細田守のレビュー一覧

  • サマーウォーズ
    映画のノベライズ。
    ネットの世界の話なんだが、
    これからは普通にVRな世界になっていくんだろうなぁ。
    特技を活かして敵と戦う。
    恋愛要素も少しあるが、家族愛が素敵。
    実家に帰りたくなる。
  • 未来のミライ
    「愛」についての話なのかなと思った。愛情を奪い、奪われた家族…犬も、様々な出来事を乗り越えて、今の場所を作っていくんだと。

    ただ、これは小説ではなく、映画で観た方が良いなと思った。
  • サマーウォーズ
    映画「サマーウォーズ」の小説版。
    「時をかける少女」の細田守さんが監督しているということで、話題性が抜群に高い作品だ。

    映画の内容について、ほっしゃんが「行き過ぎた電脳社会への警鐘」と言っていたが、まさにその通りだった。
    世の中のあらゆるサービスがネットを経由して提供されるというのはすごく怖...続きを読む
  • サマーウォーズ
    ハツラツで美人で学校の人気者である夏希先輩に密かに憧れる主人公。
    臆病な自分を変えたくて、告白する勇気を持つために、
    数学オリンピックに出場し、惜しいところで日本代表を逃してしまう。
    そんな彼が、ふとしたことから夏休みに夏希先輩の「彼氏役」として先輩の一族の集まりに顔を出すことになる。

    ...続きを読む
  • 未来のミライ
    内容は映画と全く同じですが、その三面、くんちゃんが考えてることも知ることになり、ストーリーは映画より少しわかりやすくなってる気がします。
  • サマーウォーズ
    映画を見ていた方が分かりやすいかもしれない。
    話がかなり漫画チックなので、すぐに読める。
    映画でもそうだったが、一番グッと来たのは、栄おばあちゃんがアナログな手段で一人ひとりを叱咤激励するシーン。文字だけで温度の分からないネットの文章でナウk、肉声で伝えていくところに胸が熱くなった。
  • おおかみこどもの雨と雪
    狼男に恋をした大学生と彼との間に生まれた姉弟の母子家庭模様。行政を避ける幼少期、秘密を抱えた小学校通い。初めての育児なのに花は余裕があるなあ。映画監督作品らしく擬音や映像的描写で耳や目に直に訴えて来る。文章はぶっきら棒的不慣れ感。早すぎる自立が逞しく、育児を終えさっぱりしたような花がちょっと寂しい。
  • 未来のミライ
    横浜、建築家の父が設計した一軒家、5歳のくんちゃんのところに生まれたばかりの妹がやってくる。家族に語り継がれるお父さん・お母さん、おじいちゃんとおばあちゃんの逸話を垣間見る。過去と未来が重なる、中庭の白樫の木。

    監督、小説も上手。ビジュアルイメージ。日本の、現代に至るあるあるな時代変遷。
  • 未来のミライ
    妹ができて世界が新しくなって、それに馴染めない(馴染みたくない)くんちゃんの、一歩ずつ前へ進むための物語だった。
    大きなエンターテイメント性はないけれど、いくつかの不思議な体験がくんちゃんを確実に少しだけ大人に近付けたように見えた。
    わたしは3つ下と4つ下に妹がいて、くんちゃんみたいな時期があったか...続きを読む
  • 未来のミライ
    読めば分かる、なぜこの時期の発売なのか、なぜ夏の映画なのか。本当に大事にしてほしいのは「今」。たしかにこれは大人も読むべき。
  • 未来のミライ
    ミライちゃんの話というよりはくんちゃんが成長していく話。
    映画としては面白いかもしれないですが小説としてはどうも
    うすっぺらい感じでした。

    幼児のくんちゃんが未来だったり過去だったりの家族との
    ふれあいを通じて教訓を得ていくのですが
    タイムトラベルをするきっかけだったりも曖昧ですし
    その必然性が乏...続きを読む
  • 未来のミライ
    映画の予告編で観たくなるも、すぐ鑑賞できそうにないのでまず原作。
    妹の未来のミライちゃんや過去のお母さん、青年のひいじいじ等々、くんちゃんに繋がる様々な人が4歳の男の子の成長を導いていく。そんな不思議体験や家族の日常が唐突に場面転換していく脚本に近い内容だが、これが意外とジンジン胸を刺激する。くんち...続きを読む
  • サマーウォーズ クライシス・オブ・OZ
    映画の前日譚

    映画本編でも情報セキュリティ的に「こんなんありえねー」と思ったけど、やはり小説でも同様
    プライベートアカウントをそのままビジネスに使うんじゃない
    と、どうしても思ってしまう

    あと、サブアカ対策とかどうなってるんだろね?
    という設定に関するところで疑問に思ってしまう

    まぁ、ストーリ...続きを読む
  • おおかみこどもの雨と雪
    映画になっているのは知っていたが、確かにこれはアニメで見るとおおかみこどもの可愛さに死ねそうな予感がする。それぞれ違う道を選んだおおかみこどもの雨と雪、こどもの成長を喜びつつ寂しく思うがんばり屋の花、皆応援したくなるキャラクターだった。
    しかし、期待値が高すぎたせいか、思っていたほど心に残るという感...続きを読む
  • バケモノの子
    熊徹~!!
    泣けるシーンだろうなってところがいっぱい。
    九太がやけに急に大人になったなと思ったけど
    録り溜めてある映画を見る気になりました。
  • おおかみこどもの雨と雪
    大学生の花は、「おおかみおとこ」と恋に落ち、「雪」と「雨」という「おおかみこども」の姉弟を生みました。

    やがて、おおかみおとこは命を落とし、花は田舎の村で雪と雨の2人を育てていく決意をします。学校に通うようになった雪は、転校生の少年・藤井草平との出会いを通じて、人間社会の中で生きていくことを選びま...続きを読む
  • サマーウォーズ クライシス・オブ・OZ
    映画より前の出来事 との事だが
    この小説で大きく成長したはずなのに
    それが映画冒頭では特に感じられなかった為
    若干違和感が。。

    でも映画より後の出来事 にしてしまうと
    大おばあちゃんとのエピソードが無くなってしまう訳で。。

    う~ん。。。

    KKとの絡みも三か月放置したとは思えないし。。
    パラレル...続きを読む
  • バケモノの子
    映画良かったので、本でも読んでみたのですが、映像をイメージできて面白いところもあるのですが、小説だと最後急ぎ足の気がするのとやはり映像で見せる話のイメージがあり小説は微妙でした
  • バケモノの子
    男の絆の深まり方が描かれているように感じますが、体当たりなので女性には分かり難いのではと感じました。主人公の九太と実のお父さんの関係、楓との関係、がちょっと宙ぶらりんで終わってしまったのが消化不良です。
    全体的には、中途半端な作品の印象を受けました。
  • バケモノの子
    どこにも居場所がなくなった蓮が、
    人間界と密接にリンクするバケモノ界へ彷徨い込んだ。
    そこで熊徹に弟子入りし、成長していく彼の物語。

    映画を見ていなくても、
    読めば溢れるほどの色彩が飛び込んでくる。
    華やかさと孤独の対極が、作中に常に漂っている。
    弱さとは、強さとは、一体何でそれを私たちは推し量る...続きを読む