細田守のレビュー一覧

  • おおかみこどもの雨と雪

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    狼男に恋をした大学生と彼との間に生まれた姉弟の母子家庭模様。行政を避ける幼少期、秘密を抱えた小学校通い。初めての育児なのに花は余裕があるなあ。映画監督作品らしく擬音や映像的描写で耳や目に直に訴えて来る。文章はぶっきら棒的不慣れ感。早すぎる自立が逞しく、育児を終えさっぱりしたような花がちょっと寂しい。

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    2018年10月16日
  • 未来のミライ

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    横浜、建築家の父が設計した一軒家、5歳のくんちゃんのところに生まれたばかりの妹がやってくる。家族に語り継がれるお父さん・お母さん、おじいちゃんとおばあちゃんの逸話を垣間見る。過去と未来が重なる、中庭の白樫の木。

    監督、小説も上手。ビジュアルイメージ。日本の、現代に至るあるあるな時代変遷。

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    2018年10月13日
  • 未来のミライ

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    ネタバレ

    妹ができて世界が新しくなって、それに馴染めない(馴染みたくない)くんちゃんの、一歩ずつ前へ進むための物語だった。
    大きなエンターテイメント性はないけれど、いくつかの不思議な体験がくんちゃんを確実に少しだけ大人に近付けたように見えた。
    わたしは3つ下と4つ下に妹がいて、くんちゃんみたいな時期があったかどうかわからないけど(母の話だとたぶん初めからお姉ちゃんぶってた(笑))、わたしの母は8歳まで一人っ子で育って妹ができたから、突然できた妹に戸惑って好きくない時期もあって大変だったと聞いた。
    きっとくんちゃんもそうだったんだろう。
    それでも妹は妹で、これからずっと妹だから、上はそれを受け入れる以外に

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    2018年09月27日
  • 未来のミライ

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    読めば分かる、なぜこの時期の発売なのか、なぜ夏の映画なのか。本当に大事にしてほしいのは「今」。たしかにこれは大人も読むべき。

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    2018年08月14日
  • 未来のミライ

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    ネタバレ

    ミライちゃんの話というよりはくんちゃんが成長していく話。
    映画としては面白いかもしれないですが小説としてはどうも
    うすっぺらい感じでした。

    幼児のくんちゃんが未来だったり過去だったりの家族との
    ふれあいを通じて教訓を得ていくのですが
    タイムトラベルをするきっかけだったりも曖昧ですし
    その必然性が乏しいというか。
    内容もあまりなくてもう終わるのかという感じで終わりました。
    映画は見てみたい気はしますが本で読むには少し物足りなかったですね。
    (そもそもいい大人が読む本じゃないという話もある)

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    2018年08月12日
  • 未来のミライ

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    ネタバレ

    映画の予告編で観たくなるも、すぐ鑑賞できそうにないのでまず原作。
    妹の未来のミライちゃんや過去のお母さん、青年のひいじいじ等々、くんちゃんに繋がる様々な人が4歳の男の子の成長を導いていく。そんな不思議体験や家族の日常が唐突に場面転換していく脚本に近い内容だが、これが意外とジンジン胸を刺激する。くんちゃんのお母さんみたいに、母親になってからできるようになったこといろいろあるなぁと感慨深い。
    出産前に読んでいたら、全く心を動かすことなく「ふーん」で終わっていたと思う。その変化に気づいた時、何より自分が一番驚いた。

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    2018年07月19日
  • サマーウォーズ クライシス・オブ・OZ

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    映画の前日譚

    映画本編でも情報セキュリティ的に「こんなんありえねー」と思ったけど、やはり小説でも同様
    プライベートアカウントをそのままビジネスに使うんじゃない
    と、どうしても思ってしまう

    あと、サブアカ対策とかどうなってるんだろね?
    という設定に関するところで疑問に思ってしまう

    まぁ、ストーリーを楽しめればその辺はいいんだろうけどね

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    2018年05月14日
  • おおかみこどもの雨と雪

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    映画になっているのは知っていたが、確かにこれはアニメで見るとおおかみこどもの可愛さに死ねそうな予感がする。それぞれ違う道を選んだおおかみこどもの雨と雪、こどもの成長を喜びつつ寂しく思うがんばり屋の花、皆応援したくなるキャラクターだった。
    しかし、期待値が高すぎたせいか、思っていたほど心に残るという感じでもなかったかな。

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    2017年06月12日
  • バケモノの子

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    熊徹~!!
    泣けるシーンだろうなってところがいっぱい。
    九太がやけに急に大人になったなと思ったけど
    録り溜めてある映画を見る気になりました。

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    2017年03月27日
  • サマーウォーズ クライシス・オブ・OZ

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    ネタバレ

    映画より前の出来事 との事だが
    この小説で大きく成長したはずなのに
    それが映画冒頭では特に感じられなかった為
    若干違和感が。。

    でも映画より後の出来事 にしてしまうと
    大おばあちゃんとのエピソードが無くなってしまう訳で。。

    う~ん。。。

    KKとの絡みも三か月放置したとは思えないし。。
    パラレル扱いで良いのかな。。。

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    2016年05月27日
  • バケモノの子

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    映画良かったので、本でも読んでみたのですが、映像をイメージできて面白いところもあるのですが、小説だと最後急ぎ足の気がするのとやはり映像で見せる話のイメージがあり小説は微妙でした

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    2015年10月17日
  • バケモノの子

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    ネタバレ

    男の絆の深まり方が描かれているように感じますが、体当たりなので女性には分かり難いのではと感じました。主人公の九太と実のお父さんの関係、楓との関係、がちょっと宙ぶらりんで終わってしまったのが消化不良です。
    全体的には、中途半端な作品の印象を受けました。

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    2015年09月22日
  • バケモノの子

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    どこにも居場所がなくなった蓮が、
    人間界と密接にリンクするバケモノ界へ彷徨い込んだ。
    そこで熊徹に弟子入りし、成長していく彼の物語。

    映画を見ていなくても、
    読めば溢れるほどの色彩が飛び込んでくる。
    華やかさと孤独の対極が、作中に常に漂っている。
    弱さとは、強さとは、一体何でそれを私たちは推し量るのか?

    誰かを想う熱い気持ちや、そこに生まれる人種を超えた絆。
    傷ついても、傷つけられても、自分が大切な心棒は失わない心。
    そういうのを忘れずに持ち続けたいな。

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    2015年08月21日
  • バケモノの子

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    映画を先に観たので
    本を読みながら映画のシーンを思い出しながら
    読み勧めることができました

    それぞれの登場人物の視点で
    物語が語られる部分が
    文庫版のいいところかな~
    って感じだね

    なんとなく
    ぶっとんだ人物のベストキッド
    を思い出すような話しでした~

    映画を観て
    チコの存在が気になっていたけど
    本を読んでやっぱりそうなんだ
    っていうのが解りましたね。

    文庫も映画もそれぞれ良いところがありました。

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    2015年08月19日
  • バケモノの子

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    世界観や設定は好きだし、読みやすかったけど、きっと映像で観た方が楽しめるんだろうなぁと思いました。
    良い話ですけどね。

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    2015年07月29日
  • サマーウォーズ クライシス・オブ・OZ

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    サマーウォーズのスピンオフの作品。
    キングカズマ好きには嬉しいですね(*^_^*)
    サマーウォーズの世界観にハマったファンの為の作品ってカンジ。

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    2014年06月07日
  • サマーウォーズ

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    行方知れずとなっていた押し入れからの「発掘本」。ノベライズ作品としては映画のストーリーを過剰に手を加えたりせず、映像で再現しきれなかった各キャラクターの心理描写を丁寧に書き込んでいるのは好感が持てます。最後の「作品解説」の大森望、アンタうるさい!!

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    2014年05月04日
  • おおかみこどもの雨と雪(角川つばさ文庫)

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    先日、劇場版がTV放映されていたらしいが未視聴。母性の描き方などが多少話題になっていたので構えて読んだが、どうしてそんな叩かれ方をするのか全く判らなかった。素直に物語を楽しめばいいのにねぇ。

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    2014年01月01日
  • サマーウォーズ

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    人気アニメ映画、サマーウォーズの小説版。
    ライトノベルなので個人的に少し抵抗がありましたが、
    映画のシーンを浮かべながら読めました。

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    2013年12月20日
  • おおかみこどもの雨と雪(角川つばさ文庫)

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    不思議なお話。
    半獸の雨と雪。このお話は自立がテーマかな。離れていても心はつながっている。みんな自分の人生をいきなきゃね。

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    2013年01月26日