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Posted by ブクログ
映画版のテレビ放送を観てからの本書。期せずして去年と今年映画化された『竜とそばかすの姫』と『すずめの戸締まり』の映画と小説を連続して観る(読む)ことになったわけだけれど、こちらはこちらでまた違った味がある。ラストで会いたい人にすんなり会えて本当に良かったね。『君の名は。』よりもずっと絶妙なタイミング。
Posted by ブクログ
母親が幼少期に亡くなり、大好きだった歌を歌えなくなった鈴。現実世界で心を閉ざしていたが、インターネットの仮想空間で歌妓・ベルとして歌う事ができた。そこへ「竜」と呼ばれ恐れられている謎の人物に出会い、竜の孤独を癒したいと考え始めて…
仮想空間の「U」と言う世界が良くも悪くも怖いです。鈴も救われたかもしれないけど、目立てば目立つほどそれは諸刃の剣で、ほんの少しでも綻びが出れば壊れてしまう。でも、竜と出会った鈴が、現実世界でも大きく成長出来て良かったです。最後まで信じてくれたヒロちゃんが、鈴にとっては得難い存在でそれが救いでした。
父との関係や、しのぶとの関係も前進しそうでこれからが楽しみです。
毎回言ってますが、映像で観たいです!
Posted by ブクログ
原作読んだ後に映画みて、2年ぶりくらいに再読してるけどベルが歌ってるシーンは映画みてからメロディが自然と流れるようなってる
事故で亡くしたお母さんのことで、ネット上で悪く言われてから心閉ざしてお父さんと気まずい関係なってるけど「U」というネットワーク通じて他のキャラクターと出会ったりして成長していくストーリーやなって思った。
ラストは虐待発見して少年を救い出すことになるんやけど、おとんが子供に日常的に暴力、躾等してるとこ不特定多数のネットにあがるのも被害者側は嫌がるやろしそんなんされたら被害者側も心開くわけないし信じることなんてできひんくなるなんて。
傍観者が何かしてあげたいとか思ってても虐待受けてる子供が素直になるわけじゃないやろし関わりとか行政指導はいっても親含め環境とか変わらない限り虐待てなくならへん気するねんな。
被害者の心のケアとか必要と思うけれど