あらすじ
生き別れの兄を探すために江戸にやってきた娘・はるが、隠居の治兵衛から、一膳飯屋「なずな」を任されて、二ヶ月余り。はるの懸命の働きによって、一旦は客の離れた店にも活気が戻りつつあった。けれど彼女が薬売りだった父から学んだ、思い出の鶏湯漬けは、滋味に溢れるものの、物珍しい料理は江戸の人々に簡単には受け入れられない。「なずな」をどのような店にするべきか、悩み始めたはるの元に、兄らしき人物の知らせがもたらされる。慎ましくも美味しい庶民の味と、懸命に生きる人々の情感を描く大好評時代小説、第二弾の登場!
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Posted by ブクログ
2カ月たったが、兄は見つからず
店の方針をどうするかも決まらない。
食べなれない、想像できないものは注文しない。
確かに、と思います。
そう考えると、今の写真付きメニューは
分かりやすくていいものです。
作中、こんな感じ、と描いてくれていますが
この時代、これをするのは強みになるやも??
追いかけて江戸に来た説が一応下火に、と思ったら
想像通り、次の疑惑が出てました。
前の話で出てきていた少年もちょっと出ていて
どうなったのか分かって安心でした。