと新しいかも。 -
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ネタバレ主人公のたまきは、なかなかポジティブ思考をしないものの、裏表のないキャラなので分かりやすいし、彼女が大事に思っている弟もいい子。
一方で桐小路家の人々は分かりにくいというか、実はこういうキャラでしたという隠された部分があって驚かされた。
虐めていたように見えて実は。
そして、旦那様である馨に至っては。
ネタバレ過多になるので明言は避けるが、伏せられていたカードをめくってみる真実みたいな驚きが多かった。
ただの恐ろしい一族というわけではなくてよかった。
いや、まあ実際恐ろしい部分もある一族ではあるのだが。
たまきが本当にこちらが心配になるほど自己評価の低い子で、果たして契約結婚で幸せになれるか -
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ネタバレ後宮ものゆえ、皇帝も皇后も他の妃たちも本音や本性を作中であまり見せない。
皆、御簾越しで会話をしているような、そんなもどかしさを感じた。
会話もだが、幽鬼騒ぎの決着にしても。
素直で一直線なところを見せてくれたのは、主人公の翠蘭とその周辺と花蝶くらいか。
即ち、この作中では「子ども」と称されてしまう人たちと、彼女らを慈しむ人たちくらい。
翠蘭は子どもではないけれども。
山育ちで真っ直ぐ、後宮入りするようなお淑やかな姫でも腹の探り合いをするような腹黒姫でもないからなあ。
前述したが、作品全体がこう霧に包まれてクリアに見えないというか、貴族同士の会話と腹の探り合いに塗れたというか、ともかくそのも -
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突如として東宮になった人に、突如として嫁ぐ事に。
すぐ終わる人に、教養ある娘を嫁がせたくない、というのは
分かりますが、終わらなかったら、どうするのでしょう?
名前だけの、と言われて、別に嫁がせられるのはいいですが
言い聞かせて育てていたら、あれ? と本人が
首傾げたりしないのでしょうか??
猫によって若干頭がでた状況の、皇后候補主人公。
やられてる事が、光源氏のようでしたが
本人が突っ込んでいる事に納得。
現実でやると、誰が片付ける? という話です。
そうしてこうして、どうにか目的は果たしたわけですが
残り3人も残ったわけですし、しかも皆様事情ありで
一番大丈夫(?)そうなのは、一番面 -
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後宮での立后を題材とする平安朝風ファンタジー。
主人公は一族の本命の后がねの姫の身代わりになった、傍流の姫。
といっても、まったく悲劇的な雰囲気はなく、本人が目指せ、円満離縁と口にするほど。
その闘争心ゼロの姫君、千古。
虫愛づる姫君ではなく、薬草にご執心。
その知識が、帝の信頼をかち得ていくのだが…。
自分が傀儡に過ぎないと自覚した帝と、寵を得ることにまったく興味がない中宮の今後は?
彼らは世の中を変えられるのか?
そして立后レースの敗者となった有明ら、ほかの姫君も、結局しきたりから離れて後宮にとどまることになり、さらにひと悶着ありそうな雰囲気。
枕草子に親しんできた身としては、登花