【感想・ネタバレ】竜とそばかすの姫のレビュー

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読んだ後で色々と考えさせられる

2021年07月11日

映画公開前に読ませていただきました。SNSを軸に今の私達が生きていく上で向き合わなければならない様々な事柄について考えさせられるお話でした。主人公がその問題に対して向き合って成長する姿に涙が出ました。読めて良かったです。映画とても楽しみにしています。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2022年12月11日

映画版のテレビ放送を観てからの本書。期せずして去年と今年映画化された『竜とそばかすの姫』と『すずめの戸締まり』の映画と小説を連続して観る(読む)ことになったわけだけれど、こちらはこちらでまた違った味がある。ラストで会いたい人にすんなり会えて本当に良かったね。『君の名は。』よりもずっと絶妙なタイミング...続きを読む

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Posted by ブクログ 2022年03月17日

タイトル*竜とそばかすの姫
著者*細田守
出版社*KADOKAWA

作品紹介
高知の田舎町で父と暮らす17歳の高校生・鈴は、幼い頃に母を事故で亡くし、現実世界では心を閉ざしていた。だが、もう一つの現実と呼ばれる、インターネット上の超巨大仮想空間『U』に「ベル」というアバターで参加することに。ずっと...続きを読む秘めてきた比類なき歌声で瞬く間に世界中から注目される存在になった鈴は、『U』の中で「竜」と呼ばれ恐れられている、謎の存在に出逢うーーー。細田守監督が自ら書き下ろした原作小説!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年09月26日

 母親が幼少期に亡くなり、大好きだった歌を歌えなくなった鈴。現実世界で心を閉ざしていたが、インターネットの仮想空間で歌妓・ベルとして歌う事ができた。そこへ「竜」と呼ばれ恐れられている謎の人物に出会い、竜の孤独を癒したいと考え始めて…

 仮想空間の「U」と言う世界が良くも悪くも怖いです。鈴も救われた...続きを読むかもしれないけど、目立てば目立つほどそれは諸刃の剣で、ほんの少しでも綻びが出れば壊れてしまう。でも、竜と出会った鈴が、現実世界でも大きく成長出来て良かったです。最後まで信じてくれたヒロちゃんが、鈴にとっては得難い存在でそれが救いでした。

 父との関係や、しのぶとの関係も前進しそうでこれからが楽しみです。

 毎回言ってますが、映像で観たいです!

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Posted by ブクログ 2021年09月12日

映画だけではわからなかった鈴の気持ちがわかるところがあってよかった。
今どうなってるの?ここどうなってるの?と、ツッコミどころも時々あるけれど、
『これはお伽噺』、赤ずきんちゃんや美女と野獣といった、ファンタジーなのだと思えれば気にならなかった。

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購入済み

サントラ必須

2021年09月02日

サントラ聴きながら読むと、映画の追体験ができて感動がよみがえります!

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Posted by ブクログ 2021年07月20日

映画を見て印象に残る内容だったので、小説も買ってみました。
映画は歌がとても良く初めて歌で泣きそうになりました、
小説も歌を聞きなから読んでいました。

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Posted by ブクログ 2023年01月05日

映画はあまり評判良くありませんでしたが、小説だと音楽がない分想像力が掻き立てられ面白かったと思います。ラストの方の評判が悪かった部分はストーリーそのままでしたが、映画で見たときほど嫌悪感は感じませんでした。文字って不思議ですね。

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Posted by ブクログ 2021年11月28日

主人公となる「鈴」がUの世界で歌姫「Bell」として輝く素晴らしい物語。

鈴を「現実世界」でとりまく個性豊かな登場人物たちがより物語の世界観に引き込まれやすくしていると思った。

しかし、一点だけ悲しいことがあったとすればこの物語の上ですばらしくく力を入れてるだろう音楽が聞けないこと。
ノベライズ...続きを読むである以上しょうがないことではあるけれど…

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Posted by ブクログ 2021年09月26日

仮想世界というものにすごく心惹かれた。
また美女と野獣がコンセプトということもありとても見てみたい気持ちになったが、行けずに終わったので本を借りることを決意。
読んでいるうちにページを捲る手が止まらなくなった。
読みながら、
ああ、ネットってこういう所あるよね、とか
偏った正義を振りかざす人っている...続きを読むよね、とか
常にネットは羨望や嫉妬で出来ているんだなと思った。
それと同時に自分もUに入ってBelleの歌声を聴いてみたいと思ったりもした。何故現実にはないのだろう。
竜の正体に関してはとても驚いたが、
途中、映画を見ていないと想像しづらい場面もあった。
例えばひとかわ剥い太郎と、ぐっとこらえ丸の配信のシーン。
少し自分としては想像しづらかった。
やはり映画を見てから読んだ方が良かったのだろうか。
誰にだって秘密はある、という言葉に思わず頷いてしまった。
読んでみて良かったなと思った。
出来ることなら映画を見たかった。
読んでいてこんなに楽しいのだから、映画は更に楽しいものだったに違いない。

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Posted by ブクログ 2021年09月15日

Uというもう1つの世界によって人生はよくも悪くもかわってしまうんだなと思った。ベルの立ち向かう姿がかっこよかった。

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Posted by ブクログ 2021年09月06日

細田守監督映画『竜とそばかすの姫』の小説版。

高知の田舎町に住む鈴は、平凡で内気な女子高生。容姿にも自信はなく、顔のそばかすを気にしている。
昔は歌を歌うのが大好きだったが、子供の頃、母親を亡くして以来、心を閉じてしまい、人前で歌うことができずにいる。
そんな鈴だが、友達のヒロちゃんに「U(ユー)...続きを読む」というインターネット空間を教えてもらう。そこでは「As(アズ)」という分身(アバター)を作り、別の自分として存在することができる。
鈴は自らのIDを「ベル」とする。
アップロードした写真から、「U」のAIが自動作成した画像は、同じ学校のアイドル的存在、ルカちゃんに似ていた。ルカちゃんと一緒に写った写真を使ったからかもしれなかった。でも顔にはちゃんとそばかすがあった。
鈴は、いやベルは、「U」の中でなら歌うことができた。個性的で魅力的な歌に、「U」に集う「As」たちは夢中になった。
「U」はボディシェアリング技術を使って、ユーザーの隠された能力を引き出すことができるプラットフォームだった。歌いたいけれど歌えずにいた鈴の望みと才能を見事に花開かせてみせたのだ。
ヒロちゃんのプロデュースの力も借り、ベルは瞬く間にフォロワーを増やしていった。
最初は、鈴=ベル(Bell)の意味でつけた名前だったが、いつとはなしに、他の「As」たちからは、フランス語の美しい(Belle)の綴りがふさわしいと言われるようになった。
世界中でファンが増えるにつれて、疑問も膨らんだ。
「Who is Belle?」-ベルって誰?

ベルの大規模なライブが行われた時、闖入者が現れた。
「竜」と呼ばれる「As」。「U」の武術館に現れては、汚いやり方で勝ち続けているモンスター型「As」だった。荒々しく粗暴で、嫌われ者。「U」の平和を守るジャスティスたちに追われている。
ベルのライブがめちゃくちゃにされたのは、ジャスティスに追われた竜が転げ込んだためだった。
竜の正体が何なのかも「U」の大きな関心を集めていた。
ジャスティスは正体を暴く「Unveil」の技術を使って、竜を丸裸にすると息巻いている。これを行うと、現実世界の姿がさらされ、もう「U」に存在することはできなくなるというのだ。

ベル(鈴)は、竜が単に悪いやつだとはどうしても思えない。それは自分もまた現実とはまったく異なる仮想を生きているからかもしれなかった。
ベルは竜の城を探して「U」の中をさまよう。
やっと見つけた竜と鈴の間に通うものは。
そして彼の現実での正体とは。

・・・いや、これはなかなかすごい。
細田の過去作品『サマーウォーズ』も思い出させるような仮想空間がとにかく魅力的。小説でこうであれば、映像作品ならさぞかしと思わせる。
美しい(歌)姫とケダモノという取り合わせは、(ベルという名からしても)まるっきり「美女と野獣」なのだが、さて、それぞれには別の現実の姿があって、というのがミソ。
ただ、鈴は確かにつらい経験もしていて、父との仲もぎくしゃくしているのだが、実際には頼りになる友人もいて、初恋の男の子もいて、鈴に密かに思いを寄せる別の子もいて、さらには母の旧友たちが鈴を見守ってくれていて、と、とにかく「恵まれて」いる。この甘さには、ちょっと都合が良すぎると感じなくはない。

とはいえ、仮想空間と現実がまったく切り離されるのではなく、仮想の世界のつながりが現実の苦悩も救うのだ、というストーリー展開には希望も感じるし、著者の願いも込められているように思う。
誹謗中傷があったり、無責任な噂が飛び交ったり、仮想空間にはさまざま問題がある。けれども、便利なことには間違いないし、使いようによっては、実際に現実を支えるものにもなるはずだ。

ミュージシャンの中村佳穂が声優を務めることでも話題を呼んだ。
本作はいずれ、映画を見たい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年08月20日

映画が良かったので、小説で追体験した感じ。映画と違って、心情が表現されているので新しい体験もできた。
あらためて映像を観てみよう。

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Posted by ブクログ 2021年08月15日

「U」はもう1つの現実
「As」はもう1人の自分
現実はやり直せない
でも「U」ならやり直せる
このフレーズが好き。

歌う場面が多いから、映画で見た方がより楽しめるかも。サマーウォーズと似てる気がする。

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Posted by ブクログ 2021年08月09日

映画を観た後に小説版を購入。
主人公の細かい心理描写やキャラクターの設定が描かれていて、感情移入はしやすかった。
この物語はやはり歌があってこそなので、出来ればバックグラウンド再生で曲を聴きながら読むと感動が増すと思う。

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Posted by ブクログ 2021年07月04日

映画のPVをよく見かけるようになり、ドラゴン好きの私としては見過ごせず。映画を見たいなあと思っていたときに、本屋で文庫本を見つけ購入した。

PVを見ている限りでは、ファンタジー要素が強く、女子が好むような、夢見がちな(というと語弊があるかもしれないが、実は私もそちらを期待していた)ストーリーだと思...続きを読むっていた。

が、この書き下ろしを読んでみると、そんな期待は大きく裏切られる。

仮想世界とリアル世界を行き来しながら、多感な時期の1人の少女の「歌」が大きな鍵だ。

孤独を感じて生きている現代人は多いと思うが、本作を読んだり、観ることで、本当はたくさんの人に見守ってもらえているのだ、と気づけるかもしれない。自らが見たくない自分を見つめることが出来たならば。

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Posted by ブクログ 2023年03月20日

少し情景描写が多く、
説明的な文章が多いイメージはあった。

歌を題材にして書かれている作品のため、
歌詞と実際のストーリーとの、
関連性を楽しむことができよかった。

ただし本作品単品で楽しむよりも、
映画と合わせて見ることをおすすめする

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年02月13日

原作読んだ後に映画みて、2年ぶりくらいに再読してるけどベルが歌ってるシーンは映画みてからメロディが自然と流れるようなってる
事故で亡くしたお母さんのことで、ネット上で悪く言われてから心閉ざしてお父さんと気まずい関係なってるけど「U」というネットワーク通じて他のキャラクターと出会ったりして成長していく...続きを読むストーリーやなって思った。
ラストは虐待発見して少年を救い出すことになるんやけど、おとんが子供に日常的に暴力、躾等してるとこ不特定多数のネットにあがるのも被害者側は嫌がるやろしそんなんされたら被害者側も心開くわけないし信じることなんてできひんくなるなんて。
傍観者が何かしてあげたいとか思ってても虐待受けてる子供が素直になるわけじゃないやろし関わりとか行政指導はいっても親含め環境とか変わらない限り虐待てなくならへん気するねんな。
被害者の心のケアとか必要と思うけれど

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Posted by ブクログ 2022年11月10日

「サマーウォーズ」と世界観が似ていると思ったら監督が同じ人でした。話自体は全然違うのですが「サマーウォーズ」のバーチャル空間とアバターをさらに進化させた形で、児童虐待を題材に母親の死と向かい合う鈴の成長物語? 話の流れに疑問があるし突っ込みどころ満載ではあるが、そういうところをあまり深く考えずに読む...続きを読むと面白いし最後数ページはちょっと泣きそうでした。舞台が高知でわりと近くの県というのもちょっとポイントでした。

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Posted by ブクログ 2022年09月25日

中村佳穂がいいなーと思ってて
細田監督のインタビューも拝聴してたんです
金ローでもう公開(^^)わくわくして観ました

ディズニーがあんまり好きではないので
嫌な展開もありましたが
bellがかっこよく歌い上げる映像は素晴らしかったです!
コロナの時代に制作スタッフはとても苦労したことでしょう
この...続きを読む時代にしか出来ないやり方を工夫して
美しい背景が出来上がっていて良かったです

ファスト映画を観る人は細田監督の間がイライラするのかな
その世界に浸って深呼吸するような時間を大切にしたいです

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Posted by ブクログ 2022年08月26日

映画視聴済。映画視聴済みの方が読みやすい感じがした。映画よりもう少し掘り下げた内容を期待したけど終わり方は一緒だった。
でもキャラクターの感情が映像より急いでいなくて良かったし、とても読みやすかった

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Posted by ブクログ 2022年06月16日

とっても現代の流行に沿っていると思った。
メタバース?がもっと大きくなったらこんな感じになるんだろうと思う。

ラストの主人公の勇気と行動力に純粋に尊敬する。
したくてもなかなか実際にはできない。

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Posted by ブクログ 2022年04月22日

映像が既に頭の中にある人の書き方な感じがした。映画を観ていない自分にとっては、この本だけでは描写が分かり辛く感じたり、ストーリーが先走っているような印象を受けた。
とはいえ大体どんな話だったのか分かったのは良かった。「U」はすごく今時の題材というか、近未来にありそうな世界で、ワクワクと怖れの両方の好...続きを読む奇心を抱き想像しながら読んだ。

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Posted by ブクログ 2022年04月17日

映画鑑賞済み。映画でのシーンが蘇ってくる文体は読みやすかった。まぁ、ベルの歌は文章で読むより映画を先に観た方がより感動すると思う。実際私も映画を鑑賞して、ベル(鈴)の歌声に震え、自然と涙が頬を伝ったから。

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Posted by ブクログ 2021年11月18日

(2021/268)以前から読みたかったが、息子が紙の書籍で買ったと聞いていたので一時帰国するまで待っていた本。母親の死後、ショックで塞いでいた田舎の女子高生鈴が、全世界で50億人がアカウントを持つ仮想空間にアクセスしたことを通して(友人が色々画策したからだが)成長し再生する話。好きな分野なんだけど...続きを読むイマイチ入り込めず。映像前提だからなのか、小説としてはやや不完全燃焼感。楽しみにしていた分ハードル勝手に上げてたかもしれないけど。。

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Posted by ブクログ 2021年09月12日

これは本で読むより
映画で観るほうがいいかな
って感じたね

仮想現実の世界
そして歌
文章から読み取るのは
なかなか、難しいね

女子高生が
仮想現実の世界で
成長していく姿は
よかったけど

最後のタイミングの良すぎる
流れに関してはなんか
強引すぎてちょっと笑ったね

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Posted by ブクログ 2021年08月24日

普段は映画より本で読む方が好きだけれど、この竜とそばかすの姫は映像がきれいで歌もあるので映画で見るほうがいいと思う。

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Posted by ブクログ 2021年08月10日

映画の補足として読むといい作品。
まずは映画を見ることをオススメします。
ほぼ映画と同じセリフ、同じ展開です。
登場人物の心理や状況が映画よりも説明されていますが、映画だけでも読み取れるかと。(想像して自分の言葉にした方が腑に落ちるとこもあります)
読み返すことで、映画の場面一つ一つを思い返すことご...続きを読むできるので、考察や振り返りリソースとして役に立ちそうです。

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Posted by ブクログ 2021年08月08日

コロナでなかなか映画館に足を運べないから本で我慢することに。しかし、読み終わって、やはり映画館で観たいなーと思う。サブスクがそのうち出るからその時まで我慢、我慢。アバターの世界で心を養うことができたり、救いを求めることができたり、救われたり…使い方によっては生きがいとなるものでもあるなーとは思う。

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Posted by ブクログ 2021年08月08日

映画で明記されてなかった点が小説版で書かれている(飼ってる犬の足がない理由など)ので映画と映像両方とも見て完結するのかなぁ、と。
ただそれでも解決してない件はあるけども…。

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Posted by ブクログ 2021年08月05日

小説よりもやはり映像で見たほうが良さそうな作品。
映画は見に行ける予定がなく本を手に取ったが、歌唱シーンなどはやっぱり映像のほうが勝るだろうなあと。
小説では、現実では地味で静かな女の子が、急にUの世界で歌いだして(どういう歌声、曲調なのかは描かれていない)、いきなりフォロワーが爆増して有名になるよ...続きを読むうな描写なので、これは映像ありきな作品だなと感じた。

誹謗中傷と応援メッセージでまみれるUの世界。
インターネットのSNSと同じだ。
少しでも有名になれば、フォロワーが増えれば、それだけアンチも増える。
みんな匿名で、本当の姿かたちは画面上ではわからない。
「私刑」、そして、自分本位の誤った「正義」とやらを振りかざす人々。
ただ他人を屈服させたいという「正義」。

そんな被害者を「救う」には、やはりリアルでの手段が必要になる。

サマーウォーズの仮想空間はそう考えると平和な世界だったなあ。
竜とそばかすの姫は、社会派で現代の問題を題材にしていた。

「あの人」はなぜ、ベルが鈴だとすぐにわかったんだろう。
「50億分の1」とはいえ、案外近くにいるものだなと(遠すぎたらお話にならないもんね…笑)

そして細田守監督作品、ほんっとにクジラがよくでるなあ…

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Posted by ブクログ 2021年08月03日

映画がめっちゃ良かったから小説もという事でお借りした。
細田監督は作家さんではないから勿論文章としての描写は単直だけど、映画を見た上で読むと、色々文章ならではの登場人物達の心の中が読めるので楽しかった。
映画を見てから読むのがいいと思う。

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